こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

ふと、感じたことなので、

この記事に書いてあることは正解とは限りません。

もし、気分を害する人がいたら、

炎上してないで読み飛ばしてください。

 

日本には、戦後の教育を

 

「自虐史観」

 

だと言う人たちがいます。

ウィキペディア(引用元そこかい・笑)

によると、

自虐史観というのは、

 

太平洋戦争(大東亜戦争)後の日本の社会や歴史学界、

教育界における特定の歴史観を批判・否定的に評価する言葉である。

この言葉を使用する論者が何らかの歴史に関する記述が日本の負の部分

をことさらに強調して日本を貶めていると批判する際に用いられる。

 

言葉のようです( ・ω・)

 

私自身は、この自虐史観という言葉をとても不思議に感じています。

そんなに日本を貶める記述が教科書にされていただろうか?

まあ、この「自虐史観」という言葉を使う人たちは、

客観的な史実を、日本は悪くなかったんだと主張したいのでしょうが、

とっても、違和感を感じます。

 

まあ、政権与党の政治家にも、こういう考えの人たちは

たくさんいるようですけどね。

私は、この言葉を使う人たちは、極端な右翼思想家だと思っています。

 

 

他方で、最近、よく聞く言葉。

 

「陰謀論」

 

という言葉があります。

この「陰謀論」というのは、

これもウィキペディアによると、

(より信頼性のある引用元が見つからない・笑)

 

なんらかの有名な出来事や状況に関する説明で、

根拠の有無にかかわらず

「邪悪で強力な集団(組織)による陰謀が関与している」

と断定したり信じたりしようとするものである。

この言葉は、偏見や不十分な証拠に基づいて陰謀の存在を

訴えているという、否定的な意味合いを持って使われることが多い。

 

そうです。

アメリカのトランプ前大統領なんかは、

なんでもフェイクニュースだって言って、

陰謀論をまくし立てていたようですね( ・ω・)

 

私は、なんでも陰謀論に結びつける人や、

専門家の意見すらも、デマだとか言ってる人達には、

強い違和感を感じます。

 

 

 

もちろん、「自虐史観」だったり、

「陰謀論」ということを言う人たちの

意見が全部間違っているとは思いません。

 

 

まず「自虐史観」という言葉を使う人たちについて言えば、

戦前、戦中の日本にとっても、日本側としての

事情があったことは、私も理解しているし、否定もしません。

でも、だから「日本がやったことは悪くないんだ」というのは

ちがうと思います。

日本の失敗した所は、きちんと認めた上で、

その先を考えていく必要があると思います。

 

 

次に、なんでも「陰謀論」だと主張する人達についても、

政府であったり、財界であったり、マスコミであったりが、

真実を隠すことは、現実にあり得ると思います。

でも、だからといって、客観的な研究結果を

嘘だ、デマだと批判したり、

現実に起こっていることを、巨大な組織の陰謀に

単純化してしまうのは、おかしいと思います。

 

 

「自虐史観」という言葉を使う人達と、

「陰謀論」という言葉を使う人達は、

おそらくまったく別の人達だと思います。

 

感覚的には、

極右思想の人が「自虐史観」を使いたがり、

極左思想の人が「陰謀論」を使いたがる傾向が

あるのではないかと思います。

(実際は違うのかも知れないので、

あくまでも印象です。)

 

 

ただ、どちらの人達も、

ものごとをすごく単純化してしまっていて、

一つ一つのことを検証する知性に欠けている

という印象はあります。

 

あくまでも印象なので、

そうではないかも知れません。

 

もっとも、それは違うと論戦を挑まれても、

お相手をする気にはなれません。

というか、近づきたくないですね。

たぶん、多くの人は、

近づきたくないんじゃないかなぁ( ・ω・)?

 

 

権力側の発表する情報を鵜呑みにするのでも無く、

なんでも嘘にして、思い込みで判断するのでも無く、

きちんと知性を高めて、

知性と理性に基づいて物事を

判断していきたいですね。

 

読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

いま気になってること

 

 

 

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する