こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

神武征討記の登場人物等はこちら( ・ω・)

 

 

 

 

なお、この物語はフィクションです。

極右、ネトウヨからの批判、誹謗中傷は受け付けません。

本作の著作権は、作者に属します( ・ω・)

それでは、はじまりはじまり~

 

 

この物語は、日本という国の原型を作った一人の

空前絶後の英雄の生涯を描いた物語である。

 

神武征討記

第57話「西国大戦役2年目突入!それぞれの年明け!」

 

 

みなさま、あけましておめでとうございます。

ストーリーテラーのアメノウズメでございます。

ヘイケノキヨモリの西国侵攻作戦に始まった神武軍と大和軍の西国大戦役も二年目に突入しました。

現在の勢力図は次の通りです。

 

神武勢力・神武軍団の領国は、

安芸・備後(広島県)、周防・長門(山口県)、出雲・石見(島根県)、因幡・伯耆(鳥取県)、

播磨・但馬(兵庫県)、筑紫(福岡県)、肥前(佐賀県・長崎県)、豊後(大分県)、

肥後(熊本県)、日向(宮崎県)。

神武勢力・トサノリョウマ軍団の領国は、

伊予(愛媛県)、讃岐(香川県)、阿波(徳島県)。

神武勢力・ヒヨシマル軍団の領国は、

摂津(大阪府・兵庫県阪神地方)、淡路(淡路島)、紀伊(和歌山県)。

神武勢力・オワリノブヒメ軍団の領国は、

近江(滋賀県)、尾張(愛知県西部)、美濃・飛騨(岐阜県)、

越前・若狭(福井県)、加賀・能登(石川県)。

神武勢力・エツノケンシン軍団の領国は、

越後(新潟県)、越中(富山県)、上野(群馬県)、下野(栃木県)、

武蔵北部(埼玉県)、下総・常陸(茨城県)。

 

大和勢力・大和軍団の領国は、

大和(奈良県)、河内・和泉(大阪府東部・南部)、伊賀(三重県北部)。

飛び地としてソガベモトチカ軍の土佐(高知県)。

大和勢力・ヘイケノキヨモリ軍団の領国は、吉備(岡山県)。

大和勢力・ミカワノタケチヨ軍団の領国は、

三河(愛知県西部)、遠江・駿河(静岡県)、甲斐(山梨県)、

信濃(長野県)、伊勢・志摩(三重県)。

大和勢力・ゲンジノヨリトモ軍団の領国は、

相模(神奈川県)、伊豆(伊豆半島)、上総・安房(千葉県)、

武蔵南部(東京都)。

大和勢力・セゴドンノキチノスケ軍団の領国は、

薩摩・大隅(鹿児島県)。

 

山城(京都府)ではマツナガノヒラクモが、

丹波(京都府・兵庫県丹波地方)ではドウサンが、

丹後(京都府丹後半島)ではソウウンが、

それぞれ大和勢力から独立しております。

 

東北地方は、ドクガンリュウノマサムネの奥州連合が、

陸前(宮城県)、陸中(岩手県)、陸奥(青森県)、

羽前(山形県)、羽後(秋田県)、磐城(福島県浜通り)、

岩代東部(福島県中通り)を領有。

会津を中心とした岩代西部(福島県会津地方)を

ミカワノタケチヨと同盟したアイヅカタモリの会津勢力が領有しています。

 

全体としては神武勢力が優勢ですが、

神武勢力の聖地である伊勢神宮のある伊勢(三重県)をミカワノタケチヨに、

高千穂のある日向(宮崎県)の隣国である薩摩・大隅(鹿児島県)を

セゴドンノキチノスケに奪われ、また安芸(広島県)の隣国である

吉備(岡山県)にはヘイケノキヨモリ、トクソウノトキムネ、ヘイハチトウゴの3将が

8万5000の兵力を率いて、いつ安芸(広島県)に侵攻しているかわからない情勢にあり、

神武勢力にも緊張が走っています。

 

