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752年(天平勝宝4年)のこの日、奈良・東大寺の大仏が完成し、開眼供養会(かいげんくようえ:魂入れの儀式)が盛大に行われた。
大仏は聖武天皇の発願で745年(天平17年)に制作が開始され、盧舎那仏(るしゃなぶつ)と言われる大乗仏教における仏の一つである。正式な名称は「盧舎那仏坐像」であるが、一般に「奈良の大仏」として知られる。
現在の坐像は座高が約15m、顔の長さ約5m、目の長さ約1mで、この大仏開眼供養で使用された遺品は正倉院に奉納されている。中世、近世に焼損したため大部分が補作されており、当初に制作された部分で現在まで残るのはごく一部である。「銅造盧舎那仏坐像」の名で彫刻部門の国宝に指定されている。
(引用終わり)
東大寺は、1180年に平重衡(平清盛の五男)と興福寺の僧兵との兵乱で焼けてしまいます。
このときは、源頼朝が再建を主導したようです。
その後、戦国時代の1567年には、松永久秀と三好三人衆の戦いで再び焼けてしまいます。
このときの焼失から再建されたのは江戸時代元禄期の1692年。
平和な国土統一を願った聖武天皇の願いにもかなわず二度も戦火で焼失する経験をします。
もともとの東大寺の大仏殿は、現在のものよりも大きかったそうです。
古代日本で世界一とも言える木造建造物を作っていたというのはすごいことですね。
東大寺の大仏様は、『毘盧遮那仏』。これはインド神話の『ヴァイローチャナ』の音訳から来たものです。
「光明遍照」を意味し、宇宙の真理をすべての人に照らし、悟りに導く仏様とされています。
真言密教では、『大日如来』のようですが、仏教の世界は宗派によって複雑なので、
宗教専門家ではない私にはよくわかりません( ・ω・)
さて、本日の記事紹介。
『補講』より深く憲法を知りたい人へ
から。
婚姻の自由の現代的課題
シリーズ( ・ω・)
①選択的夫婦別姓
②同性婚
東大寺の大仏。私は、『信仰』の対象としてではなく、
貴重な『文化遺産』だと思って見てしまいますが、
みなさんは、いかがでしょうか?
まあ、なんとなくありがたい気持ちになるのは、
ある種の信仰かも知れませんけどね( ・ω・)
読んでくださり、ありがとうございました。
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