2018年4月19日 議事録
司会:岡田さん
議事録:旭
【今日の流れ】
3年 SPJテーマ
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係の発表
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4年 良い卒論とは
【3年 SPJテーマ】
江口:スマホ中毒
家庭教師先の中学生の生徒がスマホ中毒で興味を持った。睡眠障害、抑うつ状態、自殺につながる。解決策としてスポーツと関連付けることができればSPJのテーマとしてもいいのではないか。
團:VDT症候群の急増
VDT症候群とはパソコン、スマホ、タブレットなどを長時間使用することによる生じる障害。現代の社会人など長時間パソコンに向かわないといけない人が多い中で増えていくことが危惧されるので、スポーツなど体を動かすことでこの問題を解決できるのではないか。
館野:移民・在留外国人
近年移民や在留外国人が増えている。移民・在留外国人が増えることにより不安視されるのは治安が悪化することであるが、スポーツを活用して交流することができれば解決できるのでは。
すでに川崎などではお祭りなどを通して多国籍の人たちが交流している例もある。
小林:待機児童
女性の社会進出は進んでいる反面、子供ができた際の待機児童の問題についてはあまり注目されてないから調べてみたい。
保育園、幼稚園だけでなくサッカー教室やスイミングスクールなども活用して待機児童を減らすことができたらSPJにも繋がるのでは。
女性が社会進出しても待機児童などの問題があるため、子供を欲しいと思う女性が減っていることも待機児童に関連して問題視されている。
早坂:空き家問題
空き家問題という負の遺産をうまく活用することができればいいのではと思い興味を持った。国も対策を取っているけど依然として減っていない。解決策としては民泊などにリフォームすること。地方だったら合宿施設に変えるのもありではないか。
隈井:VRを活用したリハビリ
最近VRを活用した福祉が注目されている。例えば懐かしい場所を見ながら歩くリハビリをすることでぼけてしまった人でもリハビリにモチベーションを高く保てることができる。プロのサッカー選手とかもリハビリをする際にVRを利用することで試合勘を損なわないというメリットもある。SPJではどこに福祉とスポーツのどちらに注目するかが重要。
荒井:スポーツと環境保全
スポーツが環境に加えている危害と、スポーツが環境保全に貢献できることについて注目したい。例えばスポーツ施設を建設する際に、生態系を破壊してしまうことなど。
エコツーリズムという観光形態があって、環境保全と地域の活性化を両立させたものに注目するのはどうか。スポーツをしながら環境保全できる方法を模索できれば。
石井:ナシ婚
ナシ婚とは結婚式や披露宴をあげず婚姻届を出すだけの結婚。ナシ婚を選ぶ理由としては結婚式への憧れが低下しているため準備などが面倒に思ってしまうことが挙げられる。ナシ婚を減らすためには男性にもっと結婚式への興味を持ってもらうことが解決策になるのでは。
フランスでは事実婚を認めることで少子化を食い止めることができたからナシ婚を減らすことだけが必ずしも良いとは言えない。
日下部:大学スポーツのビジネス化
海外の大学では大学スポーツが一種の市場となっている。日本でも体育会同士が協力して目指すことができるのではないか。
アメリカでは大学が体育会を統括する組織を作り、そこが中心となって管理を行っている。大きなスタジアムでたくさんの観客を呼び込むだけのビジネス化ではなく、大学スポーツを活性化するためのビジネス化も考える。
大島:テクノロジーと地方創生
テクノロジーの中でもクラウドファンディングやSNSを活用したものに特に興味ある。これらは地方が抱えている問題を解決するために適しているのではないか。大都市と地方の格差を埋めるために国家は地方交付税交付金を設けたが実際は資金面の支援のみではうまくいってない。その中で最近テクノロジーが活用されている。
グループ分け
スポーツビジネス(日下部・荒井・江口・旭)
家族(石井・小林・館野・團)
地方創生(大島・隈井・早坂)
【各係のミッション】
一橋祭
“卒論発表会をより良く”
一橋祭の準備・実施を通じて仲良くなる。利益を上げて発表会の打ち上げを立派に。
OB係
OBさんにFBページにメンバー登録してもらい、FBで情報発信、同窓会など交流の機会を設ける。
合宿係
楽しい時間を合宿・BBQという形で共有することで、ゼミメンバー同士の親睦を深め、発言しやすい雰囲気を作り出して議論を円滑に活発に進めやすくする。
★6月14日、15日→BBQ
卒論発表・中間発表係
他大学の人とこまめに連絡をとり、準備をスムーズに進める。スポーツ交流会や懇親会の運営にも力を入れる。「卒論作成を成功させるためのヒントを得られる場」にすることを実現させる。
思い出係
活動を保存することで見返せる形で思い出を共有でき、ゼミとしての結び付けを強める。
コンパ係
コンパの会場をおさえるのが前提。一つ一つのコンパをただの飲み会ではなく、ゼミの議論に何らかの形で還元できるような飲み会にすることが目的。先生やメンバーが裏話や率直な意見を言える場、非公式なゼミという感覚で。
ゼミ幹
学生と学生、学生と先生との間に壁を作らず全員が臆さずに発言できるゼミにする。
【4年 良い卒論とは】
☆「卒論」を抽象化すると → 総合的な表現
・学術研究の目的
社会に対して有意な情報・データを提供する
・卒論が「良い」「面白い」とは?
必ずしも学会などの論文のように学術的な意義を追い求める必要はなく、自分の興味関心が重要。
しばりがない、解放されていることによる価値。
・「とことん考え抜く」ことが重要
田中
まず論文とは「学術的な研究成果を理論的に述べた文章」であり、ゼミにおける卒業論文とは周りの人との議論を通じて一人で考えているだけでは到達できないところまで議論を深めることができるというところに良さがある。
他の人の頭を使って考えるためには周りの人を巻き込む必要があり、そのためには「問い」がとても重要。もう一つの方法としては先行研究を調べること。
【来週の課題】
全員:卒論のキャッチコピーを一人一つ
3年:各グループで今後の方向性をまとめる。月曜日の21時までに4年生に報告し、フィードバックをもらう。次の授業までにそれを活かしてまとめる。「勉強の哲学」1章を読む。
4年:3年の報告に対しフィードバックを火曜日の21時までに送る。去年のSPJグループで「勉強の哲学」1章のレジュメを作成。
