こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

神武征討記の登場人物等はこちら( ・ω・)

 

 

 

なお、この物語はフィクションです。

極右、ネトウヨからの批判、誹謗中傷は受け付けません。

本作の著作権は、作者に属します( ・ω・)

それでは、はじまりはじまり~

 

 

 

この物語は、日本という国の原型を作った一人の

空前絶後の英雄の生涯を描いた物語である。

 

神武征討記

第80話「吠えろモモタ!岡山開放退魔戦争!」

 

 

ストーリーテラーのアメノウズメでございます。

神武様とスケヨリヒメの合体技でパンドラとハルマゲドン親衛隊を退けた広島の地。

しかし、神武王宮は焼け落ち、広島の町も壊滅的な打撃を受けておりました…

安芸(広島県)広島…

 

 

神武「神武王宮も焼け落ちてしまったな。

広島の町の被害も大きい。

だが、死人が出なかったのは不幸中の幸いというところか。」

 

タギシミミ「父上…広島の町と神武王宮を守れず、申し訳ありません…」

 

神武「いや、タギシミミ。

民にも将兵にも一人も犠牲者が出ていないのは、お前たちが

頑張って民達を避難させたおかげだ。

建物は直せばいい。

人が生きていれば、町は何度でも立て直せる( ・ω・)」

 

ダザイテンマン「神武様。神武王宮にあった書類もほとんど焼け落ちてしまいました。

これまで積み重ねてきた統治法や技術なども再現が困難なものも多数あります…」

 

イツクシマオキツシマヒメ「幸い、安芸行政府の建物は無事でした。

当面は、神武王宮の政庁機能を安芸行政府に移すほかないかと…」

 

神武「王宮の再建は後回しだ。まずは、民達の生活再建を優先せよ( ・ω・)」

 

ダザイテンマン「御意!」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「神武、すまぬ…

妾が広島に来たばかりに、神武王宮を始め、広島の人々を

魔王軍の攻撃にさらすことになってしまった…」

 

神武「気にするな。スケヨリヒメ。俺とあんたが合流しない限り、

7大魔王も大魔王ハルマゲドンも倒せない。

広島が襲われたのは、あんたのせいじゃないさ( ・ω・)」

 

サルメノウズメ「神武様。これからいかがなさいますか?」

 

神武「俺とスケヨリヒメが合流したことで、魔王達と戦う条件は整った。

まずは、この中国地方を封印する魔王アーリマンを倒すために、

吉備(岡山県)に行こう( ・ω・)」

 

アチタケル「ははっ!」

 

 

神武様は、魔王軍との戦いで重傷を負ったヘイケノキヨモリとショウリュウキを見舞います。

 

 

ショウリュウキ「神武…ごめんなさい。

私は神の戦士なのに、十分な戦力になれなかったわ…」

 

神武「そんなことはないさ。ショウリュウキがナアスの結界を破ってくれたおかげで、

俺も瞬間移動呪文(ルーラ)で広島に飛べたんだ。

ショウリュウキは、十分に貢献してくれてるよ( ・ω・)」

 

ショウリュウキ「神武…」

 

神武「そういえば、息子のショウリュウケンともしばらくゆっくり過ごしてないだろ?

出雲大社学宮も休校中だし、今までゆっくり過ごせなかった分、

息子と親子水入らずでのんびりしたらいいさ( ・ω・)」

 

ショウリュウキ「ありがとう…神武。あなたは優しいわね…」

 

神武「ヘイケノキヨモリ。ひどい怪我だな。

大丈夫か?」

 

ヘイケノキヨモリ「総大将が負傷兵のことなど気遣ってどうする?

魔王アーリマンを倒しに岡山に行くのだろう?

早く行け。」

 

神武「ハルマゲドン直属の軍勢相手に一人で立ち向かい、

民達を守ってくれたこと。ありがとう。」

 

ヘイケノキヨモリ「力及ばず…だったがな。」

 

神武「そうでもないさ。あんたの戦いぶりは見事だった。

何も恥じるようなものじゃないよ( ・ω・)」

 

ヘイケノキヨモリ「吉備(岡山県)なら長年本拠にしていた。

案内してやりたかったところだが、俺はしばらく動けそうにない。」

 

神武「ああ。あんたの分も頑張ってくるよ( ・ω・)」

 

ヘイケノキヨモリ「ふっ…神武殿、お主のような大きな方を

倒そうとしていたなど、この俺は、なんとも無謀な、

井の中の蛙だったということを痛感する…

どうか、スケヨリヒメ様をお守りくだされ。」

 

