こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

7月14日放送の大河ドラマ『光る君へ』。

石山寺で出会ったまひろと道長。

あれ、このまま別れちゃうの?

と思ったら、やはり戻ってきて抱き合う二人。

なんと、まひろが道長の子を産む展開( ゚Д゚)!

『源氏物語』を彷彿とさせるドラマになってきました( ・ω・)

 

大河ドラマを見てない人は、

再放送か、NHKプラスで視聴してみてください。

(※ 大河ドラマ『光る君へ』の著作権は、NHKに属します。

また浜松市の公式キャラクター「出世大名家康くん」と本作の

家康くんは、縁もゆかりもありません。

なお、本作の著作権は、作者に属します( ・ω・))

 

では、週一連載。

【進め家康くん( ・ω・)】『光る君へ』を語れ!

はじまり、はじまり~

 

 

(『光る君へ』「宿縁の命」あらすじ)

石山寺でばったり出会ったまひろと道長。

思い出話に花を咲かせるうちにふたりは…。

そして季節がかわり、道長の娘・彰子が入内し、その6日後に定子は皇子を出産。

一条天皇の気持ちはますます定子と皇子へと傾く。

道長は晴明に相談を持ち掛けると、とんでもない提案をされる。

一方、まひろは懐妊が発覚し、宣孝は喜ぶが…

 

 

家康くん「う、うわぁ~( ゚Д゚)!」

 

瀬名「殿!?いかがなさいましたか!?」

 

家康くん「ま、まひろと道長…

や、やっちゃったよね!?

それぞれ既婚者なのに( ゚Д゚)!」

 

於愛「現代風に言うと、ダブル不倫ですねぇ。」

 

瀬名「子もできたようですし、明らかに関係を持ちましたね。

あの二人…」

 

家康くん「いいのか!?公共放送エヌエイチケーだぞ!

あの時間帯に堂々とダブル不倫の映像ながしちゃっていいのか!?」

 

瀬名「前作の『どうする家康』でも、殿、浮気したじゃない…」

 

 

家康くん「そ、それはだな!い、いや、そんなこともあったけど…」

 

瀬名「宣孝は、自分の子でないことをわかって、まひろの子を我が子としようとしているようですね。

なかなかできることではないですね。」

 

於愛「宣孝、なにげにイイ男かも。」

 

家康くん「妻が自分以外の男の子を産む。

『源氏物語』にも、そんな場面が二度出てくるな( ・ω・)」

 

瀬名「一度目は、光源氏と藤壺の宮の話ですね。

藤壺は光源氏の父である桐壺帝の妻。つまり光源氏の継母という立場でした。

しかし、光源氏は藤壺を愛してしまう。

2人は、関係を持ってしまい、藤壺は子を産む。

桐壺帝の子として育てられた光源氏と藤壺の子は、後に帝(冷泉帝)となります。」

 

家康くん「フィクションとはいえ、天皇家が本当に万世一系なのかと

思わせるような大事件だよね( ・ω・)」

 

於愛「もう一つは、光源氏の晩年。

光源氏の正妻である女三宮が、光源氏の親友・頭の中将の息子である柏木と密通してしまいます。

女三宮が産んだ薫を光源氏は自分の子として育てることになりますが、

このとき、光源氏は、かつて父・桐壺院も自分と藤壺のことをわかっていて、

知らないふりを通したのではないかと強い罪悪感を抱くことになりますね。」

 

家康くん「あの辺のドロドロの人間関係は、『源氏物語』の面白さの一つだよね( ・ω・)」

 

瀬名「自分の子ではないとわかっているのに、世間に対しては、

自分の子であるとして、大切に育てる。

どんな気分なのでしょうね…」

 

家康くん「ただ『源氏物語』の二つのエピソードは、

藤壺の方がより深いものだと思う。

桐壺帝は藤壺を愛していた。最愛の妻だ。

また桐壺帝にとっての光源氏は、最愛の息子。

その最愛の妻が最愛の息子の子を産んでしまった。

桐壺帝のちの、桐壺院が、本当にこの真実を知らずに生涯を終えたのか、

光源氏が思ったように、知っていて知らないふりを通していたのか、

それは、わからない。いずれにしても、桐壺帝、藤壺、光源氏の三者とも

本当に苦しかっただろうね。しかも生まれた子は帝になっちゃうし。

それに対して、女三宮は、光源氏の正妻ではあったが、光源氏からは

それほど愛されていなかった。むしろ光源氏が愛していたのは紫の上であったろう。

柏木は光源氏から見て、有望な若者であり、また親友の子ではあったが、

あくまでも他人だ。

女三宮と柏木の密通は、藤壺と光源氏の密通に比べると、やはりたいしたことない気がするな( ・ω・)」

 

瀬名「殿…感覚がマヒしてます。

藤壺と光源氏の関係がすごすぎるだけで、

女三宮と柏木の関係も、普通に考えればとんでもないスキャンダルです…」

 

於愛「宣孝から見たら、最愛の妻まひろが、左大臣・道長の子を産んだ。

やっぱり、そうとう辛いはずですよね…」

 

家康くん「宣孝が大物なのか、それとも、まひろへの愛が本当は薄いのか…?

まあ、なかなか普通じゃない関係だろうねぇ( ・ω・)」

 

瀬名「さて、宮中では道長の娘・彰子が入内し、

出家したはずの中宮・定子が御子を産みました。」

 

於愛「宮中でも、またいろいろ起こりそうですね。」

 

家康くん「次回は、『一帝二后』。宮中の政治的な動きが加速しそうだな。

次回も、観ねばなるまい( ・ω・)」

 

 

来週も語れ!

進め!家康くん!