【四年間の振り返り 第393回③ 平成31年3月1日(金)通算73】 | 岡本のぶじ

岡本のぶじ

ブログの説明を入力します。

第393回町議会定例会。平成31年3月1日(金)一般質問の内容

③ マンホールカードの導入について

Q 岡本のぶじ マンホールカードの導入についてお尋ねします。

 総務文教常任委員会で、岡山県久米南町へ行政視察に行った際、昼食を「道の駅くめなん」でいただきました。ここで偶然にも久米南町のマンホールカードを1人1枚限定で無料配布していました。一般的なトランプぐらいの大きさで、表面には久米南町のマスコットキャラクター「カッピー」を中央に配置し、「カッピー」を取り囲むように町の花ツツジをデザインした、そのツツジという意味では猪名川町と同じでありますけれども、マンホールのふたの写真と、マンホールの位置情報、経度、緯度、裏面にはデザインの由来などが掲載されています。裏面にあるQRコードを読み取りますと、「いいとこいっぱい久米南町」というプロモーション動画につながりました。道の駅くめなんの方にお聞きすると、このカードを目的に訪ねられる方も結構いらっしゃるとのことでありました。訪問された方は、昼食やお土産を買って、道の駅でお金を使ってくださるそうです。

 以前、委員会の質疑で、猪名川町ではマンホールカードを発行していませんとのご答弁があったように記憶しております。ほかの市町村では、これらのマンホールカードはどのような目的で、どこが発行されているのか、また発行している自治体の数は現在幾らくらいであるのか、お答えください。

A まちづくり部長 マンホールカードは、路上を飾るご当地ものとしてマンホールふたが住民の興味関心を集める中、今まで下水道を気にとめていなかった方々には興味関心の入り口として、また既に興味関心を寄せられている方々には、マンホールの先にある下水道の大切さをより深く理解していただくことなどを目的に発行されております。

 発行体は、産学官が連携した組織、下水道広報プラットホームのみで、抽せんにより発行されております。現在、407自治体478種類が発行されております。

Q 岡本のぶじ ご答弁にもありましたように、下水道広報プラットホームが発行を支援され、現在478種類、407自治体が発行しているとのご答弁でございました。

 兵庫県内でも、兵庫県流域下水道を初め、12市2町で発行されています。自治体の数のとり方によって異なるとは思いますが、半数近い自治体で発行されているようであります。

 下水道管には、日常点検のためのマンホールが設けられています。そのマンホールふたのデザインについては、それぞれの市町村が創意工夫を凝らし、また滑りにくさなどの機能面も考慮し、個性的なものになっていると聞いております。猪名川町のマンホールのふたはどのような図柄をデザインしているのでしょうか。お答えください。

A まちづくり部長 本町のデザインマンホールは、平成2年度に策定当時の下水道事業計画であるビューティフル猪名川計画の名のごとく、美しいまちづくりを目指し、また、下水道事業のイメージアップや理解を深めていただくために、平成5年に町花、ツツジを中心に、周囲を町木、松をイメージしたデザインマンホールを作成いたしました。

Q 岡本のぶじ 我がまちの花と木をデザインしたものだということでございました。

 新聞記事を調べておりますと、茨城県つくば市では、受験の合格祈願のお守りとしてマンホールカードと缶バッジをセットとして無料配布しているようであります。マンホールのふたが丸いため、マンホールの中に落ちない、表面がでこぼこして滑らないと受験生に人気になっているというのです。

 マンホールカードは、欲しい人には無料で配布されるものですが、それぞれの自治体まで足を運ばないと手に入れることができないという特徴があります。猪名川町の知名度を上げる、つまりシティプロモーションとしても大きな役割を発揮できるのではないかと考えております。費用は1ロット2,000枚で3万5,000円であります。費用も比較的かからず、マンホールカードを発行することで、下水道のPRや観光客誘致の効果が期待することができます。猪名川町でも発行したらよいと思いますが、町の見解をお聞かせください。

A まちづくり部長 マンホールカードは、申し込んでも抽せんでなかなか発行できないと聞いております。

 今年度、ことし平成31年10月19日に池田市で池田市制施行80周年、それと猪名川流域下水道通水50周年記念として、池田市でマンホールサミットを開催することが決定をしております。そのときに猪名川流域下水道事業関連自治体6市2町のマンホールカードを配布する予定としております。本町を含めまして、まだ作成されていない、できていない自治体につきましては、サミット優先枠を利用して10月にマンホールカードの発行を予定しております。また、マンホールカードの決まった様式の中で、シティプロモーションとしても活用できるように工夫してまいります。

提言 岡本のぶじ 本年秋にはマンホールのふたの祭典が池田市で開催されるとのご答弁でございました。また、本町も、関連自治体であります猪名川流域下水道通水50周年を迎える記念すべき年でもあります。その関連事業の中で、本町のマンホールカードも発行されるとのこと。記念事業としてふさわしいものかと思います。

 下水道広報プラットホームのホームページには、下水道への理解や関心を深めていただくためのコミュニケーションツールとして、マンホールカードを全国の地方公共団体と一緒に発行しています。路上を飾るご当地ものとして、マンホールのふたが市民の関心を集める中、マンホールカードは、今まで下水道を気にとめていなかった方には関心の入り口として、既にマンホールのふたに関心を寄せていただいている方にはふたの先にある下水道の大切さをより深く理解していただくことを目的にして作成している旨がホームページには書かれています。マンホールカードの発行によって、住民の皆様が下水道への理解や関心をより深めていただくことを期待いたしまして、私の一般質問をこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。