ブログスタンプ全獲得おめでとう!

▼12月のあなたはスペシャルランクでした

 

こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

12月もスペシャルランクのスタンプをいただきました。

年末年始も欠かさず毎日書いてますからねぇ( ・ω・)

 

ブログのアクセス解析を見てみると、

今日の午前4時代~から午前11時代までの時間帯のアクセス数がカウントされていないようです。

これ、私だけでしょうか?

イイねを付けてもらっているので、間違いなく午前中もアクセスはそれなりにあったようですが…( ・ω・)

 

さて、今日は、1月17日。

あの阪神淡路大震災から今日で29年です。

 

 

1995年1月17日午前5時46分。

震源地は、淡路島北部(北緯34度36分、東経135度02分)

震源の深さ16キロメートル

マグニチュード7.3

最大震度は、震度7。

6434名もの人命が失われた甚大な被害を出した大震災でした。

 

 

私は、ちょうど1月15日、16日に神戸大学でセンター試験を受験し、

阪神淡路大震災の前日まで神戸にいました。

当日は、淡路島の自宅でかつて経験したことのない揺れを経験したことは

29年経った今でも覚えています。

 

 

今、振り返ってみると、2011年3月11日の東日本大震災の後、

全国の弁護士が被災者支援の相談活動を行いましたが、その中心となっていたのは、

阪神淡路大震災のときに司法修習生だった期の先生方だったように思います。

阪神淡路大震災というのは、我々、弁護士が、

『災害』というものへの対応を考えるようになった最初のきっかけだったのかも知れません。

 

 

 

今年は元日に能登半島で震度7の地震が発生したのを皮切りに、

現在も地震活動が収まっていないと思われる状況から始まりました。

被災者の方々は、大変な思いをさせていることと思います。

内閣府の防災情報のページでは、

能登半島地震の被害状況等の情報と、

避難されている方々への支援情報等も公開されています。

今回の震災では、デマ情報の拡散という許しがたいこともありましたが、

被災者の方々は、デマ情報に踊らされることなく、根拠のある情報に基づいて、

最適と考えられる行動を取っていただければと思います。

 

 

 

また静岡の弁護士である永野海さんの法律と防災のページでは、

今回の能登半島地震に対応した被災者支援情報さぽーとぺーじ(ひさぽ)が、

公開されています。

金沢、富山の各弁護士会は電話相談を開始しているようです。

生活再建や支援制度についての無料での電話相談が可能です。

被災地では情報も錯綜し、情報の混乱による苦痛もあろうかと思います。

普段は敷居が高いと感じておられるかも知れませんが、

災害後に弁護士がアドバイスできることはかなりあります。

お困りの方は弁護士にもご相談してみてください。

 

 

 

さて、被災地にいない被災者ではない方たちで、何かしたい、でも何ができるかわからないと

お悩みの方もたくさんおられるかと思います。

まず、支援物資で古着や賞味期限の過ぎた食料品を送るなどというのは論外です。

阪神淡路大震災のとき、私の出身中学の体育館は、全国各地から支援物資として送られてきた

誰も使わない衣類等で埋め尽くされました。

善意から出たものだとは思いますが、被災地の現場からすると、迷惑以外のなにものでもありません。

現地の状況を把握せずに、やみくもに物を送るのは絶対にやめてください。

送るなら、義援金が一番有効です。

被災地のそれぞれの地域、人ごと、必要な物資は異なります。

お金が必要なものを調達するのに一番役に立ちます。

特別なノウハウを持っていない一般の方が被災地・被災者を支援したいときは、

物を送るのではなく、『お金』を送ってください。

たとえ、一人あたり少額の募金であっても、多くの人が募金してくれれば、

被災者支援に役立ちます。

 

 

今日で阪神淡路大震災から29年。

この約30年間の日本は、常に自然災害との戦いのような時代です。

関東大震災から今年で101年目です。

誰もがいつ自分が被災者の立場になってもおかしくない時代です。

 

 

能登を中心とした被災者の方々が一日も早く通常の生活を取り戻せるようになることを

心から願っております。

また、全国各地、誰もが現在起こっている大災害の被災者の状況を想像し、正しく理解し、

一人ひとりができる小さなことを、みなで行っていけることを切に願います。

 

読んでくださり、ありがとうございました。