神武様が34歳の年(第5ターン)の1月1日。

安芸(広島県)神武王宮内の神武様の館(家)には、

出雲大社学宮(イズモタイシャマナビノミヤ)の冬休み中に、

タギシミミ、キスミミの2人の息子のほか、

戦死したイナバハクトとイナバノクニヒメの娘であるイナバノウサメ、

そして、オワリノブヒメの養女であるオワリノチャチャ、オワリノハツ、オワリノゴウの三姉妹が、

宿泊しておりました。

 

 

アイラツヒメ「みなさん。あけましておめでとうございます。

今年も、よろしくお願いいたします。」

 

タギシミミ「あけましておめでとうございます。」

 

キスミミ「ハッピー ニュー イヤー!

イェ~イ!」

 

オワリノチャチャ「神武王様は、元日から政庁ですか?」

 

アイラツヒメ「ええ。吉備(岡山県)の大和軍がいつ動くかわからないので、

政庁に出ています。

でも、みなさんは、まだ子どもだから、気にせずにお正月を楽しんでね。」

 

タギシミミ「しかし、ウサメは一人だとかわいそうだと誘ってやったけど、

なんで、チャチャ達までおるのだ( ・ω・)?」

 

オワリノチャチャ「あら。私たちがいるとオジャマなのかしら?

ノブヒメ義母様が地元もいつ戦場になるかわからないから帰って来るなと言ったのよ。

蒙古騎馬軍の攻撃で出雲の町も焼けちゃったし、出雲大社学宮の寮にいても

つまんないから、来てあげたのに。」

 

オワリノハツ「大人数でご迷惑おかけして、申し訳ありません…」

 

アイラツヒメ「いいのよ。大勢の方が楽しいし。

ウサメさん、少しは落ち着いたかしら?」

 

イナバノウサメ「はい。両親が戦死した悲しみは癒えませんが、

神武様やアイラツヒメ様のご厚意に感謝に堪えません。」

 

アイラツヒメ「困ったことがあったら、なんでも言ってね…

私と神武のことを親代わりだと思ってもらってよいので…

少し館内の女官達を労ってきます。

みなさん、ゆっくりしてくださいね。」

 

オワリノチャチャ「アイラツヒメ王妃様。ご厚意ありがとうございます。

お邪魔にならぬよう、過ごさせていただきます。」

 

タギシミミ「じゃあ、俺も、ちょっと下働きの人達を

労ってくる( ・ω・)」

 

 

アイラがその場を退席し、タギシミミも席を外したところ、

イナバノウサメに話しかけるオワリノチャチャ。

 

 

オワリノチャチャ「ふ~ん。親代わりねぇ。

ウサメ。あんた、まさかタッギーのお妃様の座を狙ってんじゃないでしょうね?」

 

イナバノウサメ「えっ!?チャチャ様…めっそうもないです。

わ、私はただ、タッギーさんが一人だと淋しいだろうと誘ってくれたので…

そ、それで…」

 

オワリノチャチャ「神武勢力の次の代のお妃様には、私がなるの。

このオワリノチャチャがね。

わかってるわよね?」

 

イナバノウサメ「は、はい!チャチャ様と争おうなんて、

だいそれたことを考える身の程知らずではございません!」

 

オワリノゴウ「チャチャ姉さま…お正月から怖い…」

 

キスミミ「女の~戦い~

こわいよ~ こわい~ イェ~イ」

 

 

神武王宮、政庁の間。

 

 

神武「薩摩・大隅(鹿児島)が無血で奪われたのはキツイな。

隼人兵達の戦闘能力は他の兵達よりはるかに強い。

それが3万もセゴドンノキチノスケに付くとはね。」

 

チチブカネビメ「高千穂のあるヒコイツセ様の日向(宮崎県)、

クマモトイナリの肥後(熊本県)。

いずれも最前線に様変わりしました。警戒が必要かと。」

 

サルメノウズメ「神武様。トサノリョウマ軍団より、

伊予(愛媛県)、讃岐(香川県)、そして阿波(徳島県)での

ソガベモトチカ軍との戦いの報告書が届いております。」

 

