新型コロナについて | オカポンのブログ

オカポンのブログ

サイクリングや旅行などの記録用に書いています。
リンクはご自由にどうぞ。
メール okamotom@nifty.com
岡本 誠 OKAMOTO Makoto

新型コロナについて、facebookで他人の記事を引用する形で考えを書いてきたが、ここに考えをまとめます。

 

新型コロナの状況把握
新型コロナの状況は数字でしか把握できない。ニュースに重症患者を受け入れている病院の様子や医師の声が取り上げられるが、これは最も厳しい状況の病院を切り取ったに過ぎず、全国の病院の様子は数字でしか分からない。最近、新型コロナを受け入れている民間病院の比率が低い数字が示され、医療崩壊は医療体制の問題であることが分かってきた。


ニュースは数字も伝えるが、それが真実を伝えることにはならない。伝え方で悲観的にも楽観的にも表現できるのだ。マスコミは常に最も悪い指標を取り上げ、新型コロナの状況を悲観的に伝えてきた。


私は去年の3月頃から下記の2つのサイトのグラフを毎週見てきたが、どうみても日本では新型コロナがマスコミが伝えるほど深刻な病気には見えない。
札幌医科大学、国別死者数グラフ
東洋経済新報社、国内感染状況


まず死者が欧米の数十分の一である。次に感染爆発といった感染者の急増がないこと。そして下記のグラフのように、死者が70歳以上の高齢者に限られていることだ。




さらに新型コロナにより従来の肺炎の死者数が減っている。病気の死因は、心不全とか老衰とか元々特定が難しかったが、今はPCR検査が陽性ならすべて新型コロナを死因にカウントしている。その結果、従来の肺炎が新型コロナの死因としてカウントされているため、肺炎による死者が2020年は激減している。

正確な死因別のカウントができないので、その年の予想される死者数と実際の死者数の差、超過死亡率から戦争や災害や疫病の影響を見る。2020年、米国や欧州では、超過死亡が何十万人も増えていて、新型コロナによる死者数が増加が明白だが、日本は超過死亡がマイナスらしい。つまり新型コロナで新たな死者は発生したが、それ以上に肺炎の死者が減っているのだ。

超過死亡がマイナスだとすると、去年から日本で大騒ぎしていた新型コロナ騒動は何なのか、ということになる。去年の春は未知のウイルスということで、学校の休校も緊急事態宣言もやむを得なかった。しかし現在はこのウイルスのかなりのことが分かっていて、死者が少ないことも分かっているのに、いつまで緊急事態宣言を続けるのだろうか。

新型コロナに打ち勝つ、新型コロナが終息したら、といった物言いをよく聞くが、新型コロナは終息するのだろうか。インフルエンザは変化しながら毎年流行していて、終息するとは思えない。新型コロナがそうなってもおかしくない。

インフルエンザは治療薬やワクチンがあるから新型コロナとは違うというが、それでも毎年新型コロナ以上に死者数が出ている。ならば新型コロナの方が危険度が低いと言えるのではないか。

新型コロナの向き合い方
私は、マスクを着用する、多人数の飲食の集まりに参加しない、そういった明確な新型コロナの感染防止策は実行している。しかし、不要不急の外出をしない、といった曖昧な依頼は受け入れられない。不要な外出は誰も行わないし、来週や来月に延期できる不急のものはあるが、緊急事態宣言がいつ終わるがわからないし、私は新型コロナが終息しないと考えているので、外出はする。欧米でロックダウンが行われているが効果が不確かだし、移動による感染という例は聞かない。

私は、マスク、会食控える以外の活動はこれまで通りに続ける。こんなマスコミによって作られた危機に影響されるのは嫌だ。自粛もしない。但し、日本国民であるので、外出が禁止されたら従う。法に背くことはしない。

今の日本、国全体が新型コロナ怖い病にかかったようで、とても薄気味悪い。

なお、新型コロナの考え方について、私が支持している方々
池田信夫  ブログ
永江一石 ブログ
さくら剛   Podcast

「緊急事態明けのコロナ 前編」
「緊急事態明けのコロナ 後編」