こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

5月12日放送の大河ドラマ『光る君へ』。

宮仕えしているわけでもないまひろが、中宮定子に会ったり、

帝に拝謁したり、なかなかあり得ない展開だとは思いましたが、

まあ、ドラマなので、突っ込まないことにします( ・ω・)

よりによって花山院に矢を射かけてしまった隆家。

「これ、終わったな」というシーンでしたね。

 

大河ドラマを見てない人は、

再放送か、NHKプラスで視聴してみてください。

(※ 大河ドラマ『光る君へ』の著作権は、NHKに属します。

また浜松市の公式キャラクター「出世大名家康くん」と本作の

家康くんは、縁もゆかりもありません。

なお、本作の著作権は、作者に属します( ・ω・))

 

では、週一連載。

【進め家康くん( ・ω・)】『光る君へ』を語れ!

はじまり、はじまり~

 

 

(『光る君へ』「放たれた矢」あらすじ)

道長が右大臣に任命され公卿の頂点に。

これを境に先を越された伊周との軋れきが高まっていく。

一方まひろは、ききょうのはからいで内裏の登華殿を訪ねることに。

定子との初対面に緊張する中、一条天皇も現れ…

ある夜、隆家は、女に裏切られたと落ち込む伊周を強引に女の家へ連れていく。

これが大事件へと発展することに…

 

 

家康くん「タイトルの『放たれた矢』。

一言で言うなら、隆家がマヌケ過ぎだな( ・ω・)」

 

瀬名「よりにもよって、先の帝であられる花山院に矢を射かけてしまうとは…」

 

於愛「しかも、伊周が彼女を取られたというの自体、完全な勘違いですしね。」

 

家康くん「まあ、これがきっかけで『長徳の変』が起こることになる。

伊周の没落が確定したな( ・ω・)」

 

瀬名「花山院の牛車であればご立派なのも当然。

『立派な牛車が停まっていた』とかいってヘナヘナになっていた

伊周は、なかなかみっともない男ですね。」

 

於愛「いきなり矢を射かける隆家は、ヤクザ者のようです。

ほんっと!ろくでもない兄弟!」

 

家康くん「関白になれなかったからとドクれて、

陣定にも出席しなかったり、伊周・隆家兄弟は、

小者感がハンパない書きぶりをされているねぇ( ・ω・)」

 

瀬名「話変わって、まひろは、ききょうのおかげで、

中宮定子、さらには、一条天皇にお会いしますね。

一条天皇に宋の制度(科挙)に倣って人材登用を説くまひろ。

なかなかすごいシーンです。」

 

家康くん「まあ、内裏に仕えてもいないのに、内裏の、

しかも、中宮や帝のおられる部屋へ行くなど、

およそあり得ない、フィクションですと書いてあるような

シーンだったがな( ・ω・)」

 

於愛「まひろの父・為時が昇進しましたね。」

 

家康くん「従5位下。国守に任じられる5位以上の中では

下の官位だな。

任地も、『淡路』で出していたね( ・ω・)」

 

瀬名「国にはランクがあり、従5位下が任じられる『淡路』は下国。

なお従5位上が任じられる『越前』は大国ですね。」

 

家康くん「ちなみに一番下の下国に分類されていた国は、

和泉・伊賀・志摩・伊豆・飛騨・隠岐・淡路・壱岐・対馬。

一番上の大国に分類されていた国は、

大和・河内・伊勢・武蔵・上総・下総・常陸・近江・

上野・陸奥・越前・播磨・肥後とされている( ・ω・)」

 

於愛「パッと見た感じでは、面積が狭く収穫も少ない国が下国、

広くて豊かな国が大国というところでしょうか。」

 

瀬名「同じ国守でも、豊かな国の国守と貧しい国の国守では、収入が違う。

当時の5位くらいの貴族たちは、豊かな国の国守に任じてもらおうと必死だったわけですね。」

 

家康くん「まあ、私欲を図るひどい国守(受領)もたくさんいたようだね。

いつの時代も、権力者と言うのはろくでも小者が多いな( ・ω・)」

 

瀬名「殿や道長殿クラスの方は、天下の民のことを思えたのかも知れませんが、

普通は、自分の暮らしが第一ですものねぇ…」

 

家康くん「為時は、淡路守から越前守に変更になることになるはずだが、

今回の大河ドラマでは、どう描くのかな( ・ω・)」

 

於愛「為時の漢詩を聞いて一条天皇が心動かされ任地替えとなるのか?

それとも、中国から宋人がたくさん来ている越前への対応として、

任地替えとなるのか?」

 

瀬名「道長が宋人への対応として為時の任地を越前にするよう一条天皇に

勧めるというのが話の流れからは自然でしょうか?」

 

家康くん「まあ、いずれにせよ、次回は、『長徳の変』。

観ていれば、おいおいわかってくるであろうよ( ・ω・)」

 

 

来週も語れ!

進め!家康くん!