神武「ほう。リョウマの軍団から( ・ω・)」

 

 

トサノリョウマ軍団からの報告書を読む神武様。

 

 

神武「すばらしい戦果だな。キヘイタイシンサク、

チョウノコゴロウという新参の将は2階級昇進させよう。

しかし、この報告書はわかりやすい。

この報告書を書いたのは誰かわかるか?」

 

サルメノウズメ「リョウマの秘書的なことをやっている

新参のムツカイセイという者のようです。」

 

神武「リョウマは意外とズボラなところがあるからな。

戦果を挙げていても報告が無かった。

こういう報告書をまとめられる人材は貴重だ。

ムツカイセイも2階級昇進させよう。

あと、軍師重臣のサエキノマオ、軍事重臣のナガオカノハンペイタ、

政務重臣のアキノシンタロウ。それにケンゴウイゾウも十分な功績を上げている。

これらの将をみな昇進させる。

仕事は結果を報告するところまで仕事だ( ・ω・)」

 

 

トサノリョウマ軍団の三人の重臣サエキノマオ、ナガオカノハンペイタ、アキノシンタロウは6品官から5品官に、

ケンゴウイゾウは8品官から7品官に昇進。

さらに新参の志士たちキヘイタイシンサク、チョウノコゴロウ、ムツカイセイの3人は、

9品官から一気に7品官に昇進することとなりました。

 

 

ダザイテンマン「神武様。この春に出雲大社学宮を卒業する者の中から、

我が勢力に仕官を希望する者たちのリストでございます。」

 

神武「おう。この春から新生出雲大社学宮の一期生が卒業だな。

どれどれ( ・ω・)

……おい、カネビメ。タケルとウズメ。

お前たちの子のウラワツキノミヤとヒムカノナミの名が無いな。

ウラワツキノミヤは主席、ヒムカノナミは次席の成績のはずだが。」

 

チチブカネビメ「我が息子ウラワツキノミヤは学者になりたいそうです。」

 

サルメノウズメ「我が娘ヒムカノナミはウラワツキノミヤと同じ所に就職したいそうです…」

 

アチタケル「なんだと!?俺は聞いてないぞ!カネビメ!どういうことだ!」

 

チチブカネビメ「私に聞かれても…娘さんがそう希望されているのでしょう。」

 

アチタケル「お前の息子がたぶらかしてるのか!」

 

チチブカネビメ「うちの息子は、女性をたぶらかしたりはいたしません!」

 

神武「まあ落ち着けタケル。ナミにはナミの気持ちと考えがある。

いつまでも、親が口出しするべきじゃない。

…いずれにせよ、ウラワツキノミヤとヒムカノナミは、

仕官するとすればセットか。

2月に正式な採用試験があるから、まだわからんな。

まあ、そこは当人たちの意思に任せよう( ・ω・)」

 

イツクシマオキツシマヒメ「神武様!

大変でございます!

備後(広島県東部)にトクソウノトキムネ軍団の

チラウンが率いる蒙古騎馬軍が侵攻してきました!

敵兵力は、およそ5000でございます!」

 

神武「おやまあ、新年早々…

正月くらいは戦争もやめてもらいたいもんだな…」

 

カムイ「チラウン率いる5000のみということなら、

おそらく本格的な侵攻ではなく、略奪目的だろう。

元日早々だ。家族がいる者は家族と過ごす時間も必要だろう。

俺が行こう。」

 

神武「カムイ。すまんな。騎兵1万を率いて出陣してくれ。」

 

カムイ「わかった。カムイ軍騎兵1万!チラウンの蒙古騎馬軍を蹴散らしに行く!

