2年生のみなさん、こんにちは!現3年新歓係です🌸

 

先日のブログで告知していた現4年生からのメッセージが届いたので、掲載いたします。以下の質問項目に2人の先輩に答えて頂きました。岡本ゼミで2年間過ごした先輩方からのメッセージなので、岡本ゼミの雰囲気をより知っていただけるかなと思います!

 

【質問項目】

〇岡本ゼミの2年間を通して、楽しかったこと・辛かったことを教えてください。

〇卒論について感想を教えてください。

〇岡本ゼミのおすすめポイントを教えてください。どんな人におすすめですか?

〇岡本ゼミの活動を通してどんなところが成長できますか?

 

S.Yさん

 

〇岡本ゼミの2年間を通して、楽しかったこと・辛かったことを教えてください。

楽しかったことは、4年の夏に行ったゼミ合宿。3年生がスケジュールを組んでくれたのですが、夏を満喫できた3日間でした。
辛かったことは、ゼミが始まって3回目くらいまでのSPJの話し合いですね(笑)
まだお互いのことを探り探りなのに議論を進める必要があって、毎回神経をすり減らしていました……。
慣れてきたらすごくスムーズに進みましたし、メンバーで協力して発表を成功させることができた時は嬉しかったです。

〇卒論について感想を教えてください。
自分の好きなテーマで進められるのは本当に楽しいです!
でもその分、どこまで突き詰めたいかなど考えることも多く、一筋縄では行かないこともありました。
それでも、岡本先生は最後まで私たちに「好き」を追求させてくれて、アドバイスしてくださるので、そこがこのゼミの良いところだと思います。

〇岡本ゼミのおすすめポイントを教えてください。どんな人におすすめですか?
自分の「好き」を持っていて、他人の「好き」に興味を持てる人におすすめです。
いろんなことに興味を持って、異なる土壌で育ってきた人が、ホワイトボードを囲んで同じ物事について話し合う、という経験が、他ではできない岡本ゼミの最大の特徴だと思っています。
「自分はこう思う」「自分はこれが好き」といったことを、発信できる人はもちろんのこと、 自分の知らない世界を見てきた人に対してリスペクトと興味を持って接することができる人には、とても楽しい空間だと思います。

〇岡本ゼミの活動を通してどんなところが成長できますか?
自分の考えを伝える力がついたと思います。
議論が中心の岡本ゼミでは、素早く自分の考えを共有することが求められました。頭の回転が速いゼミ生になんとかついていこうと必死でしたが、多くの議論を重ねる中で、「完璧に言語化する前に口に出して共有する」ことが上手くなったと感じています。

 

N.Hさん

 

〇岡本ゼミの2年間を通して、楽しかったこと・辛かったことを教えてください。

①楽しかったこと
僕は勝負事に燃えるタイプだったので、Sports Policy for Japanが楽しかったです。最初はよそよそしく始まったグループワークでしたが、SPJ本番には大人気ないくらいに悔しがっていて、今まで「学問」に対してこんなに真剣になったことがない、と感じさせられる経験でした。全員がホワイトボードと睨めっこしながら、施策名はひらがながいいのかカタカナがいいのかを悩んだり、他のチームや先輩たちの協力をもらってご当地スポーツを考えたり。グループ学習を「各々が効率化した分業」ではなく「各々が自分ゴト化した協業」と捉えるのは、岡本ゼミの特徴的なスタイルかもしれません。そして、そんな協業者のみんなが、太鼓奏者、ビーチサッカー選手、雀荘店員、…など色んなカラーを持った人たちであることももう一つの楽しみです。
②辛かったこと
辛かったことはあんまりないかもしれないです。僕みたいに、考えることとおしゃべりが全く苦にならないタイプの人には本当に”もってこい”の環境だったと思います。
ただ、新3年生の選考は僕にとっては辛い経験でした。4年生の時に先生の手伝いで選考に参加した時に、14名の選考通過者(新4年生)とともに、選考を通過できなかった10名以上の学生の方々も目の当たりにしました。もちろん志望ゼミに入れなかった方が一番辛いですが、僕にとってもその時の経験はなかなか心苦しいものでしたし、それからはチャンスをもらった身として岡本ゼミにもっと全力で向き合おうと思うようになりました。

