新橋演舞場へ五月大歌舞伎を観に行ってきました。

5時間くらいあって、疲れるんじゃないかなぁって

はじめは思ってたけど、もう全然!!



衣装もセットも色が鮮やかで、ホント見事☆

歌舞伎役者さんの舞台の上で表現する技術って

ため息が出るくらいスバラシイ!!



3つ演目があって1つめはね、石川五右衛門。

吉右衛門さんが悠々と宙を舞うんです。

京都のお話なので、馴染み深く、

自分の育った町でこんな歴史があったのかぁ。

知らない事いっぱいだなぁ。と、思いつつ。



そして2つ目は京鹿子娘道成寺という作品。

女方が一人であでやかに舞い踊る屈指の大曲と言われてるそうで、

いくつもの衣装をぶわぁっと引き抜くんですが、

さまざまに移り変わる女心が表現されてて

少し胸が熱くなりました。



そして3つめ。これは面白かった!吉右衛門さんおもしろい!

これも恋物語なんですが、かわいらしい結婚前の女の子の

乙女心をうまぁくおもしろぉく引き出して

微笑ましい気持ちで見てました。

後半はね、その柔らかい娘の表情からは想像もつかない

激しくて切なくて苦しい恋の模様が表現されてるんですが、

女なら誰しも気持ちが分かるんじゃないかなぁ。



歌舞伎。全然敷居も高くなくて、肩の力を抜いて楽しめました。



あたしのお勧めはイヤホンガイド!お話を分かりやすく

解説してくれるから、内容も良く分かるし、

衣装やセットの事まで教えてくれて

2倍楽しめるはずよん☆☆☆