火王星丑年うまれ(人気の性)  イラク元大統領 サッダーム・フセイン

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火王星 丑年うまれ(人気の性)  イラク元大統領 サッダーム・フセイン



今回は、あの独裁者サッダーム・フセインを検証していきます。


★サッダーム・フセイン

イラク共和国の政治家。スンナ派のアラブ人であり、イラク共和国の大統領、首相、革命指導評議会議長、バアス党地域指導部書記長、イラク軍最高司令官を務めた。


・1937年4月28日(丑年・人気)...イラク北部、ティクリートのアル=アウジャ村にて生まれる。

・イラク・・・未地点(フセインにとっては0地点の国)

<略歴>

1957年(酉年・開拓)...バアス党に入党。
1959年(亥年・決定)...アブドゥルカリーム・カーセム首相暗殺未遂事件で死刑判決を受け、エジプトに亡命。
1963年(卯年・再開)...イラクへ帰国。結婚。
1964年(辰年・経済)10月14日 ...逮捕投獄。

1966年(午年・背信)...脱獄。
1968年(申年・清算)...バアス党によるクーデターに参画。バクルの大統領就任を助ける。

1979年(未年・0地点)...大統領就任。

1980年(申年・清算)...イラン・イラク戦争開戦。
1990年(午年・背信)...クウェートを占領。
1991年(未年・0地点)...湾岸戦争に敗北。
2003年(未年・0地点)...イラク戦争開戦。
2003年(未年・0地点)...息子のウダイとクサイがアメリカ合衆国軍との銃撃戦で死亡。
2003年8月(未年・0地点)...アメリカ合衆国が懸賞金をかける。

2003年12月14日(未年・0地点 子月・健康)...サッダーム逮捕。

2005年10月19日(酉年・開拓)...特別法廷で初公判が開かれる。
2006年11月5日 (戌年・生長)...イラク高等法廷にて、人道に対する罪として死刑判決。
2006年12月26日(戌年・生長)...同法廷にて1審死刑判決が控訴審で支持され、死刑確定。

2006年12月30日(戌年・生長 子月・健康)...サッダーム刑死。


※フセインは、[人気生まれ」だったので、存在感のある「カリスマ」的な人だったと思うのです。「環境と人に恵まれる」人生をたどる事が出来る星の人だったのですが・・。


・しかし、彼は小学生の時から銃を持ち歩き(当時、銃を持つのはティクリート一帯で普通のことであった)、素行の悪さから学校を退学させようとした校長を脅迫して、退校処分を取り消させ、1947年(亥年・決定)に叔父とその息子アドナーン・ハイラッラーと共にティクリートへ出て叔父が教師を勤める同地の中学を卒業したようです。

※素行が悪い・・・これは相性の悪い人に囲まれて育ったが故の結果だったと思うのです。

※もう一つ考えられるのは、火王星(陰)の人は、人生大運で考えるならば、12歳頃から徐々に人生の環境に恵まれない・・そんな状況下に置かれてしまうのです。(どん底は、30歳なんですが・・)ですが、フセインは「人気生まれ」なので、環境に恵まれない地点では「人に助けられる」て、卒業できたのでしょう。

・1964年(辰年・経済)10月14日 逮捕投獄。

※「経済年=結果が出る年」なので、以前にも説明しましたが、「自分の蒔いた種は、自分で刈り取る地点」なので、フセインもやっぱり自分が犯してしまった罪を償わなければならなかったわけです。

・1966年(午年・背信)...脱獄。
・1968年(申年・清算)...バアス党によるクーデターに参画。バクルの大統領就任を助ける。


※残念なことに「脱獄」してしまい、その上クーデターに参加して、「動いてはいけない」この「0地帯年」で、かなり活躍してしまった様です。彼は、特に「人気生まれ」なので、自分でがむしゃらに動くよりも、流れに任せて生きた方が運気的に良い方向にいくのです。


・1979年(未年・0地点)...大統領就任。


※彼は、罪の償いをするチャンスを自ら捨てて、この冬の地点である0地帯年で動いてしまったので、どうしても流れは「冬でのラッキーチャンス」が訪れてしまったようです。「冬での幸運」は、どうしても「停止」「死」「破滅」「厳しい冬」を結果として招いてしまうのです。


・1980年(申年・清算)...イラン・イラク戦争開戦。
・1990年(午年・背信)...クウェートを占領。
・1991年(未年・0地点)...湾岸戦争に敗北。
・2003年(未年・0地点)...イラク戦争開戦。
・2003年(未年・0地点)...息子二人がアメリカ合衆国軍との銃撃戦で死亡。
・2003年8月(未年・0地点)...アメリカ合衆国が懸賞金をかける。

・2003年12月14日(未年・0地点 子月・健康)...サッダーム逮捕。


※案の定、0地点での大統領就任以来、彼の出来事は「0地帯年(背信・0地点・清算)」ばかりとなってしまった様です。彼は、独裁者として、決して幸せだったとは考えられません。0地帯でスタートしたことは、常に0の要素が絡んできて、うまく人生が回らないからです。


※0地点でスタートした物事は、もって「24年」とされています。彼も、その通りで見事24年で崩壊しています。やはり、この運気の法則を知らずにスタートさせることは、かなり危険が伴うようです。


★フセインがアメリカ軍に逮捕されて取調べを受けた時の問答の一部。

・ピロ氏(レバノン系米国人でFBI・対テロ部門主任)から、「なぜ、かかる愚かな行為をしたのか」と問われた際、サッダームは

「大量破壊兵器を持っていないことが明らかになると、核を保有しているイランに攻め込まれ、国家がなくなってしまうのではないかとの恐怖があったから」

と答えている。

※彼は、火王星の人なので「心配性」なのですが、0地点で大統領になってしまったので、かなり心配性になってしまったと考えられます。0を使うと、どうしても「やり過ぎ現象」「骨身を削る現象」「かなりの心配性や傷つき現象」を起こしやすいのです。

・ピロ氏は

「彼は魅力的で、カリスマ性があり、上品で、ユーモア豊かな人物だった。そう、好感の持てる人物だった」

と回想しています。同様の感想をサッダームが収監された米軍収容所の所長だったジェニス・カーピンスキー元准将も述べており、よく若い監視役の米憲兵の話相手となり、ある時はアメリカ兵の職場結婚の相談などにも応じていたというのです。

※彼は「人気生まれ」なので、「カリスマ性」があるのです。そして、火王星の人は、苦労性ですが、思考力もあり知的な人が多いので、「相談役」にはもってこいの人達なのです。

※フセインも、平和な地域に生まれていたら、火王星の人の適職である市役所勤めや学者などをして、家族の事を守り、幸せに暮らせたのではないか・・そう思うのです。


では・・・また乙女座ぴかぴか(新しい)