素敵な時間
岡本、引退して4か月。
キャリアを考え、ビジネスの世界に飛び込んでいろんなことを感じ、考えました。
ざっくり言うと、サッカー界の外側に初めて飛び出して、ビジネスの世界に素晴らしい考え方や想い、それらを持って体現している素敵な方々が存在すること。外の世界にこんなにも素晴らしいものがあったということ。サッカー界がそこから学ぶべきものはものすごくたくさんあるということ。
と、共に外の世界に飛び出して、外側から見たからこそ、改めて感じる今まで気付けなかったサッカーやスポーツの持つ素晴らしい価値、可能性。
現状はスポーツ界って意外と閉鎖的で、他の世界の人達が入りづらくなっているような気がする。
「スポーツはスポーツ。」
ではなく、もっともっと開けて、違う世界からも良いものを取り入れて、スポーツ界の素晴らしいところも知ってもらって、より良いものを生み出し、さらにスポーツの価値を高めていくべきだと思う。
そう考えるようになったのは、僕が違う世界を見ることができたからだと思う。現役中からそんな視点でも物事を考えられていたら、もっともっと行動も変わっていたかもしれない。もっとサッカーに対しての取り組みも変わっていたかもしれない。
そんな風に僕が感じ、経験したことを現役の選手にも感じてほしい。
それぞれの世界の素晴らしいものを交換して、刺激しあって、新しい価値を生み出せたら、スポーツ界や社会はもっともっと素敵になっていく。
そんな想いから、岡本が初めて企画した事業。
「CriacaoTroca」 (Troca→ポルトガル語で交換するの意)
素敵なアスリートと素敵なビジネスパーソンの座談会。
本当に素敵な方々にお集まりいただき、素晴らしい会になりました。
アスリートもビジネスパーソンも、元々抱いていたお互いに対してのイメージとは大きく異なる印象を持ったようでした。
アスリートはサッカーで自分達が必死に取り組んでいることと、ビジネスの世界で必死に頑張っている人との間には多くの共通点があるの感じたようです。
ビジネスパーソンも共通する部分があることに新鮮さを感じるとともに、多くの刺激をアスリートから受けたようでした。
一つ今のサッカー界でもったいないなと思ったことは、こんなにも違う世界の人達にも大きな刺激や影響を与えられる選手がサッカー界にはいるのに、それがきちんと認識されていないこと。
そして、ビジネスパーソンからもたくさんのことを学べるのに、そんな機会がない事。
この日参加してくれたビジネスパーソンの方々は、
「こんな考えと思いを持った選手のプレーをスタジアムで見たい!!」と口を揃えておっしゃっていました。
何となくサッカーを頑張っている人達というボヤッとしたイメージではなく、「石川直宏」「小林祐三」「山田大記」という選手、人間として認識し、そこに大きな魅力を感じてもらえる。
そこの差はものすごく大きい。
もしかしたらサッカー界、スポーツ界の課題なのかもしれない。
そして、あの場に来てビジネスパーソンを惚れさせられる人間がサッカー界にどれだけいるか。
そんな事も感じました。
座談会の様子は、HP等でたくさんの人に価値あるものを発信していけたらと思うので楽しみにしていてください!!
参加者
アスリート
石川直宏さん(FC東京)
小林祐三くん(横浜Fマリノス)
山田大記(ドイツ カールスルーエSC)
ビジネスパーソン
上田健さん(ファーストリテイリング)
神田義輝さん(株式会社山愛)
林田敏之さん(NTTDATA)
松崎英吾さん(ブラインドサッカー協会事務局長)
丸山和大(株式会社Criacao 代表取締役CEO)
竹田好洋(株式会社Criacao 取締役CSO)
ビジネスパーソンからも、アスリートからもとっても評判が良かったので、定期的に開催して、より価値のあるものに、サッカー界やスポーツ界の発展、まわりまわって世の中がさらに素敵になるようにしていければと考えています!
このブログを見てくれている方々、サッカーを愛する、スポーツを愛する皆さんとみんなで一緒に前に進んでいけたらと思います!!(^^)
また更新しますね!!