こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

6月9日放送の大河ドラマ『光る君へ』。

周明は対馬生まれだったという事実。

定子は一条天皇の姫皇子を出産。

そして、ラストは、宣孝がまひろに求婚!?

まあ、いろいろあった回でしたねぇ( ・ω・)

 

大河ドラマを見てない人は、

再放送か、NHKプラスで視聴してみてください。

(※ 大河ドラマ『光る君へ』の著作権は、NHKに属します。

また浜松市の公式キャラクター「出世大名家康くん」と本作の

家康くんは、縁もゆかりもありません。

なお、本作の著作権は、作者に属します( ・ω・))

 

では、週一連載。

【進め家康くん( ・ω・)】『光る君へ』を語れ!

はじまり、はじまり~

 

 

(『光る君へ』「雪の舞うころ」あらすじ)

朱は三国を殺していないと日本語で主張する周明に驚くまひろと為時。

周明が連れてきた下人が、光雅に朱が殺したと言えと脅されていたと証言する。

ほどなくして解放された朱は、為時だけに越前に来た本当の狙いを語り出す。

一方で周明も、まひろに自分の過去を語り出す。

ある日、宣孝がまひろと為時に会いに越前にやってきて…

 

 

家康くん「やはり朱はえん罪であったな( ・ω・)」

 

瀬名「いかに宋人の振る舞いに不満を持っていたとしても、

無実の人を殺人犯に仕立て上げるのはダメですね…」

 

於愛「周明、日本語が話せると思ったら、日本人だったのですね。」

 

家康くん「口減らしに海に捨てられた…周明はオリジナルキャラクターだが、

悲しいことだが、貧しい庶民にはそういうこともあったろうねぇ…」

 

瀬名「朱たちは、宋の朝廷からの密命で、日本と貿易関係を結ぶために来ていたのですね。」

 

家康くん「日本は894年に遣唐使を廃止して以降、九州の大宰府管理の下のみ公式な貿易を行っていた。

だが、実際には、宋の商人は、博多や薩摩、越前などに来て私貿易はなんだんだと行われていたようだ( ・ω・)」

 

瀬名「平安時代後期に政権を握る平清盛は日宋貿易を盛んにして経済基盤を確保することになりますね。」

 

於愛「どうして道長たち、朝廷は正式な宋との貿易を拒否していたのですか?」

 

家康くん「基本的に、中国の王朝の公式な貿易というのは朝貢貿易。

つまりは、中国の王朝(大河ドラマの時代なら宋)に臣下の礼をとって、

貢物とその返礼という形で貿易を行うのが常だった。

日本の朝廷としては、宋に臣下の礼をとるわけにはいかんというところだろうね( ・ω・)」

 

瀬名「東アジア文化圏における中国の中華思想。宋などの中国の王朝にとっては、

周辺国は、蛮族の国で、臣下の礼をとった国とだけ貿易を行うという態度だったのですね。」

 

家康くん「だから、実際には、中国の王朝の公式な貿易ではなく、民間レベルの私交易が盛んだったようだね( ・ω・)」

 

瀬名「朝廷が宋と正式な貿易を行うということになれば、

日本の天皇が宋の皇帝に臣下の礼をとるという形式になる。

道長が、宋との貿易を受け入れるというのは、まひろが考えているような

簡単なことではないということですね。」

 

於愛「う~ん。難しい時代ですねぇ。」

 

家康くん「ちなみにわしが開いた江戸幕府は鎖国をしていたと明治以降に言われたが、

実は、江戸時代は、キリスト教を植民地支配に利用していたスペインやポルトガルを排除しただけで、

ヨーロッパの先進国であったオランダとも、東アジアの大国であった清(中国)、朝鮮とも、しっかりと交易関係はあり、けして世界に取り残された鎖国した国などではなかったのだぞ( ・ω・)」

 

瀬名「民間の交流こそ、政府間などの外交などよりも重視していきたいものですね。」

 

於愛「周明とまひろは、ロマンスがあるのかと思っていましたが、

周明は、まひろのことを『左大臣の女』かも知れないと言って利用しようとしていますね。」

 

家康くん「周明も宰相の侍医になりたいと希望を言っていたが、

意外と野心家のようだねぇ( ・ω・)」

 

於愛「ラストで宣孝がまひろに結婚を申し込みました!」

 

瀬名「まあ、宣孝は、前からまひろを口説こうとしているふしはありましたからねぇ。」

 

家康くん「次回は『忘れえぬ人』。まひろの周りでも、

また一条天皇と定子の間でもいろいろドラマが起こりそうじゃな。

次回も、観ねばなるまい( ・ω・)」

 

 

来週も語れ!

進め!家康くん!