 

神武様はアチタケル、サルメノウズメ、そしてスケヨリヒメと共に、

魔王アーリマンの本拠地となっている吉備(岡山県)に向けて出発した。

吉備(岡山県)鬼ノ城(キノジョウ)…

 

 

アーリマン「神武とヒメタタライスケヨリヒメ達が、この吉備(岡山県)に向かっている。

いよいよ、この魔王アーリマンのところまで来るつもりか。」

 

ダエーワ・リボーンA「アーリマン様。いかがなさいますか?」

 

アーリマン「まずは、岡山で歓迎してやろう。

果たして、岡山に張った罠を抜けて、この鬼ノ城まで辿り着けるかな?

神武、そして、ヒメタタライスケヨリヒメよ。」

 

ダエーワ・リボーンB「アーリマン様!なぜら我らダエーワ・リボーンの

残り4名は個体名がつけていただけないのですか!?」

 

アーリマン「あぁ!?俺に聞くな!作者に聞け!」

 

ダエーワ・リボーンC「きっと名前考えるのめんどくさいんだな…」

 

ダエーワ・リボーンD「まとめてやられる役には個体名はいらねぇってか!?

ヒャッハ~!俺達をなめんじゃねぇぜ!」

 

アーリマン「行くがよい!ダエーワ・リボーンAからD!

力とは戦闘力だけではない…

この魔王アーリマンの恐ろしさを

思い知らせてやろう。神武よ。

 

 

吉備(岡山県)倉敷…

ここには、岡山を追われた吉備王キビツモモタ達が避難していました。

 

 

キビツモモタ「岡山はすぐ近くなのに…

岡山の町の周辺が紫の霧に包まれてて、

岡山の状況がわかんねぇな…」

 

キビツダンゴ「親父。広島の神武王宮が燃えちまったみたいだ。

ちくしょう、魔王軍め!」

 

キビツモモタ「岡山は奪われたが、この倉敷にいる民達は守ってやらないとな…」

 

ムカリ「キビツモモタ殿!大変だ!魔王軍が来たぞ!」

 

キビツモモタ「ちぃ!細々と暮らしてる民達を襲いに来るとは!

戦うぞ!」

 

ボオルチェ「むう…戦いに加わるハメになるとは。

やはり、スタコラさっさと逃げれば良かったな…」

 

 

そして、ハルマゲドン放送局の中継が始まった!

 

 

キョウメ(@大坂)「ハルマゲドン放送局の中継!

また魔王軍の侵攻や!」

 

ミヤコ(@大坂)「えっと…ど、どこ?」

 

トクソウノトキムネ(@鎌倉)「あれは、吉備(岡山県)!

岡山の隣にある倉敷か!」

 

 

魔王アーリマンの死霊剣士(Bランク)率いる骸骨兵(Cランク)の軍勢が、

倉敷の民達を襲う!

 

 

町民A「た、助けて~!」

 

町娘B「もうあたしらは、静かに暮らすことも許されないの~!?」

 

骸骨兵A「カッカカ!人間ども!狩りの時間だ!」

 

 

砕け散る骸骨兵A!

襲われている民達を助けにキビツモモタ達がやってきた!

 

 

キビツモモタ「なめんじゃねぇ!

俺は、桃太郎ことキビツヒコの子孫!

吉備の王キビツモモタだ~‼」

 

キビツダンゴ「俺は、桃太郎3世こと、キビツダンゴだ!」

 

タギシミミ(@広島)「ダンゴ!それにキビツモモタさん!

無事だったのか!」

 

ムカリ「俺は、元蒙古騎馬軍、ムカリ!」

 

ボオルチェ「ボオルチェだ!あらよっと!」

 

ジェルメ(@広島)「あれは、ムカリとボオルチェ!

あいつらも生きてたか!」

 

 

骸骨兵達を相手にたった4人で戦うキビツモモタ達!

しかし、Bランクの死霊剣士たちが集団でキビツモモタ達に襲い掛かります!

 

 

キビツモモタ「ちくしょう!数が多い!」

 

ムカリ「多勢に無勢か!?」

 

キビツダンゴ「こんなヤツらにやられてたまるかよぉ!」

 

死霊剣士A「吉備王キビツモモタ!今日の獲物は、

王族だ!この吉備(岡山県)の人間どもを絶望させてやるぜ!」

 

オワリノチャチャ(@大坂)「このままだとダンゴたち、

やられちゃうわ!」

 

 

キビツモモタ達が死霊剣士の軍勢に囲まれたそのとき!

