普段は，沈着冷静で我慢強い木王星ですが，どうしてもこの運気低迷０地点年は辛くて，動いてしまう人が結構居るのです。あるいは，いつもより軽はずみな行為をしてしまったり・・と。
しかし，この３年間は「エネルギー充填」の期間なのです。ですので，焦って動くと，運気低迷のまま犯罪行為にまで走ることになるので要注意なのです。
本来なら，コツコツと努力を積み重ねるのが得意な「技術職」「アーテスト｣「俳優」適職の木王星なのに，彼女は「看護師」という職業だった為に，木王星の「気質」が活かせなくて，満足感が少なかったと判断できるのです。ですので，買い物依存症にもなってしまったのです。
三浦和義さんも，吉田純子さんと同じやり方の犯罪パターンです。
・保険をかけて殺人した後，保険金(戌要素）を受け取る
・ターゲットとした人の「経済＝多額の定期預金（酉要素）」を横取り。
→オレオレ詐欺的犯罪＝猿(申)芝居要素
・監獄に入っても「自分は無実」と罪を認めない
・何度も同じ手口で罠を仕掛ける（再開＝何度も＝申要素）
・俳優業適職なので，説得力のある話し方ができる。
・思考形態が緻密なので，人を巻き込んででも目的を達成させる。
・恋愛感情が無くても経済力目当てで付き合い，犯行に及ぶ。
以上の要素を持ち合わせているのです。
犯罪を犯してしまう人は，自分の持って生まれた気質をうまく活かせなかった人がほとんどなのです。ですので，いわば自分自身も「被害者」なのです。
ですが，犯罪には「加害者」「被害者」も共に居るのです。ですから，自分が「加害者」にならない人生設定をする事が，何より大切になってくるのです。
では，木王星（陰－）の三浦和義さんの犯行パターンを検証していきます。
・1977年(巳） 夫のいる白石さんと交際
・1978年(午)2月 白石さんが三浦の経営する会社の取締役に就任
・同年 6月 二人は同棲スタート
・1979年(未)3月 白石さんが夫と正式離婚。
・同年 3月29日 ロサンゼルスに白石さんの入国記録有り。
ハリウッドのホテルに宿泊→以後行方不明。
・三浦さんは3月27日にロサンゼルスに入国し，4月6日に帰国した。
・その後の犯行の様子…三浦さんは，白石さんの口座に5月8日に振り込まれた前夫からの慰藉料426万円を，5月18日から6月12日までに計42回にわたり引き出した。
※1979年(未)5月4日，ロサンゼルス郊外で身元不明のミイラ化した東洋系女性の遺体が発見された。1984年(子)3月29日に歯型による遺体照合により身元が白石さんであることが確認された。
※マスコミに嫌疑にかけられ，「もう一つのロス疑惑」として報道されたが，証拠不十分のため日本では三浦さんは立件されなかった。ところが米国捜査当局は三浦さんが自殺する直前に白石さん殺人容疑で訴追，再逮捕する方針を固めていたことを現地時間2009年1月10日に元捜査官が明らかにした
＜ロス疑惑＞
・1981年(酉)8月 ロスで三浦さんの妻がアジア系女性に頭を殴打される。
・同年 11月 ロスの駐車場で銃撃され妻が頭を撃たれ意識不明に。
・1982年(戌)1月 三浦さんは「悲劇の夫」としてマスコミに登場。
アメリカ軍の協力を得て妻を日本の病院に移送。
・同年 11月 妻は意識が戻ることはなく死亡（神奈川県の病院で）
・三浦さんは、保険会社3社から計1億5500万円の保険金を受け取った。
※1985年(丑)に三浦さんの愛人である日本人のB子が，1981年8月の妻傷害事件における犯行を産経新聞上で匿名で告白。
※1985年9月，警視庁は三浦さんを妻の殴打事件の殺人未遂容疑で逮捕。
※1988年(辰)10月20日，三浦夫妻銃撃事件で殺人共謀犯として三浦さんと共に実行犯とされたガンマニアでロス在住の駐車場経営者Ｃ男が逮捕された。
※2008年2月22日，アメリカの自治領サイパンで，三浦はロス市警の警官に殺人容疑で逮捕された。（アメリカでは時効制度は存在するが殺人に関しては時効は存在しない）
※2008年10月10日，ロサンゼルス市警内の留置所にて三浦さんが首を吊っているのを発見された。
2008年は，木王星（陰－）の三浦さんにとっては「経済年＝結果が出る年」だったのです。ですので，「結果，犯罪を犯した罪で捕まってしまった」と判断する事ができるのです。
三浦和義さんの経歴を検証すると，父方の叔母に元女優の水の江瀧子さんであることから，水の江のプロデュースする映画で石原裕次郎の少年時代を演じる子役として出演したこともあったのです。
子役時代、撮影所のスチール担当者から「やっぱり大きくなったら役者になるんだろう」と話しかけられたこともあったそうです。
しかし，日立市へロケに行ったとき、芸能界の嫌らしさに愛想が尽きて勝手に帰宅、そのまま芸能界から引退したとのこと。
日立市⇒茨城県の主要都市ですが，「茨城県＝寅方位」ですので，三浦和義さんの「背信地点×」の地域だったのです。ですので，彼は「努力した事がうまく評価されずにけなされた」となってしまったと判断できるのです。誠に残念な結果となってしまった様です。
方位を侵せば，どんなに相性が良くても，うまく物事は進まず，却って「停止」する様な事が起きてしまうのです。
彼が犯罪に手を染めてしまった時は，「フルハムロード」という会社で，雑貨輸入販売業をしていました。「輸入業＝辰要素」ですので，彼は「タブー職＝清算要素」の仕事をしていたのです。「清算要素」に関わると，どうしても「何かを清算したくなる」のです。ですので，収入があっても遣ってしまう生活となって，人間関係も信用も次第に冷えつき，孤立してしまったはずです。「こんなはずでは・・」と言うような，問題を抱えながらの，経営となってしまったと考えられるのです。
ですので，常に「金銭がらみの問題」を発生させていたと判断できるのです。何もまとまらないし，全然満足できない・・・そんな生活をしていたはずです。ですので，三浦和義さんは，マスコミの注目が却って嬉しかったのかもしれません。
適職に従事すれば，仕事が自分を守ってくれる。
反対に，タブー職の仕事に関わると，どうしても人生がうまく流れない。なので，精神状態も荒れてしまい，時として犯罪行為にまで及んでしまうのです。
ですので，今の仕事が「適職なのか」「タブー職なのか」を検証する事を，是非お勧めします。
では・・・また