 

〇卒論について感想を教えてください。

「家は買えても家庭は買えない」という言葉があります。僕たちは、知らず知らずのうちに貨幣への依存を強め「家を買う」ことばかり考えています。そんな中で、今回のライブハウス研究は「家庭」がいかに人生を豊かにしているのかを教えてくれるものでした。ライブの価値、ライブハウスの人たちの生き様、など人生の教科書に出会えてよかったと思います。
自分の好きなことであれば自由に研究していい、というのは本当に岡本ゼミの良さだと思いますし、このような研究は岡本ゼミじゃなければできなかったと思います。そんな環境を支えてくれているのが先生であり仲間たちです。岡本先生はいつでもオープンに構えてくれる先生で、僕は先生に出会えてよかったと思っています(あと時々送られてくるLINEがかわいい)。また、一緒に図書館で弱音を吐きながら卒論を書いてくれた同期や、研究に興味を持ってくれた先輩後輩方もとても素敵な存在でした。

 

〇岡本ゼミのおすすめポイントを教えてください。どんな人におすすめですか?

①意識高い系というより、学問でふざける系
学問を使ってふざければなんでもOKなので、公園でモルック体験をしたり、吉祥寺で謎解きをしたり、現地調査と称して三重旅行をしたり(?)、チームワーク構築のためにピザパが開いたり(??)、…なかなか肝の据わったゼミです。冗談はさておき、真面目に勉強することが敬遠されがちな大学生活の中で、週に3-4時間だけ「学問」を面白いものとして「共愉」するそんなコミュニティだと思います。あと、その後のご飯と飲みと麻雀がまあ最高です。
②ゼミ生はこんな人
インスタやブログを見て、飲み会、イベント、合宿、ピザパ、…遊んでばかりでコミュ力がないとやっていけないと不安な方もいると思いますが、全くそんなことはないです。むしろ、8割くらいが社会性はないけど面白い何かを持ってる人たちで、残りの2割くらいが「みんなみたいに強い趣味とかないから」と言いながら全ゼミ生の自分語りを捌いてしまう特異体質の人たちです。なんやかんやで先輩とライブ仲間になったりもしました。
③ 思考はキャッチボール、会話ときどきドッジボール
あくまで僕なりの解釈ですが、このゼミにおける「集団学習」は、相手に配慮して助け合うというイメージというより、自分の領域内に蓄積されてきた思考や言葉を領域外に出すイメージで、それによって相手の思考を刺激したりあるいは刺激されたりするというイメージです。このゼミにはいろんな背景を抱えた人が集まっているので、オリジナリティのある発見につながることもあれば、うまくいかないと個性の殴り合いになることもしばしばあります。

 

〇岡本ゼミの活動を通してどんなところが成長できますか?

「絵空事を言わない」ことです。僕は、抽象的に考える、という作業をするときに、誰について何について話しているのか分からない絵空話をしてしまうということがよくありました。しかしこの2年間の「集団学習」を通じて、抽象ー具体の反復作業が超大切である、と体で覚えました。
もう一つは、「自分の好きなことをする」ことです(去年の先輩の受け売り)。マジで大事。岡本ゼミにはいろんな趣味の人がいて、趣味の話をしてる時はみんな輝いていてかっこいいんです。僕は、岡本ゼミに入ってから羨ましいなーと思って、自分の好きなことを探したり、趣味を作ったりするようになりました。ちなみに最近のブームは漫画とラジオです、はい。

収集がつかなくなってしまいましたが、もし面接が不安な人がいたら、今からできることは「気取らないこと」だと思います。面接の時、意外とみんなおとなしい!苦手かもしれませんが、熱いパッションを伝えてみてください。仮に能力や光るものがなくても「本当にこのゼミで学びたいです!!」と言うだけで伝わるものは変わってくると思います。一緒にゼミで成長していけばいいんです、知らんけど。ぜひ岡本ゼミという「コモン」に足を踏み入れてくださるのをお待ちしています!