なぜ会社を解散することにしたかと言うと、
時間や労力など、これ以上のエネルギーを会社に注ぐのが難しい
という一言に尽きます。
具体的には、
会社の資産を大きくすることで、利益を増やせる可能性はあるものの、
そうすることで更なる労働量が必要となり、
それを外注すると、そこそこの費用を払い続けることになることが予想される。
さらに、労力を減らすために、会社の経理をよりシンプルにしようとすると、
有価証券の運用方法に大いに制限をかけてしまうことになり、
その制限内での運用方法は、必ずしも自分がやりやすい運用方法ではないため、
運用作業に負荷がかかる。
それらの労力・費用・資産を、個人での運用に回したら、
遥かに効率よく運用できることが予想される。
その上、もう1人の役員の本業が忙しすぎる状況になりつつあり、
こちらの会社に労力を注ぐのが難しい。
以上から、会社を続ける価値を感じにくく、
また、会社をやめる手続きにも時間と労力がかかることを考えると、
できるだけ早く清算するのが賢明で、
子どもがその後始末をするようなことは避けたい。
こんなところが、会社を解散することにした理由である、
「これ以上時間と労力を注ぐのが難しい」という一言の、具体的な内容であります。