3月8日~9日,宮城県亘理町吉田保育所と仙台市の鶴巻児童館に,本学の和太鼓の学生たちを連れて訪問しました。
あの震災から今日でちょうど2年を迎えましたが,その日を目前にしての訪問でした。
吉田保育所は津波で園舎が全壊,その後,同地区の児童館を間借りしての保育が2年も続きました。
ユニセフの寄付により,仮の新園舎が建つことになり,そのお披露目会を兼ねてのお祝い会でぜひ和太鼓演奏をしてほしいというお申し出をいただいての訪問でした。
吉田保育所は,同じ亘理町の荒浜保育所(この保育所も園舎は全壊しました)とともに,一昨年6月に初めて訪問して以来,私たちとescellsさんがずっと通いつづけてきた保育所です。
今年度から荒浜の所長先生が吉田保育所の所長となり,亘理訪問の拠点となりました。
真新しい園舎は窓の開口部が大きく,光が燦々と降り注ぐきもちのよい空間です。
3/8,早朝3時20分集合,大型バスに和太鼓や楽器を積み込んで出発。
到着したのは9時過ぎでしたが,暖かくお天気もよかったので,園庭で演奏することにしました。
園児さんたちだけでなく,保護者の方々,そして地域の方々,仮設住宅の方々も大勢かけつけて下さいました。
朝の太陽の光にきらきら輝く園舎の前で和太鼓の音が響き渡ると,その音に誘われてさらに人が集まってきました。
まだまだ大変な日常を送っていらっしゃる方々。復興への兆しを見いだせた人,まだ立ち上がれない人,それぞれに様々な事情を抱えていらっしゃることと思いますが,この日はみんなが新しい園舎の完成を喜び,笑顔いっぱいでした。
私たちもあの日からの訪問以来,初めて「おめでとうございます!」ということができました。
一歩ずつ前へ前へと進もうとされている方,みんなで笑顔で頑張ろうとされている方。
そういう方々とこの日をお祝いすることができて本当によかったです。
当日は,お餅のふるまいのボランティアの方々も来られ,演奏会のあと,みんなでおいしいお雑煮とお餅をいただきました。
そしてなんと,高崎から継続的に,子どもたちの写真を撮ってプレゼントをするという活動を続けてこられているカメラマンの大川渉さんという方も,この日来て下さって,子どもたちの演奏を聴く姿,学生たちの姿を写して下さいました。キラキラと笑顔がまぶしいです。
その様子は
FBのページに掲載されています。
そして3/8の午後と3/9の2日間,鶴巻児童館にも行きました。
もうこれまで一体何度訪問したかわからないほどですが,前回年末に子どもたちとともに「ミュージックパーティ」をして以来の3か月ぶりの訪問です。
今回は和太鼓演奏はもちろん,やっぱり子どもたちにも演奏に参加してもらいたいと思い,ソニーミュージックから寄贈されたというウクレレの演奏もすることにしました。
年末に子どもたちと少し遊んで,何とかできそうだと思い,「そうだったらいいのにな」の歌にあわせてウクレレを弾くというのを練習しておいてもらいました。
それから手遊び歌メドレーにホールニューワールド,ラストはにじのロックバージョン。
子どもたちも学生たちも元気いっぱい,みんなの前で演奏を披露してくれました。
会場中一体感に包まれて,こちらも笑顔と笑い声がはじけそうな1日でした。
コンサートの後はカレーパーティ。
いつもおいしい手作りのおやつや料理をふるまっていただくのですが,この日のカレーも絶品で,みんなお腹いっぱいになるまでお変わりしました。
2日間,弾丸ツアーでしたが,ずっとずっと笑顔でい続けられたことが何より。
今回も多くの方との触れ合いがあり,子どもたちの大きな大きな成長をみることができました。
あれからちょうど2年の日。
今日は1日,静かに追悼の祈りを捧げたいと思いますが,みなさんがまた笑顔で歩き続けていかれることもまた祈らずにはいられません。
お出会いした方々,温かく迎えて下さったみなさんに感謝です。
以下は写真。
朝の出発前の集合写真。
吉田保育所での演奏の様子。
ユニセフからのメッセージ
学生から子どもたちに壁面を贈りました。
鶴巻でのリハの様子。
子どもたちにウクレレを教えてもらってます。
小さな児童館のホールでの演奏。体育館より暖かいので。
こじんまり感がよかったです!
子どもたちの和太鼓体験。
最後に参加者全員で記念撮影。
これはおまけの写真(笑)
カレーがおいしくて満点笑顔です!