 

 

サルメノウズメ「閃熱呪文・超(ベギラゴン)‼」

 

死霊剣士B「ぐぎゃ!?」

 

キビツモモタ「お、おまえらは!」

 

神武「モモタ!無事か!?」

 

キビツモモタ「神武!来てくれたのか!」

 

 

救援に現れる神武様、アチタケル、サルメノウズメ、スケヨリヒメの4人!

アチタケル、サルメノウズメが次々と死霊剣士たちを倒していく!

 

 

死霊剣士C「か、神の戦士どもか!」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「みな、散れ!

妾に任せよ!

爆裂呪文・超(イオナズン)‼」

 

 

スケヨリヒメの爆裂呪文・超(イオナズン)が死霊剣士たちを一掃する!

 

 

魔物の群れをやっつけた!

 

 

ヤマトノショウトク(@大坂)「おお!スケヨリヒメ様、

少し見ぬ間に、爆裂呪文・超(イオナズン)クラスの

極大呪文まで習得されたとは!」

 

ミカワノタケチヨ(@大坂)「なんだかんだと強力な魔物達と

戦い続けておられたからな。

スライム3匹にやられてたスケヨリヒメ様も、

たくましくなられたもんだぜ( ・ω・)」

 

キョウノミチナガ(@大坂)「もっとも、これから魔王アーリマンと戦われるのだから、

これくらいで喜んでいるわけにもいかんか。」

 

 

倉敷でキビツモモタ、キビツダンゴ、ムカリ、ボオルチェと合流した神武様達は、

まずは魔王アーリマンの支配する岡山の町へ向かいます。

岡山に向かいながら話をする神武様たち。

 

 

神武「元・蒙古騎馬軍のボオルチェ。

今の話、くわしく聞かせてもらえないか( ・ω・)?」

 

ボオルチェ「魔王アーリマンというのは、本来、魔王というよりは、

悪の神という存在。

ゾロアスター教というペルシア(現在のイラン)の宗教では、

善神アフラ・マズダと悪神アーリマンが世界を二分し抗争を続けていると考えられていた。」

 

アチタケル「世界を二分する悪神?」

 

ボオルチェ「大陸にいた頃、ペルシアの商人に聞いた話では、

そのゾロアスター教という宗教では、この世のあらゆる良きものはアフラ・マズダら、

善神群が作り、この世のあらゆる悪しきものは、アーリマンら悪神群が作った。

その善と悪が常に抗争しているのが、この世界だということらしい。」

 

サルメノウズメ「善悪二元論。ある意味、単純な考え方ね。」

 

アチタケル「世の中とは、善と悪に明確に二分できるほど、

単純なものではないと思うがなぁ…」

 

キビツモモタ「正義と悪がはっきりわかれてるってのなら、

わかりやすいは、わかりやすいな。」

 

ボオルチェ「いずれにせよ。魔王アーリマンは、

いわば悪の陣営を代表する神のような存在。

相当、強大な敵だということは間違いないだろうな。」

 

神武「悪の神…か( ・ω・)」

 

キビツダンゴ「神武様!岡山に着きました!」

 

 

霧に包まれた岡山の町に入る神武様たち。

そこで神武様たちが見たものは…?

 

 

キビツモモタ「岡山の町は傷一つない!?

魔王アーリマンに支配されても、町はそのまま保たれていたというのか!?」

 

サルメノウズメ「魔王の支配を受けても、なんの破壊もされていない?

町の人たちは、抵抗せずに降伏したのかしら?」

 

神武「岡山の町や王宮は壊れていないのか?

都市の形を守ったまま、魔王アーリマンが支配しているとは。

岡山の人達はいったいどうしているんだ?」

 

アチタケル「民達の姿が見えませんね。」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「むっ!あれを見よ!」

 

 

神武様達が見たもの…それは洗濯をしたり、買い物をしたりする日常の風景でした。

ただし、そこにいたのは人間の民達ではなく、鬼!?

 

 

鬼A「オニ~のパンツは~ いいパンツ~」

 

鬼B「つよいぞ~ つよいぞ~」

 

ボオルチェ「お、鬼たちが、『おにのパンツ』を歌っているだとぅ!?」

 

サルメノウズメ「な、なにこれ…?どういう展開…?」

 

神武「鬼のパンツ…俺もほしいなぁ( ・ω・)」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「わ、妾は、履かぬぞ!