出陣!」

 

 

カムイ軍1万が出陣すると、チラウンの蒙古騎馬軍は戦わずに撤退。

カムイは、被害状況を確認し、略奪被害を受けた住民の支援を行います。

 

 

カムイ「元日早々から侵攻してくるとはな。

これでは住民たちも心休まらん。

早くこの戦を終わらせなければ…」

 

 

ところ変わって、近江(滋賀県)安土。

オワリノブヒメは、安土を本拠地として、都市を囲む大要塞を築いておりました。

そのオワリノブヒメの下に、正月早々、丹波(丹波地方)のドウサンから使者が来ております。

 

 

オワリノブヒメ「正月早々に使者とは。

我がオワリノブヒメである。」

 

キチョウ「お初にお目にかかります。

私は、丹波王ドウサンの娘キチョウでございます。

この度は、我が父ドウサンの使者として、

オワリノブヒメ様に新年のご挨拶に参りました。」

 

オワリノブヒメ「ほう。マムシの悪名を持つドウサンの娘か。

して、なぜ、丹波(丹波地方)の隣国である摂津(阪神地方)の

ヒヨシマルではなく、このオワリノブヒメの下へ挨拶に来たのじゃ?」

 

キチョウ「我が父ドウサンは、誇り高い男にございます。

サルなどに挨拶する気はございません。

むしろ、オワリノブヒメ様とこそ、友好を深めたいと考えております。」

 

オワリノブヒメ「ふっ。サルには頭は下げたくないか。」

 

キチョウ「父ドウサンは山城(京都府)の攻略を考えております。

オワリノブヒメ様には、我らが山城(京都府)に侵攻した際には、

助力とまでは申しません。

マツナガノヒラクモ軍を助けぬようお願いいたします。」

 

オワリノブヒメ「なんじゃ。マムシのドウサンは山城(京都府)を

奪おうと考えておるのか。

だが、マツナガノヒラクモもまた我ら神武勢力とは盟がある。

仲裁を求められた場合には動かねばならぬだろうが。」

 

キチョウ「そのために、私が使者として参りました。

オワリノブヒメ様には、ドウサンより貢物を持参いたしました。」

 

オワリノブヒメ「貢物…しかし、物をもらって同盟国を見捨てるというわけにものう…」

 

キチョウ「あら。マツナガノヒラクモなんて、

いつ裏切ってもおかしくない男ですわ。

それに…」

 

オワリノブヒメ「それに?」

 

キチョウ「オワリノブヒメ様は、私のような女は好みではございませんか?」

 

オワリノブヒメ「なるほど…マムシらしい。

娘のそなたが我への貢物ということか。

だが、我は女を貢物に使うような男は好かぬ。」

 

キチョウ「父からは、命じられておりませんが…

私が、あなた様に一目ぼれしました。

これは私の自由恋愛でございます。」

 

オワリノブヒメ「そなたもまた…

我と同じ女を好む女ということか。

ふっ。父ドウサンは知っておるのか?」

 

キチョウ「どうでしょうね?私が男嫌いなことは知っていますが、

女が好きなことまで知っているかは…

親子だからといって、なんでも知っているわけではありませんもの。」

 

オワリノブヒメ「まあ、出会ったその日というわけにもいくまい…

よかろう。親善の使者を受け入れる。

しばし、安土に逗留するがよい。」

 

 

キチョウは戦国の世にオワリノブヒメの生まれ変わりである織田信長の正妻となる帰蝶の前世です。

この二人は異性でも同性でもパートナーになる運命のようね…

さて、今度は、大和勢力の方に目を向けてみましょう。

伊勢(三重県)伊勢神宮では…

 

 

ミカワノタケチヨ「念願のお伊勢さんでの初詣じゃ( ・ω・)」

 

セナ「ここが伊勢神宮ですか。なにやら良い気を感じますね。」

 

ミカワノタケチヨ「ちなみに、史実では、伊勢神宮ができるのは、

第11代垂仁天皇の時代なので、初代天皇となる神武が即位する前の

この時代にはまだ伊勢神宮は無いのだがね( ・ω・)」

 

セナ「まあ?そうなのですか?」

 

ミカワノタケチヨ「まあとはいえ、聖地はやはり聖地だったのであろう。

だから、この地にある伊勢神宮も、時代考証は気にせず、お伊勢さんとして

お参りするのでよいのだよ( ・ω・)」

 

セナ「殿、なんだか、別の番組『進め家康くん』的な

内容のような気もしないではないですが…」

 

ミカワノタケチヨ「しかし、大和勢力に所属するわしが、

神武の先祖にあたるアマテラス大神をお参りしておるとはな。

宗教を理由に争うなど、あまりにも愚かしい人類の行い。

神様は神様として他者の信仰にも寛容な世界でありたいものだな( ・ω・)」

 

 

大和(奈良県)オオモノヌシ王宮。

 

 

ヤマトノアヤタムラマロ「今年こそ!

