本多孝好さんの《FINE DAYS》
お財布・携帯電話・鍵・手帳・文庫本。
あたしが家を出る時の5点セット。
この中に本多孝好さんのこの本を持ち歩く日を楽しみにしていました。
文庫本にやっとなってくれたぁ~!
この人の小説が好きです。
言葉の使い方が、目線が好きです。
やさしくてキレイで、心の中の言葉にするのがなかなか難しい気持ちを
とてもさらりと表現してあって、
それでいて実は心の中にある人に見せたくない淋しさや弱さや汚さも、
時に辛辣に描いてあるところ。
でも夢があるの!!
ってまたあたしは、言葉遊びが下手だなぁ。。。
『夢がある』だって。
ストレートすぎるだろっっっ!
と、自分にツッコミを入れる。
そして自分でヘコむ。
と、まぁこんな事をこんなふうにストレートに表現していないから、
この本多さんの本はおもしろいのです。
ぜひ機会があれば読んで見てください。