虎の毛皮でできた鬼のパンツなど!」

 

キビツモモタ「鬼のパンツは置いといて!

民達の代わりに、岡山の町が鬼だらけになっているだと!?」

 

アチタケル「一体どういうことだ?この鬼たちは魔王アーリマンの配下なのか?」

 

ムカリ「岡山が鬼の町に!?だ、だが!?」

 

 

神武様達を見つけた鬼たち。しかし、鬼たちは襲い掛かってきません。

それどころか、みな、恥じ入るように逃げ出していきます。

 

 

サルメノウズメ「この鬼たち…襲ってこないわね。

それに、なんだか、私たちを見て恥ずかしそうに逃げて行ったわ。」

 

アチタケル「それに人間の民達が一人も見当たらない…

民達は魔王アーリマン軍に皆殺しにされてしまったのか?」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「町並みは、ごく普通…

なんの破壊の跡もない。

ただ、民の代わりに鬼がいることを除けば…」

 

神武「もしや、この鬼たち( ・ω・)…」

 

 

戸惑う神武様達の近くに、鬼の子どもが走りよってきます!

神武様にぶつかる鬼の子ども!

そこに母鬼らしきメス(?)の鬼が慌ててかけより、

鬼の子どもを抱きかかえます。

この鬼、神武様達を見て震えているわ!

 

 

ムカリ「この魔物が!」

 

神武「待て!」

 

母鬼C「……(母鬼Cは何も言わずに、震えながら神武を見ている。)」

 

子鬼D「きゃっきゃきゃっきゃ。」

 

 

母鬼Cに話しかける神武様…

 

 

神武「お主…この子鬼の母親か( ・ω・)?」

 

母鬼C「……(母鬼Cは無言でうなずいている)」

 

神武「安心しろ。子どもに、いや、お前たち民に危害を加えたりはせん。

たとえ、姿が鬼であってもな。」

 

キビツモモタ「民だって!?まさかこの鬼たち!?」

 

キビツダンゴ「吉備(岡山県)の!岡山の民達が鬼にされているってことですか!?」

 

神武「どうやら、そのようだな。

この鬼たち。岡山の民達のようだ( ・ω・)」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「なんと!?民達が鬼にされているというのか!?」

 

サルメノウズメ「なるほど…それで民の姿が一人も見えないわけね…」

 

アチタケル「岡山の民達を一人残らず鬼に変えてしまったというのか…

これが魔王アーリマンの魔力!」

 

キビツモモタ「な、なんと…我が民達が、全員、

鬼に変えられてしまっただって…」

 

ムカリ「それでは、この岡山を守るアーリマン軍の鬼たちは、

みな、人間…岡山の民達ということか…」

 

 

再び空のスクリーンにハルマゲドン放送局の中継が始まる!

 

 

トクソウノトキムネ(@鎌倉)「あれは岡山の町!」

 

ゲンジノヨリトモ(@鎌倉)「ええっ~!

あの町、鬼でいっぱいなんだけど~!」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「ハルマゲドン放送局が始まったということは、

戦闘が起こるのか!?」

 

 

神武様達の四方から鬼の集団が現れる!

そして、その4つの集団を率いる4人のダエーワ・リボーンたち!

 

 

ダエーワ・リボーンA「ようこそ、岡山へ!」

 

ダエーワ・リボーンB「貴様らの相手は、この鬼たち。

つまり、岡山の民達がするぞ!」

 

ダエーワ・リボーンC「ふっふ、戦闘力では

アジ・ダカーハさえ瞬殺した神武、貴様にはとてもかなわん。

だが、鬼の姿とはいえ、岡山の民達を殺せるかな?

お優しい神武王さまぁ。」

 

ダエーワ・リボーンD「ヒャッハ~!鬼の民どもよ!

おめえらの妻子は俺達の人質、いや鬼質だぁ!

神武とスケヨリヒメ、そしてそのお供の者どもをブチ殺せぇ!」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「くっ!卑劣な!」

 

キビツモモタ「こ、この鬼たちが、俺の国、吉備(岡山県)の…

岡山の民達!」

 

 

神武様達に襲い掛かる鬼たち!

数十万の鬼たちが次々に神武様達に襲い掛かって来る!

 

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「くっ!反撃せねばやらてしまうわ!

でも、この鬼たちは、岡山の民達!どうすれば!?」

 

神武「武器を使うな!モモタ、ダンゴ、ムカリ、ボオルチェ、

お前たちでは加減ができない!

スケヨリヒメを囲んで守ってくれ!

