「“使ってないけど好き”な服たちを、手放せない私へ」


クローゼットの奥に、そっとしまってあるワンピースがある。

あれは3年前、たしか誕生日の前日に買ったやつ。

着たのはたったの2回。

でも、見るたびに「やっぱり可愛いなあ」って思う。


でもね、気づいてる。

今の私の暮らしには、たぶんもう合ってない。

毎日Tシャツとデニムで過ごしてるし、

そもそもヒールも履かない。

なのに、その服を見ると「いつか着るかも」「これが似合う自分でいたい」って思ってしまう。


多分その“いつか”は、来ない。

でも、“好きだった気持ち”まで捨てるみたいで、どうしても手放せない。


服なのか、記憶なのか、理想なのか。

私が手放せないのは、一体どれ?




この前ふと思った。

**「もう着ないけど“好き”って、恋愛だったら執着だよな」**って。

そろそろ、今の自分に似合うものだけに囲まれて生きるのもいいかもしれない。


ときめくけど着ない服。

高かったけど使わないバッグ。

「いつか使う」って言い訳の山。


それらを手放したら、たぶん私はちょっと自由になれる。

そして、また“今の私”が本当に着たい服に出会えるのかも。




だから今日はまず、一枚だけ手放してみようと思う。

クローゼットに向かって、「ありがとう」ってつぶやきながら。

名残惜しさと一緒に、新しい自分のスペースをつくっていく。今日もがんばろ!


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