「犬夜叉 完結編」ありがとうございました(;_;) | 岡本ナミオフィシャルブログ「岡本ナミの乾杯な毎日」Powered by Ameba

「犬夜叉 完結編」ありがとうございました(;_;)

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今回も「犬夜叉」ネタです。(笑)

最終回…オンエア見ました…。

泣きました…。

悲しいとか、感動して、ウッウッと声や喉が詰まるような泣き方ではなく、いつの間にか、自然に涙が流れる「泣き」でした。
でも、口角は上がっていて…、そう、笑顔で泣いていたのでした。


最終回のアフレコの時、全部のセリフを録り終えて音響監督さんから
「はい、皆さん、もうやり残しは無いですか?大丈夫ですか?」(←今までこんな事聞かれた事なかった(笑))
という質問の後、みんな無言……。
監督の「はい、じゃあ、終わりです。お疲れ様でした!」
の後に一瞬静まり返りました。

その後に一斉に「お疲れ様でした~!!」
と言うみんなの声がスタジオに響き渡りました。

そう、一瞬みんなの中で、「終わったんだ…」と言う想いがあったんだと思います。

つうか、私はありました。

静かに、無になって「終わったんだ…」と感じました。

その後、役者一人一人に花束贈呈という、スタッフさんからの素敵なサプライズ。
大抵、レギュラー陣にのみ代表として花束贈呈があったりするんですが、「犬夜叉 完結編」では本当に役者一人一人に頂きました。
自分は間違いなくチームの一員だったんだと感じた瞬間でした。


そして、その時の、静かに「終わった」と言う感覚が、オンエアを見てて、最後にまた来たのでした…。

でも、「犬夜叉」という作品が終わっても、関わった方達とは切れないという不思議な感覚があります。
それは、これからも旅行に行ったりするんだろう(希望(笑))、他の現場でも会えるだろう、またこのメンバーで何かあるんじゃなかろうか…?という不思議な感覚があるからです。
だからこそ、静かに「取り合えず、アニメ犬夜叉は終わった」と感じたのかもしれません。あと、アニメでも原作通りに終われたのも大きいと思います。


今まで、いろいろな作品に(と言っても、数少ないですが)呼んで貰ったり、関わったりしてきましたが今回ほど、「この作品に関われて、本当に良かった…。私は幸せものだ…。」と思ったものはないかもしれません。

声優という仕事を始めて12年しか経っていないのに、こういう気持ちにさせてくれる作品に出会えた事は、とても有り難い事だと思っています。
奇跡に近いと思います。

本当に沢山の方々、いろんな出来事に感謝感謝です。



さて、次はどんな素敵な作品に巡り会えるでしょうか?

「終わり」の後には「始まり」があります。

その「始まり」のためにキチンと「終わり」を迎えるのでしょう…。


「犬夜叉チーム」(むしろ家族)が、終わってしまうことは寂しいです。
でも、繋がりは無くならないと信じています。

そうやって「明日へ」と繋がっていくのではないでしょうか……。(私的な解釈(笑))


犬夜叉チームの役者の皆さん、スタッフの皆さん、そして支えてくれていたファンの皆さん……。

心の底から感謝致します。

ありがとうございました。

これからもどうぞ宜しくお願い致します。


写真は「犬夜叉 完結編」の打ち上げパーティーで頂いたもので、原作者の高橋留美子先生が描かれたイラストと、アニメのイラストが描かれたパッケージに、先生のサイン入りの図書カード…。
素敵なので、写真でですが皆様にもおすそ分けです☆