タケル、ウズメ、鬼たちを迎え撃つ!

ただし、殺すな!」

 

アチタケル「承知!」

 

サルメノウズメ「まかせて~!」

 

 

次々と襲い掛かる鬼たちを相手に、殺すことも重傷を負わせることもなく、

倒していく神武様、アチタケル、サルメノウズメの三人!

 

 

ヤマトノショウトク(@大坂)「すごいな神武殿、

それにアチタケル殿とサルメノウズメ殿。」

 

キョウノミチナガ(@大坂)「敵を殺すことも、

重傷を負わせることもなく倒していく。

それは、相当な実力差が無ければできぬこと。

さすがは神武王とその重臣たち。

戦い慣れていますね。」

 

ミカワノタケチヨ(@大坂)「さすがだねぇ。

神武とアチタケル、サルメノウズメ。

まさに不殺(ころさず)の格闘術の教科書みたいな

戦い方だぜ( ・ω・)」

 

ヤマトノアヤタムラマロ(@八王子)「ふん!

まどろっこしい!俺様なら、あんな鬼ども、

皆殺しにしてやるのに!」

 

チチブカネビメ(@川越)「しかし、鬼たちは数十万はいますね。

神武様達が負けることはないにせよ、このままではキリがありません。

人質となっている女子ども達を救出できれば、

あの鬼たちとも戦わずにすむのでしょうが…」

 

 

鬼たちを倒し続ける神武様たち…

 

 

神武「さすがにやられる気はまったくしないが、

数が多いな。」

 

アチタケル「数十万の鬼たちと戦い続ければ、

さすがに俺達でも疲労します。

俺達が疲れたところをダエーワ・リボーンたちが

襲ってくる策でしょうな。」

 

サルメノウズメ「民達を鬼として無理やり戦わせるなんて、

魔王アーリマンって、性格悪そうね。」

 

 

戦いを見ているスケヨリヒメ達…

 

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「あの鬼たち…

涙を流しながら戦っておる…

無理やり戦わされておるのじゃな…」

 

キビツモモタ「鬼…民達の妻子が人質にされている。

どこだ?あれだけの人数の妻子を一まとめにできる場所…」

 

ムカリ「さきほど、鬼の母子が町にいたことを考えると、

この岡山の中に集められているのか?」

 

キビツダンゴ「この岡山で一番多く人を入れられる大きな建物…?」

 

キビツモモタ「わかったぜ!岡山王宮だ!鬼=民達の

妻子は岡山王宮に集められてる!

それを助ければ、あの鬼=民達も戦わずにすむぞ!」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「キビツモモタ王!

妾を岡山王宮に案内して下され!」

 

キビツモモタ「おう!行くぜ!我が民達を助けに!」

 

 

スケヨリヒメ、キビツモモタ、キビツダンゴ、ムカリ、ボオルチェの5人は、

岡山の中心地にある岡山王宮に走ります!

そして、岡山王宮前…

 

 

ダエーワ・リボーンD「おっと!

ここから先は通さんぜ!」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「Aランク、ダエーワ・リボーンか!」

 

ダエーワ・リボーンD「ヒャッハ~!

俺様はAランク。そして、岡山王宮には鬼の妻子どもが逃げぬよう、

Bランクの死霊剣士たちが見張りをしてるぜ!」

 

キビツモモタ「やはり民の妻子たちは、ここか!」

 

ダエーワ・リボーンD「貴様らは、ここで俺様が、皆殺しに

してやるぜぇ!ヒャッハ~!」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「すまぬがいまさら、Aランクの雑魚に

尺を取る余裕は無くてな…

受けよ!我が炎の呪文を!

火炎呪文・超(メラゾーマ)‼」

 

ダエーワ・リボーンD「あ、あついぜ~!

あつくて死ぬぜ~!俺が!」

 

 

ダエーワ・リボーンDをやっつけた!

 

 

ダエーワ・リボーンを倒したものの、岡山王宮の城門は固く閉ざされていた。

 

 

キビツダンゴ「城門が閉ざされてる。

中から開けてもらわないとこの人数じゃ、岡山王宮の城門は破れない。」

 

ムカリ「だが、中には死霊剣士たちもいるはず。中にいる女達が城門を開けることは

難しいか?」

 

ボオルチェ「むう…きっと、みな、ガクガクブルブル、震えているのだろうな。」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「城門が開きさえすれば、

死霊剣士たちなど蹴散らせばすむことじゃが…」

 

キビツモモタ「我が岡山の民達よ!

