久留米シティプラザに
「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」を観に行った。
さすがに三谷幸喜、人気がある。
「満員御礼」の力強い文字に
劇場の喜びが感じられるなぁ(笑)
「緋色の研究」でデビューする前の
ホームズとワトスン博士のお話。
カッキー演じるホームズは
若々しくて、可愛らしい。
名探偵の素質はあるものの、
今風に言えば、コミュ障❓
佐藤二朗演じる、年の離れた
ワトスン博士は父親みたい。
2人の関係も今風に言えば、
ちょっとおっさんずラブ風❓
ポスターの三人以外のキャストを
はっきり記憶しないまま見始め、
「上手いなぁ、誰❓」と思ったのは
元フジテレビアナの八木亜希子。
どうりで台詞が聞き取りやすい筈だ。
序盤、佐藤二朗の演技が
嘘くさかったり、広瀬アリスが
大袈裟だったりは訳ありで。
2幕頭の佐藤二朗&八木亜希子の歌。
あれ、必要❓
休憩後の観客の関心を呼び戻す為
なのかもしれないけど、
上手くない歌は聞きたくないのよね。
その点、広瀬アリスは歌上手かった。
演技も頑張ってたし。
はいだしょうこ、横田栄司。
こういう声音に特徴のある人、
好きだなぁ。
舞台ってアップもないし、
似たような声質の人ばかりだと
単調になるような気がして。
当て書きって事もあるし、
皆さんイメージに合ってて良かった。
ただストプレ初主演のカッキー。
台詞はもう少し頑張ってね。
佐藤二朗&八木亜希子の歌の場面での
ダンスはさすが元劇団四季だけど。
あとカテコでの挨拶もね。
締めって大事だと思う。
カテコが良いと「良かったなぁ♪」と
満足して帰れるから。
12日が誕生日らしく、
ロビーには中国のファンからも
大きな花がありました。
芝居自体は三谷幸喜らしく
少ないキャスト、
ワンシチュエーション、
台詞で笑わせるコメディ。
セリなどの舞台装置も使わない。
さすがにカードゲームの場面は
映像を利用してた。
そりゃそうだよね。
舞台じゃトランプの文字なんて
見えないもん。
で、ホームズが謎解きというか
解説するんだけど、ここがどうも。
私がお馬鹿さんなんだろうけど、
説明をすぐに理解できない。
小説なら読み返せるけど。
終盤のシャーロックと
ワトスン博士2人のシーンは
とても良かったと思う。
三谷幸喜の舞台は生で2作、
WOWOWで4〜5作見た中では、
「ベッジ・パードン」と
「ホロビッツとの対話」は好き♪
でも、それ以外はね。
私的には舞台はもっと強烈に
楽しかったり、面白かったりしたい。
新感線や井上芳雄と比べると、
おしゃれだけど物足りないの。
なので遠征してまでは観ない。
人気あるから、WOWOWでやるし。
終演後、一応、楽屋口で待ってたら、
カッキーが出てきて握手してた。
写メ禁止だったけど、
素顔は舞台やTVで見るより、
彫りが深くてイケメン^_^
ただファンが並んでないの。
スタッフさんが促すべきだと思うな。
観劇前のランチは「香炉」へ。
目新しさはないけど、
いつも美味しく、これで1300円なら
コスパもいい。
夜はラグビーW杯日本戦に興奮し、
ラスト20分は「止めろー、潰せー」
と叫んでました(笑)
「いだてん」も良かったなぁ。
裏番組がラグビーじゃ、
視聴率は伸びないんだろうけど。
歴史的なヒーローを求める
大河ファンにはつまらないのかも
しれないけど、オリンピックを巡る
様々な面が描かれていて、
とても良いドラマだと思う。
台風の被害が明らかになってきて、
芝居やスポーツ、ドラマに
浮かれているのは申し訳ない
気もするけど、自分のできる
被災地への応援をしようと思う。