今年こそ!神武勢力に大勝してやるわ!」

 

ヤマトノショウトク「ミカワノタケチヨとセゴドンノキチノスケを除けば、

ここのところ負けっぱなしですからねぇ…」

 

ヤマトノアヤタムラマロ「まずはにっくきサル!

ヒヨシマルめ!

奴の口に腐った魚を詰め込んで殺してやるわ!」

 

ヤマトノショウトク「ちょっと人違いかと…

そんなセリフ言っていると、ヒヨシマルの前に首をさらして、

『今までで一番ええ顔しとるがや』と言われちゃいますよ…」

 

ヤマトノアヤタムラマロ「キョウノミチナガはどうした!?

奴の謀略で、この形成を一気に逆転せんか!」

 

ヤマトノショウトク「キョウノミチナガ殿とその側近の

ムラサキノシキブ、セイショウノナゴンは大河ドラマの準備が

忙しくて、欠席です。」

 

ヤマトノアヤタムラマロ「あの野郎!準主役みたいな扱い受けやがって!

なぁ~にが『光る君へ』じゃ!

坂上田村麻呂を主人公にした大河ドラマをやれぃ!」

 

オンミョウジセイメイ「(たぶん、視聴者のほとんどが、

誰それ?って、思うし、視聴率取れない…)」

 

クロウノウシワカ「(こいつが総司令官のままで勝てるのだろうか…?)」

 

ヤマトノショウトク「スケヨリヒメ様?」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「(わらわは…

なぜ、神武と戦をしておるのだろうか…?

オオモノヌシの娘として生まれ、女王と担がれ、

本当にこれで正しいのであろうか…?)」

 

 

なんだが、ここを見ることに意味があったのだろうかという気もしちゃうけど…

女王のスケヨリヒメは戦を続けることに迷いが出てきているようね。

平和的に解決する方法が見つかればよいのだけど。

今回の最後の場面は、薩摩(鹿児島県)。

かつての賢王ハヤトヨシヒサの宮殿です。

 

 

セゴドンノキチノスケ「女王様。太后様。

あけましておめでとうございます。」

 

サツマノハナ「この宮殿に戻ってくることができたこと。

感謝します。」

 

サツマノオヒラ「きゃっきゃっ。せごどんのきちのすけ。

ほめてつかわす。」

 

セゴドンノキチノスケ「おお!サツマノオヒラ女王様。

ありがたいお言葉にございます!」

 

サツマノハナ「神武様…神武は薩摩・大隅(鹿児島県)を

我らが手に入れたことを放置すまい。

勝てますか…?」

 

セゴドンノキチノスケ「心配はいりもさん。

むしろ、九州平定へ向けて攻勢をかけもす。」

 

オオクボキョウイチゾウドン「現在、肥後(熊本県)で

調略を始めております。

ハヤトヨシヒロ様がおられる日向(宮崎県)は後回し。」

 

セゴドンノキチノスケ「まずは、肥後(熊本県)。

そして、そこから九州全土を隼人の手で統一しもす!」

 

 

薩摩・大隅(鹿児島県)を手に入れたセゴドンノキチノスケの次の狙いは

肥後(熊本県)!?

九州を舞台とした大戦が始まろうとしていた!

さて、今回は、ここまでにしておいきますか。

次回は、

 

第58話「鹿児島の巨人!セゴドンノキチノスケ!」

 

歴史の糸を紡ぐのは誰だ!?

ナビゲーターは、アメノウズメでした。

 

(※この第57話は、2024年1月7日に書かれたものです。)