俺は、吉備(岡山県)の王!

キビツモモタだ!」

 

 

キビツモモタが岡山王宮の中にいるものたちに大声で語り掛けます。

 

 

キビツモモタ「俺はもう逃げない!

お前たちを一人残らず助けてみせる!

死霊剣士など恐れるな!

城門さえ開けてくれれば、俺達がお前たちを脅す死霊剣士どもを倒す!」

 

 

待つこと数分…

岡山王宮の固く閉ざされていた城門が開く!

鬼の女たちが、城門を開けた!

 

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「女子ども達を救出する!

行くぞ!みな!突入!」

 

ムカリ「死霊剣士ども!この蒙古の将ムカリが相手だ!」

 

ボオルチェ「女子ども達を救え!」

 

キビツダンゴ「行くぜ!」

 

キビツモモタ「この岡山王宮は俺の城!

中のことは知り尽くしてるぜ!」

 

 

岡山王宮に突入するスケヨリヒメ達!

死霊剣士たちを次々に倒していきます!

それを石を投げて援護する鬼となった岡山の女達!

スケヨリヒメと鬼の女達(=岡山の女達)はついに死霊剣士たちをすべて追い散らし、

岡山王宮を制圧した!

岡山王宮奪還成功!

 

 

岡山市街地では、神武様達と鬼(=岡山の民)達の戦いが続いていた。

 

 

ダエーワ・リボーンA「こ、こいつら…

こいつらは疲れるということを知らんのか!?」

 

神武「ほいっ( ・ω・)!」

 

サルメノウズメ「ちょっとだけ痛いけど、我慢してねぇ~

ウズメちゃんの美脚キック!」

 

アチタケル「あっそれ!オニ~のパンツはいいパンツ~

へっへ、この歌、気に入っちまったぜ。」

 

 

そこにキビツモモタ達がやってくる!

 

 

キビツモモタ「鬼にされた我が民達よ!

お前たちの女房子どもは、俺達が解放したぞ!

もう戦わなくていい!お前たちは自由だ!」

 

ダエーワ・リボーンB「鬼の女子どもが解放された!?

岡山王宮が落とされたのか!?」

 

ダエーワ・リボーンC「まずい!この展開は!」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「ダエーワ・リボーンども!

もう勝負あったぞ!」

 

 

妻子と抱き合い喜ぶ鬼たち(=岡山の民達)。

戦いは収まり、神武様達の前にいる敵はダエーワ・リボーン残り3体のみとなった!

 

 

ダエーワ・リボーンA「お、俺達だけ…

相手は、あの神武と金色の神の戦士たち…」

 

ダエーワ・リボーンB「くっ!しかも、もう尺が無い!」

 

ダエーワ・リボーンC「と!いうことは!」

 

神武「天孫光輪斬!」

 

アチタケル「破魔剛力掌派!」

 

サルメノウズメ「閃熱呪文・超(ベギラゴン)‼」

 

ダエーワ・リボーンたち「や、やっぱり~!瞬殺~!」

 

 

ダエーワ・リボーンたちをやっつけた!

 

 

岡山の町は解放された。

しかし、まだ民達は鬼の姿のまま。

民達を元の人間に戻すには、魔王アーリマンを倒すしかないようです。

 

 

キビツモモタ「みんな聞いてくれ!

お前たちは、鬼の姿をしていても、

俺の大切な民達だ!

そして、きっと神武達が魔王アーリマンを倒して、

お前たちを人間に戻してくれる!

あと少しの辛抱だ!」

 

 

王であるキビツモモタの演説を聞く鬼たち(=岡山の民達)。

その表情は、人間としての誇りに満ちているように感じます。

 

 

神武「さて、タケル、ウズメ。

それにスケヨリヒメ。行こうぜ( ・ω・)

魔王アーリマンとの最終決戦。

鬼ノ城(キノジョウ)へ!」

 

 

鬼ノ城…

 

 

アーリマン「いよいよだな。神武とスケヨリヒメ。

この魔王アーリマンがお前たちを叩き潰してやろう!」

 

 

次回、ついに神武様たちは、魔王アーリマンの本拠地・鬼ノ城(キノジョウ)へ!

7大魔王と神武様の初対決の勝敗はいかに!?

さて、今回は、ここまでにしておきましょう。

次回は、

 

第81話「暗黒の邪神!魔王アーリマン」

 

歴史の糸を紡ぐのは誰だ!?

ナビゲーターは、アメノウズメでした。