こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

【コウペンちゃんⒸるるてあ】

今日は、投稿ネタ

 

#今の日本について語ろう

 

におじゃましております( ・ω・)

 

なんとなく感じているのですが、

かつて日本人は「議論が苦手」だと言われていました。

しかし、最近は、「対話が苦手」な人が増えているように感じます。

自分の意見に対して、少しでも反対されたら、もう自分が否定されたように感じてしまう。

そうなると、ムキになって相手を攻撃するか、

一切、相手との関りをシャットダウンしてしまうかの二者択一。

特に、最近は、シャットダウンしてしまう人が多い。

そのように感じているのは、私だけでしょうか?

100パーセント一致する人間なんているはずがないし、

異なる意見を聞いたら、どこが違うのか、

納得できる結論にするにはどう考えていくのか、

ということが重要だと思います。

ネット社会で、自分の欲しい情報だけを集められてしまう弊害なのかもしれません。

 

 

さて、神武征討記の制作秘話です( ・ω・)

 

最新作

第77話

「封印の壁を抜けろ!

道は因幡にあり!」

 

 

ミカワノタケチヨとカルラの一騎討ちに始まり、

但馬・因幡の境での

魔王カーリー軍と神の戦士たちの激闘。

そして、スケヨリヒメとヘイケノキヨモリの二人が、

封印の壁を越えて、神武達のいる中国地方(アーリマン・エリア)

に行くというお話でした。

 

 

さて、中国地方を封印する魔王アーリマン軍。

 

 

 

実は、アーリマン軍の主力である

Sランクのアジ・ダカーハ、

Aランクのダエーワ達は、

第70話で、すでに神武達に倒されています。

 

 

 

そこで、こんなシーンが入りました。

 

 

アーリマン「まさかAランクのダエーワ達と

Sランクのあのアジ・ダカーハまでは敗れるとは…

神武と神の戦士たち恐るべきヤツらよ。

だが…」

 

 

アーリマンが呪文を唱えると、なんと7人のダエーワ達が復活する!

 

 

ダエーワ・リボーンA「魔王アーリマン様。

不覚を取り、申し訳ございません。

しかし、再生させていただき、新たな力を得た我ら、

必ずや神武らを討ち果たしてごらんにいれます。」

 

アーリマン「ふっ。神武らをお前たちが討つ必要は無いのだ。」

 

ダエーワ・リボーンB「と、申しますと?」

 

アーリマン「神の戦士・神武とヒメタタライスケヨリヒメ。

この2人が合流すれば、我ら7大魔王や大魔王ハルマゲドン様の脅威となる。

逆に言えば、我らは攻めずとも、中国地方と近畿地方の二重の封印で

その者達が合流せぬようにすれば、負けることはない。」

 

ダエーワ・リボーンC「それでは、我らは神武の足止めをすれば十分だということですか。」

 

アーリマン「ふっふふ…スケヨリヒメという女さえ、我がエリアに入ってこなければ、

神武は、我の元にはたどり着けぬ。

どんなに強くてもな…」

 

 

 

さすが、ゾロアスター教の悪神である魔王アーリマン。

アチタケル、サルメノウズメ、ショウリュウキに倒された

ダエーワ達を復活させます。

一応、設定としては、復活したダエーワ・リボーンたちは、

それぞれの個性が引き出され、以前よりも強化されたということになります。

 

 

そこで、せっかくなので、個体名をつけてみようということで、

今回登場したダエーワ・リボーンに名づけをしてみました。

そう、それが、

 

ジーニー

 

ゾロアスター教は、古代ペルシアに起こった善悪二元論を柱とする宗教で、

地域としては、古代ペルシアが中心となります。

そこで、名前をつけたのが、ある意味、一番有名なジーニー。

ですが、この名づけが、とんでもない事態を引き起こしてしまいました。

 

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「くっ!魔王軍!

中国地方を封印しているアーリマンの軍か!」

 

ジーニー「ようこそ。偉大なる魔王アーリマン様のエリアへ。

わざわざ、殺されに来たようなものだな!」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「貴様は!?」

 

ジーニー「わがはいは、ジーニー。

偉大なる魔王アーリマン様配下の7人のダエーワの一人よ。」

 

ヘイケノキヨモリ「7人のダエーワというのは、

アチタケルやサルメノウズメに倒されたのではなかったのか?」

 

ジーニー「我らは不死身!魔王アーリマン様のエリアに来て、

生きて帰れると思うな!」

 

ヘイケノキヨモリ「スケヨリヒメ様!お下がりください!」

 

 

ジーニーと魔物の群れが現れた!

 

 

魔物の群れの前に一人立ちはだかるヘイケノキヨモリ。

 

 

ヘイケノキヨモリ「俺は神の戦士。

西国覇王!ヘイケノキヨモリ!」

 

ジーニー「ヘイケノキヨモリとやら。

おまえは、願いごとは無いか?

どんな願いでも3つ叶えてやるぞ!」

 

ヘイケノキヨモリ「何?どんな願いでも叶えるだと?」

 

ジーニー「その質問に答えるのが一つ目!

