関東昇格ならず | 岡本達也オフィシャルブログ「常行一直心~チョコっと日記~」Powered by Ameba

関東昇格ならず

前回のブログ更新からもうすぐ二か月。

時の流れの早さを感じます。

 

どうも。

有言不実行の岡本です。

 

「言っておいてやれない、ダメなやつ」と思われるかもしれませんが、自分ではある意味自分自身の「伸びしろ」だと捉えています。

 

と、言いながらとっても反省しています。笑

楽しみにしてくれている方々、すみません。

一生懸命心を込めて書きますので、お許しを。

 

今日はCriacaoのサッカーチームについて。

以前書かせてもらった東京都一部リーグを得失点差の2位で通過し、関東昇格をかけた大会に出場しました。
関東8県16チームで、2枠の昇格を争うトーナメント。
その初戦、準々決勝を突破しまし、昇格まであと一つの準決勝。

 

 

残念ながら敗れてしまい、関東への昇格は果たせませんでした。

ものすごく悔しかったことは大前提ですが、選手たちは本当に気持ちのいいくらい闘ってくれました。

現時点での力を出し切ってくれての敗戦は、個人的には清々しさすら覚えました。

 

毎朝7時から仕事をすることで、平日夜の練習の時間を確保するメンバー。

コンディションの維持や、身体作りのために夜中まで仕事をして帰宅後、日付が変わった後に家を出てトレー二ングに行くメンバー。

忙しい仕事の合間を縫って集まり、週に1回はミーティングをする幹部。

土曜日は朝の7時半から千葉で練習をします。

名古屋や大阪に転勤になっても、毎週上京しているメンバーもいます。

 

そんな彼らが大好きだし、心から信頼しています。

だからこそ勝ちたかった。

 

 

「清々しい負け」は、「出し切れなかった負け」以上に大きな変化を求められていると捉えています。

 

でもそれは、決してネガティブな事ではなく、確実に次のステップに進んでいる証でもあると思います。

チャレンジしない人には失敗すらなく、失敗がない人には成長がないように、「出し切れなかった」、「もっとやれた」と毎回口にしている選手や組織はなかなか変化していかないと僕は思っています。

 

ジュビロ磐田在籍時に一緒にプレーさせてもらったゴンさん事、中山雅史選手の凄さはどんな日でも、どんな練習でもどんな試合でも、常に100%を出し切れる事。

試合後、ゴール裏からロッカーに帰ってきて、アップ上で30分くらい大の字で全く動けない中山さんを何度も見てきました。

 

それを毎回積み重ねる事ができる中山さんだから、たくさんの失敗から学び続け、150ゴールという偉業を成し遂げ、30歳を越えて大きく成長することができたと僕は確信しています。

 

100%、全力、出し切る...。

 

言葉で言うほど簡単じゃない。

 

 

今回それを大会を通じて体現してくれたチームメイトをリスペクトしています。

出し切ってくれたからこそ、課題が明確になる。

この負けをどう捉え、ここからどう変化するか。

後で振り返った時に、この負けはクラブの歴史において大事なプロセスだったと意味づけできるように変化していかなくちゃいけない。

 

変化することは大変な事です。

大きな痛みを伴う事もあります。

何かを犠牲にすることもあります。

 

でも、大変という文字は「大きく変わる」と書く。

その道が険しく大変なら大変なほど、大きく変化できる。何かを変化させることができる。

 

日本サッカーの父、デトマールクラマーさんがこんなことを言っていたようです。

 

「君は今大変なことをやろうとしている。

大変なことだから素晴らしいのだ。

素晴らしいことをする人間がくじけてはいけない。」

 

まだまだ旅の途中。

僕は、このチームはここからさらに大きく変化できると信じて疑いません。

 

来年は僕もピッチでチームの力になりたい。

...いや、なります。

 

こんなにも感情の起伏の激しい豊かな人生に心から感謝。

来年は人生初の嬉し涙が流れるかな??

 

また更新します!!