オカンも子育てする立場として振り返ると、反省することがあります。
幼児教育、カウンセリング、ABAのクラスまで取り尽くして、さぞ完璧な子育てができているでしょうなどとよく言われます。オカンのお子さんたちは幸せね、お母さんがプロだもん。
「プロ!?」なんのプロでしょう?子育てのプロがいたら是非見てみたいものです。

今回のABAのトピックは、"Creating Opportunities"についてです。
要するに、わざと機会?チャンスを作ってコミニュケーションを使わないと思いが通じない場面を増やすということですな。

オカンの携わるセラピーのクライアントさんの多くは自閉症を持つ子供達です。自閉症と言っても10人十色で、これが自閉症ということではないのですが、やっぱりコミニュケーションに必要なパズルのピースが少なかったり、持ち合わせてない場合が多く。。。

例えば子育てをしていると、言葉がなくても、自分の子供が何が欲しいか、何をして欲しいかが解ってしまうことがありますよね?ママさんなら。

でもそれはママに通じるだけで、社会に出た時に他人には伝わらないのです。
なのであえてチャンスを作って、お子さんが何を伝えたいのか、言葉や動作で表現する力をつけさせる練習なのです。

小さいこどもが、「あーあー」と言ってお菓子が欲しいとしましょう。そこでママさんが、「お菓子が欲しいのね」と手渡してしまっては、そこでそのプロセスは終わってしまいます。

できれば、指をさしたり、「おやつ」と言えたり、「ください」と言えるそんな練習をしていくことが
"Creating opportunities"なのです。

こどもが、欲しいものが手に入らず癇癪を起こした時には与えず、「ください」「お菓子」と言葉で表現したり、指をさしたり、目標として設定した行動を行えた時にだけ与える、ということを繰り返し行うのです。

もう少し大きいこの例で言うと、「今日の夕飯はカレーよ!」とこちらから情報提供すれば、「ふーん」もしくは無視で終わるかもしれません、ところが、「今日は美味しいもの作ってるのよ!」といえば、「今日のご飯は何?」と食いしん坊や、お腹が空いたこどもなら聞いてくるかもしれません。聞いてこなければ、聴くように合図を送り、「カレーだよ」と返答。「わーい」もしくは「ふーん」で終わってもそこにコミニュケーションのパズルのピースが増えるわけです。

こうして毎日の生活の中に関わりを多く持っていくことで、お子さんのコミニュケーションのバリエーションが増えていくわけです。

家庭内でのコミニュケーションの質を上げていくためにも少し気にかけてみるとだいぶ違う子どがあります。。。
実は、ブログをほったらかしていた間にオカンは転職しておりました。もちろん!職業オカンは変わりませんが、ABAセラピストとしての仕事につき日々学んでいるところです。生涯勉強ですな。はい。Applied Behavior Analysisと言いまして、行動面のパターンを分析して、そのこどもにあったサポート方法を考えていくというセラピーなんですが。。。

今回声を大きくして書きたいことは、早期療育についてです。早期療育?何のことやらとお思いになるかもしれませんが、早くにお子さんのためにできる限りのサポートを受けて、やれるだけのことはやる!という事です。このやれるだけっていうとこがポイントなのですが、実はやれるだけの事は無限大なのです。早ければ早いほど。。。メキメキスキルアップできるのです!小さいほど!

2歳、3歳になって、コミニュケーションが取れないな、言葉の面で不安だな、幼稚園で色々先生からいわれるな。。。と色々悩んでいると、いったい何が普通で、何が普通じゃないの?なんて分からなくなる事あります。親なら誰でも。

違う。大丈夫、なんでもない。と思う前に、まずは何ができるでしょうか?何をサポートできるでしょうか?自分のためにではなく、お子さんのために。。。別にABAセラピーが全てではないです。まずは受け止める事、そして前に進む事、それこそが、早期療育。お子さんのためにできる最初の一歩ですね。そんな保護者の皆さんと歩んでいけたらと思い、このお仕事を始めました。我が子ではないですが、正直日々見えてくるこどもの成長は、障害があるなしにかかわらず嬉しいものです。でも時折、もう少し早くセラピーを始めることができていたら、この子はもっと。。。と思うこともあるのです。少しでも多くのこどもがハッピーでいっぱいになりますように。。。

すっかりぽっかりほったらかしのブログです。
本当にマメじゃないのが、、、ねぇ。反省ですが!

おかんは怒っておいります。なんで?なんでなの?むかっ
いったい何がどうなってるの?
ってことが多い今日この頃。

おかん家の長男まったくもって、何回も何回も同じ事で𠮟られています。
今度からがんばる~とか気をつける~とか聞き飽きたなぁ。。。

本当になにを考えてんだか!親子の対決が耐えません。
期待をしてしまうからかしら?でも子供に期待しないのもちょっとねぇ。

何を期待しているんだろうねぇ?おかんは?
将来良い大学に~とか、良い仕事に~なんて期待をしていない!ことはない。
でも何より、自分の為なんだよ?ってことがやっぱり子供にはわからないわよね。

だっておかんだってティーンの頃にそんな深く考えていっぱい勉強とかしなかったし、
何回も同じ事𠮟られてたかも。

健康で、優しい子に育ってほしいなんて生まれたときは言ってたのに、親も欲張りに
なってしまって、つい反省汗

ガミガミ𠮟ってばかりの母親なんていやだよね。

あ~~明日は大好きだよって言おう!