どんな願いでも叶えてやろう!

はい、あと2つ!」

 

ヘイケノキヨモリ「貴様!ふざけているのか!?」

 

ジーニー「その質問に答えるのが二つ目!

ふざけているのではない!わがはいは、

ランプの精で、願いごとを3つ叶えるということになっているのだ!

はい、あと1つ!」

 

ヘイケノキヨモリ「………」

 

ジーニー「どうしたぁ?最後の願いはぁ?」

 

ヘイケノキヨモリ「スケヨリヒメ様の魔法力を回復させて。」

 

ジーニー「いいだろう!」

 

 

スケヨリヒメの魔法力が回復した!

 

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「妾の魔法力が回復した!

これで妾も戦える!」

 

 

スケヨリヒメとヘイケノキヨモリは二人で魔物の群れと戦い倒していく!

 

 

ヘイケノキヨモリ「さて、ジーニーとやら。

おまえも戦うか?」

 

ジーニー「願いをかなえたわがはいを貴様は倒すというのか?

見逃して。」

 

ヘイケノキヨモリ「……スケヨリヒメ様、いかがなさいますか?」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「ジーニーとやら。

お主は、悪い魔物ではないのか?」

 

ジーニー「願いごと次第ですなぁ。

欲望にまみれた願いをすれば、それに見合う不幸もやってくる。

わがはいが、良い精霊なのか、悪い悪魔なのかは、

人間がどんな願いをわがはいにするか次第ですなぁ。」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「じゃあ。別に戦わなくてもいいわ。」

 

ジーニー「は~い。また機会ありましたらぁ~

アディオス~」

 

 

ジーニーは消えて行った。

 

 

なんとジーニー、3つの願い(実際は一つ)を叶えると言って、

まともに戦わずに退場してしまいました!

何しに出てきた!?

 

 

ジーニーというと、『アラビアンナイト』のランプの精で有名です。

むしろ、『アラジン』のイメージが強いかもしれません。

何でも願いごとを3つ叶えるというのは、

ある意味、使い方によってはとても恐ろしい存在かも知れません。

 

本当は、ヘイケノキヨモリと戦う予定だったのですが、

いきなり3つの願いを言えとかけあいになってしまい、

全く戦闘になりませんでした。

いつものごとく、キャラクター達が勝手に動き回った結果です( ・ω・)

 

 

実は、私は神や悪魔、妖怪、精霊等と呼ばれている存在は、

人間を超えた超常的な存在として、同じような存在だったのではないかと考えています。

それが、人間の信仰の対象となれば神と呼ばれ、

人間に害をなすものとして恐れられれば、魔や妖怪等と呼ばれていた。

本当は、それらの善悪は簡単には決められず、

悪魔と呼ばれた者も一面では人間を助けてくれたり、

神と呼ばれた者も人間に破滅的な被害を与えることもあったのではないかと思っています。

 

キリスト教やイスラム教のような唯一神を信じる一神教が、

人間社会で力を持っていったことで、キリスト教やイスラム教で

信じられる『神』とは異なるかつての信仰の対象だった神々も、

邪神、悪魔として追いやられていった。

本当は、それぞれが尊いものだったのかもしれない。

 

おそらく日本の八百万(やおよろず)の神々も、

キリスト教的な宗教観からすると、神ではない魔物のような扱いになるのかも知れません。

でも、一つだけが絶対的に正しくて、

そうではないものは間違っている、劣っていると考えるのは、

私は好きではないですね。

 

まあ、「○○は正しい」「××は間違っている」と単純にものごとをとらえる方が、

楽ではあるのかも知れませんが。

 

 

善か悪かという視点からは、科学技術もそうなのだと思います。

技術には、本来、善も悪もない。

あるのは、原理と機能だけ。

それをどう活かしていくかは、人間の「知性」次第なのではないかと思います。

 

 

ジーニー「願いごと次第ですなぁ。

欲望にまみれた願いをすれば、それに見合う不幸もやってくる。

わがはいが、良い精霊なのか、悪い悪魔なのかは、

人間がどんな願いをわがはいにするか次第ですなぁ。」

 

 

今回登場したダエーワ・ジーニー。

彼が良い精霊なのか、悪い悪魔なのかは、

人間がどんな願いを彼にするか次第。

 

もしも、3つの願いを叶えてくれるジーニーが、

あなたの目の前に現れたら、

あなたは何を願いますか?

 

 

次回の神武征討記は、

毛利元就の前世であるサンシノモトナリが登場します。

それよりも、メインになるのは、

ヘイケノキヨモリと彼に両親を殺されたイナバノウサメの対話になりますかね。

ひとたび戦争をしてしまえば、

その事実は消せない。加害と被害の関係は必ず生まれてしまう。

そういうことをテーマにした話になるのでしょうか。

まあ、キャラクター達の動きに任せます( ・ω・)

 

 

 

 

歴史の糸を紡ぐのは誰だ!?

 

弁護士 岡本卓大の描く

かつて無いスペクタルドラマ!

 

神武征討記

 

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

にて、絶賛連載中!

 

 

今の日本について語ろう

 

 

 

 

 

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