前回、支配的な養育態度によって生じる行動について書きましたが、今回はそれに対して理想とされる養育態度の中から、「私メッセージ」を使うという事について書きます。
子供の行動には、大人が受容できないものも多いと思います。そういったときに受容できる部分が少なく、子供に対して高圧的に行動を制限してしまうと、前回書いたような反応が生じてしまいます。
特に大人になるまでいう事を聞くいい子でいた場合、心理的な問題が生じやすいといわれます。
高圧的に制限することなく子供の受容できない行動に対して変化をもたらす方法として、私メッセージがあります。
例えば、命令をするように子供に対してこうしなさいというのがあなたメッセージだとすると、私はその行動に対してこう感じると伝えるのが私メッセージです。
子供の側から考えてみると、こうしなさいと高圧的に言われた場合には自分の欲求がないがしろにされていると感じ、それに伴った前回書いたような反応を取りやすくなりますが、自分がした行動に対してこう感じている、困っている人がいると伝えられると、共感をしますし、自分がそうするという事が必要とされていると感じると主体的に行動を変えやすいといえます。
この私メッセージは、子供がした行動に対してもそうですし、これからこうしてほしいというときにも有効です。
