強風
仕事から帰ってきた。
その日は出張帰りのおとたまの洗濯物がたくさんあった
風が強かったからよく乾いたなぁ・・・と思いながら洗濯物を取り入れる
あれ?ここに干してたパンツなっかったっけ?
と疑問が頭に浮かんだ。
でもここにおとたまのパンツが二枚あるから数は足りてるよ・・・な・・・
ちがう!二泊三日で昨日帰ってきてお風呂入ってるからパンツは三枚あるのではないか!?
疑問が不安に変わる瞬間
冷や汗をたらしながらベランダの外をのぞく
芝生の上に夕日に照らされたおとたまのデカパンが!
おぅ・・・またやってしまった・・・
風で洗濯物を飛ばしたことが何度かある私。
パンツも2度ほどございます・・・(ボソっ)
洗濯ばさみでがっちり押さえてるんやけど!なんで?
と朝を振り返る。
洗濯物が多くて物干しざおの端っこに飛んで行ったデカパンと、ローの小さいボクサーを干した。
一番端っこのボクサーはがっちり洗濯ばさみで止めた。
予想を上回る強風でおとたまのトランクスがローのボクサーにかぶさり、洗濯ばさみの出っ張りをいとも簡単にすり抜けて飛んで行った模様(泣)
どうしたらよいかわからない頭でとりあえず写真を撮って、学校で授業を受けているであろうローに送りつけた。
「ズームしてご覧ください、これ拾った方がいいと思う??」
しばらくしてローから返事が
「拾いにいこっか?」
この子は神様なのか!!??
やった!拾ってもらえる!
おかんが取りに行くには急斜面ゆえ危険を伴うのである。
パンツ握りしめて滑落したのではシャレにならない。
ローが帰ってくる午後7時を今か今かと待っていた。
時折パンツが飛んでってないかも確認する。
駅着いたよ!
とローからの報告。
よし!とベランダで待機
しばらくすると
ガサガサっ!と音がして暗闇から神様、いや、ローが姿を現した!
ひょいとパンツを拾い上げて家に帰ってきた♪
助かったわぁ・・・
安堵とともに
誕生日、何買わされるんやろ?私・・・
と不安がよぎったのである(汗)
何年ぶりだろ
ママ友に上も下も同い年の子がいる人が何人かいる。
話も合うし仲良くしてもらっている。
お互いの子のこともよーく知ってる親戚みたいな感じだ。
ある日、ローがディズニーに行くという
ディズニーなんてもう何年も行ってないし、アプリになってルールとかシステムとか変わりすぎててわからないし、もう行くことなんてないだろうなぁ・・・
システムわかる人と行けばいいんじゃね?
そんなんわかるの若者くらいやん?
お母さんの周りでディズニー好きな人はみんな娘と行ってるからさ。
うちは男子だから子供とはいけないし・・・
え・・・行く?行くよ!一緒に!
え??ほんま!!ほんまに連れて行ってくれるん???!!!
おかんの食いつきにおののいたロー
一緒に行くとは言ってみたものの、こんなテンションのおばはんの相手を一日中するのは面倒になったようでスマホを手に持って誰かに連絡している
ん!大丈夫!まさとに連絡しといた
おかんと一緒にディズニー行ってやってくれ!って
へ?まさとのママ?確かに娘とよくディズニー行ってるけどさ・・・
仕事も忙しそうだし、ディズニー高いから娘以外と行ってくれるかなぁ??
しばらくしたら
まさとから連絡来たよ!おかんディズニー行きたいの?
いつでもお供するよ~
ありがたき幸せ。
俺はまさとと飲みに行くからおかんはまさとのママとディズニー行っておいで!
うまいことローに逃げられたけど、念願のディズニーに足を踏み入れることができるおかんでありました。
前だけを見て
20年来のママ友と久々にあった。
おしゃべり、報告が止まらない
午前中からお昼を過ぎてもしゃべり足りない
海の見えるベンチに座ってしゃべるしゃべる
おだやかな波や航行する船をみながら話し続ける
気持ちの良い気候だったのにきゅうに風が強く吹いてきて肌寒くなった。
持ってた上着を着ようとふと周りを見るとあんなにたくさん人がいたのに私たちだけになっていた
空を見上げると暗雲たちこめ、ごろごろ~と雷まで!
正面の海は変わらずの晴天
しかし自分たちの頭上は曇天、ポツポツ雨粒落ちてきた!!
いそげ~と逃げるおばはん二人組
前を向くっていい言葉やけど前だけ見てたらあかんなぁ・・・と学んだ二人であります