憎しみとか、恨みとか、
一般的には良しとさらない感情は、
何かに対してとんでもなく、
愛情があった証拠だと思う。


昔から源氏物語に出てくる、
六畳の御息所が生き霊ときして
光源氏の愛する人を呪うシーンを見て、
怖いと思うどころか、
美しいと感じていた。


もちろん、彼女がやったことは悪いこと。
でも、彼女が光源氏を恨むほど
好きだったという
心に対して美しさを感じていた。


憎しみの先には必ず
愛する対象がある。
それを素直に出せなかったとき、
恨みとして出るのかもしれない。


どうせなら、
「大好き」「愛してる」という
形でだしていきたいね。