こんな日が来るなんて静岡の、呉服町に、ある手芸屋マツナガさん今も、あるのかな?あの時、手編みの、セーターの、編み方教えてくれたちょっと、小太りのおばちゃん今でも、元気かな?19歳の時から31年も、たっちっまったんだねあの時編んだセーターが50歳の俺を助けてくれたよこんな日が来るなんてあの頃はみじんも、想像できなかったよ月日の流れを、根性だけで、編み上げたこの、地味な色合いの昭和の毛糸からひしひしと、感じるよもう、こんな、セーター編む体力も、時間も、ないしなおそらく、こんなに、上手に編めないよ根気いるだよセーターはさマフラーくらいなら、すぐできるけどセーターは、前身頃後ろ身頃そで、2つ首果てしなく、大変だよもう、編めないなおそらくだからある意味宝物だよお金では、買えないよ19歳の、あの、頃の、思い出が、いっぱい詰まってるよあの世に行くとき、一緒に入れてもらうかな飯も、トイレも、すっ飛ばして無我夢中で編んだ手編みのセーターをね恐るべし、手編みパワー31年経ってもあったかいんだからぁ~~