お久しぶりです。

今月26日に54歳の誕生日を迎えました。

53歳は保護猫活動のお手伝いをたくさんさせていただき、行動範囲も広がり、心病にも良い刺激になりました。

54歳も少しでも多くの不幸な命を救えるように頑張っていきます。

TNRはブログや画像でみて知っていた私の想像を超える大変さでした。

捕獲現場から病院までの往復、糞尿で汚れた捕獲器や捕獲器を包むシーツの洗浄。

人馴れした子や仔猫を保護した場合の預かり先の確保、病気や怪我の子の治療、そのための病院までの搬送など、まだまだ書ききれないほどの苦労がありました。

その分、やりがいもすごくあります。

無事保護できた時や病気が治ったとき、保護猫にずっとのお家が見つかったときの達成感や嬉しさも、今まで感じたことのないものでした。

保護猫活動にかかわって、命の儚さも目の当たりにしました。

病気の猫の急変、特に仔猫はあっという間に虹の橋へ向かってしまうこともありました。

今、FIPという病に冒されながらも必死に生きようと頑張っている小さな小さな命があります。

生後3ヶ月ほどの黒猫の女の子、クックちゃんです。


小さな身体には、腹水がパンパンに溜まってしまっています。

目は、もっと小さい時にお母さん猫から感染った猫風邪の影響で癒着が酷く、痛い治療にも何度も何度も耐えてきましたが良くならず、もう少し大きくなったら不妊手術と同時に切開する予定でした。

そんなクックちゃんにさらにFIPという恐ろしい病が襲ってきました。

どうしてこの子ばかりこんなに辛いことばかり起こるのか…

FIPに効果があるとされている薬があるのですが、未認可でかなり高額で84日間毎日続けるというものです。

この小さな命を救おうと、高額ですが未認可の薬を使っての治療を始めました。

薬が効いてくれることを願って、

クックちゃんの生命力を信じて、

FIPが寛解するように治療を続けていきたいと思っています。

私がお手伝いさせていただいている団体「神戸ノラネコTNR実行委員会」は、

地域猫活動に取り組むボランティアの有志がつくる市民団体です。

まだまだ資金が足りていないのが現実です。

でも、クックちゃんを何としてでも助けたいと治療に踏切りました。

皆様に厚かましいお願いではありますが、

クックちゃんの治療費、今後の活動にご支援をお願いいたします。

どうか、よろしくお願いいたします。


★振込先★

ゆうちょ銀行
【記号】  14350
【番号】  62704501
コウベノラネコティエヌアールジッコウイインカイ

✱他の金融機関からお振込みいただく場合
ゆうちょ銀行
【店名】  四三八(ヨンサンハチ)
【店番】  438
【預金種類】  普通
【口座番号】  6270450
コウベノラネコティエヌアールジッコウイインカイ


よろしくお願いいたします。




〜FIPとは〜
猫伝染性腹膜炎の略称。
猫伝染性腹膜炎ウイルスの感染によるもので、一度発病してしまうと死亡率が非常に高い恐ろしい病気です。病名のとおり、腸炎や腹膜炎を起こします。 伝染性腹膜炎にはウェットタイプとドライタイプの2種類があります。 ウエットタイプ(滲出型)は体に腹水、胸水などがたまってしまいます。したがって、お腹が出てくるような見た目になります。 また、熱が出て下痢や便秘、嘔吐などの消化器の異常が出てくるため、脱水状態や貧血状態が確認できます。場合によっては黄疸が確認される猫もいます。 伝染性腹膜炎を発症した猫の内、多く見られるのがこのウェットタイプです。 
一方、ドライタイプ(非滲出型)では、体に水がたまることはありません。しかし、腎臓や肝臓にしこりをつくったり、脳内が炎症を起こしてしまうことによる神経症状が現れます。 伝染性腹膜炎の原因は猫腸コロナウイルスの一種で、感染した猫の排泄物などを通じて他の猫に経口感染すると言われています。 多くの猫が猫腸コロナウイルスに感染していると考えられていますが、猫腸コロナウイルスの病原性はきわめて低いです。しかし、体の中に入り込んだ猫腸コロナウイルスが突然変異を起こして伝染性腹膜炎ウイルス(FIPウイルス)になり、伝染性腹膜炎を発病させると考えられています。 ただし、感染している全ての猫のウイルスが突然変異を起こすわけではありません。