本日、平成21年度補正予算が成立しました。
 予算規模は補正予算の一般会計総額は、過去最大の13兆9256億円とのことですがその中身には大きな問題があります。
 社会福祉への支出は乏しく、箱モノへの支出が目立つ予算内容です。
 代表的な例が「マンガの殿堂」と呼ばれている国立メディア芸術総合センターです。こちらに117億円もの予算を投じます。税金の無駄使いとの呼び声が高い「私の仕事館」と同様、その運営も赤字となる懸念があります。
 社会福祉への支出の代表とされている「子供手当」も小学校入学前3年間の子供を持つ世帯に一人当たり36000円を一回限り支給するものです。
 期待されているエコ対策も各省庁が環境対応車の導入に充てるお金ははっきりしていますが、未だに「エコポイント」の詳細は決まっていません。本当に景気対策になる予算とは言えません。

 その財源にも問題があります。今回の補正予算により新たに赤字国債を含む国債を10兆8000億円発行します。
 国の借金をしてまで「バラ撒きと箱モノを作る」本当にいいのでしょうか。
 加えて各省庁が基金を46も作り4兆3700億円のお金を積み立てました。このお金は今後、各省庁が民主党政権となってもバラ撒きと箱モノ行政を続けるための原資となるようです。
 「政権交代しても霞が関は変わらないぞ」との意思表示にさえ見受けられる内容です。 一刻も早い選挙を求めて行かねばならないとの決意を新たにした1日でした。


                    衆議院議員 岡本充功


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