2019年夏頃、幼稚園でのピアノレッスンからずっと見ていた女の子の母親Rの話です。今は県外へ引っ越してようやく定住出来た転勤族でした。


実はメンターからはこの出会いを聞いていました。

「こんの親は…」

「あぁ…旦那に女いるわ。それを知ってるか…気づいてる」

「悪いなんて思ってないわね」

「あなた傷つくわよ?」

「あー…こんな引き離し方をしたら…」

この台詞が全部、Rを表しているかはわかりません。あと女の子については…

「前世であなたのお母さんだったようね。今回、様子を見に来たみたい」

この言葉の通りいつもレッスンを楽しみに来てくれてやる気満々。物凄く私に懐いてくれていて、祖父母をレッスン会場に連れてきたほどです(家族全員に見学させた感じ)。


自分の漢字の一部を娘につけるのは家庭の都合なので良いのですが、教室申込当初、文字から感じる不具合はありました。実際Rに会ってみると人が良さそうな印象でした。


ただ娘さんピアノ2年目の発表会、一緒に連弾をしたいと申し出た(別の)女の子と共演で、ピアノアレンジが難しかったのかRの娘さんは完璧に弾けてて、別の女の子は最大級の失敗をさせてしまいました。両家族には大変な迷惑を掛けてしまいました。

これは私が悪いです、私のせい。私がダメだった。このこ達は何も悪くない。


それで激怒しているのかと思いきや(あとで聞くとそれが理由ではないと)、娘さんからのゴリ押しでRは嫌々自宅レッスンを希望しました。その証拠に4月、5月はいきなり休会(娘の気持ちが変わるかと思ったか?)、明けてレッスン再開となった時に表情、特に目が笑っていないのです。娘さんは楽しそうに来てくれているのに、Rの怒りが常に伝わってきました。

引っ越しでピアノを辞めると話を聞いた時に〝まさか、この母親が引き寄せた?そこまで私が嫌い??〟と感じさせるほど出会った時よりも雰囲気が激変していました。


私が娘さんに話し掛けた時にRの気が嫉妬で燃え上がるのです。そばにいてそれを感じました、怖いくらいに。

『幸せな結婚、満たされた心』がRには無かったのでしょうか?娘さんに対して「ここはダメ、絶対ダメ」と私のいる空間で言ってた理由のひとつに…

おそらく当時、私の実名で世界に公開していたSNSの内容を見たのかなと思います。元恩師への愚痴や高飛車なワードばかり書いていた、私にとっては最大のSOSでした。

〝あれを見たら「コイツやべぇ」ってなるよね〟

結果的には、好きな人にだけ自分の思いが伝われば良いわけで匿名にも出来て閲覧数もわかるAmebaにやって来ました。


『キャプテン・リノ』というゲームが児童館にあって、Rの名前がそのまま出てきたので苦々しく思い出すことになりました。

ちなみに名字【藤】がつきます。私にとって因縁の文字でした。


2020年お正月、神社に友人が迎えに来てくれた時には、この件によって私自身かなり傷ついており、元恩師の呪縛もあり『拒絶しなければ』は最大限に増幅されていたのです。


本当にごめんなさい。