星の時間 -Stella tempus-
 みなさん。ありがとうございます。
本日は大盛況でした。

 自由が丘のハーブショップ
『グリーンフラスコ』は私にとってとてもありがたいお店である。
毎年、月の手帳『MOONBOOK』を年末までに200冊は売ってくれる。
そんなグリーンフラスコで手帳を買ってくださるみなさまに、
なにか楽しい企画をと、店長の田辺さんと考えて、
『MOONBOOK2012』を自分だけの手帳に
カスタマイズする方法を伝授する講座を行った。


星の時間 -Stella tempus-
 限定50名のところ、キャンセル待ち10名以上も出て、
会場は熱気に包まれていた。
皆さん、とても熱心にメモを取ったり、
質問してくださったりして、
最後は恒例のサイン会となった。

 私のサインはアラビア語です。
一番上にみなさんのファーストネームをアラビア語で書き込みます。

 そして2段目には、“よい知らせ”という意味のアラビア語を。

 みなさんの2012年に、“よい知らせ”が届きますようにと願いをこめて、
この言葉を書くのである。


星の時間 -Stella tempus-

星の時間 -Stella tempus-
 ところでみなさん。
本日、講演でお話したように、
月が天秤座の私。
講演は社交的な天秤座の月を活かせる仕事である。
でも天秤座の月の部分ばかり発揮してしまうと、
孤独に強く探究心旺盛な蠍座が「そればっかりじゃ満足できない」と囁きかける。

 仕事場にこもって黙々と翻訳をやったりする私は、
紛れもなく蠍座だし、
一人で砂漠に行き、一人で星を眺める時間をこよなく愛しているのも、
蠍座の私に違いない。

 それでは、満月の砂漠の夜、
モロッコ人のミュージシャン友達たちと、
一緒にデルブッカ(太鼓です)をたたいているときは
自分の中のどの星座が輝いているのか?
月の天秤座と太陽の蠍座、その両方が満足する瞬間なのだと思う。