2018年4月26日 議事録

司会:朴さん

議事録:荒井

 

【今日の流れ】

卒論キャッチコピー

3年課題

4年課題

 

【卒論キャッチコピー】

大島:新ステージへの開拓書

早坂:学生にだけ許された特権

隈井:調査・考察の大学駅伝

日下部:思考のヒッチハイク→他人との協力、縛られない

小池さん:大学生にしかできない自由研究

雪乃さん:自由研究

小林:エンターテインメントとしての自己表現

こうすけさん:他人に興味を与える㏚書

石井:未踏の地を目指す探検←評価高い!

荒井:魅力ある興味探求の共有

館野:自己表現

江口:知的好奇心の結晶

宇野さん:好きなことを好きなように好きなだけ

団:熟成した研究成果

旭:青春時代の集大成

朴さん:幼年期の終わり

ジョンさん:未知なる洞窟の探検→洞窟は他人と協力

富田さん:考え抜いた洞窟の探検

田島さん:縛りのない研究

 

卒論に必要な要素とは?

・社会的意義に縛られない。→

・他人を巻き込む。→他人とは多岐にわたる。巻き込み方はパッションを感じさせる

・考え尽くす。→夢中、エネルギー、時間

→情熱を要する。情熱は興味、知りたいという気持ち、長時間のもやもやが必要条件

中核にあるのはパッションを引き起こす知的好奇心

 

→練り直し

【3年SPJ各班方針】

地方創生班

・地方創生の定義を細かく

・どうしたら地方創生はブーム的ではなく、持続的にできるか

・成功事例をもとに地方創生するため、事例をかき集める

・議論のしやすさを加味して地域の限定をすべきか

国全体としてインバウンドの増加、外国人観光客の消費量の大きさに着目

スポーツとの関連:スポーツツーリズムを通じた地方創生もあるのでは

北海道ニセコの例では…

英語での国外発信(SNS投稿などインフルエンサーを活用)→知ってもらうこと、外国人目線のPRに成功

年間を通したエンターテイメント性の提供(スキー以外、夏にもできるサイクリング等)

実際に現地に赴いてもらう

観戦を通じた継続的な地方創生

 

指摘・疑問点

地方の定義、創生の定義を見直す。政府に従ったものではなくより良いものを考えるべし

 

スポーツビジネス班

・まだeスポーツについて知るという段階→何らかの社会問題に絡めた政策を打ち立てる

・eスポーツはまだ社会的に認知されていない→eスポーツの今後の日本での発展策を考える、プロゲーマーが成長できる環境を作る

・お題に可能性がなければ別のお題を考える

 

指摘・疑問点

・プロゲーマーの定義は?

→ライセンスをもっている、億単位の公式な大会を行える

 もう少し定義を明確に!プロゲーマーはeスポーツで生計を立てていけるのか?など

・そもそもeスポーツとは?eスポーツはスポーツなのか?

→最近はスポーツの定義が広がっている、対戦していればスポーツ?

 まずスポーツの定義を整理する→eスポーツの可能性がみえてくるかも

・プロゲーマーが社会に対していい影響を与えているのか

 民度が低い→ゲーマーシップを確立すればよいのでは、NHK特集「侍ゲーマー」

・eスポーツ業界はどう考えても成功する

ゲームははまり込みやすい仕組みになっている→スポーツのルールなども工夫をすればeスポーツも広がる

 

家族班

・晩婚化が与えるマイナス

少子化への影響

子供の病気、ダブルケアのリスクも早まる

・晩婚化の理由

日本の福利厚生の未発達

出会いの機会の少なさ

男性の低所得化

・解決策

女性のキャリアを損ねない社会インフラの整備

出会いの機会をふやす←この路線で行く

→婚活をスポーツと絡める(cfスポ婚)

 

指摘・疑問点

本当の問題とは若年層の負担の増加。

少子化対策で若年層の負担を減らすことができる。→本当に晩婚化の解決のみでこれを打開できるのか。

出会いの機会は本当に減っているのか。出会いはむしろ多様化しているのではないか。(マッチングアプリ等)

現在行われている結婚促進政策が本当に機能しているのかどうか。

恋愛のリスクとは。=結婚のリスクなのか

SNSとの関連を考える。コミュニケーション力の低下が招いた晩婚化?

婚活と恋愛の違いなど

【勉強の哲学第1章】

前提=人は不自由、環境依存的。他社の影響を受けてしまう。

その不自由の範囲内で可能性を広げる行為が勉強

環境のコードからの逸脱のツールとしての言語を考えることが大切

言語の他者性:言語によって洗脳されているが、その洗脳を解くのにも言語が必要

道具的から玩具的な使用へシフトするのが勉強

 

人 →言語(経由)→環境

環境→(制限)人

 

言語、環境、人間具体例

「eスポーツは今までスポーツとされていなかったが、言語の他者性を利用して、ゲームをeスポーツと呼ぶことにした」

「虹は7色であるとされているが、境界線はないはず。色の規定が決まっていないと、何色にもなりうる。」

 

社会的意義からの逸脱には言葉というツールが必要=文化の操作につながる

 

 

【来週までの課題】

全学年:本日の議論を踏まえ、もう一度卒論のキャッチコピーを考える。係のスケジュールをゼミ幹に提出

三年:SPJ計画の練り直し(来週火曜21時まで)二章を読む

四年:『勉強の哲学』第二章要約(再来週水曜まで)、三年生へのフィードバック(来週水曜21時まで)