バングラデシュ友好勉強会
会期延長を決める本会議の直前に、バングラデシュ友好勉強会が議員会館で開かれました。
今回が第1回の勉強会で、私も参加してきました。
インドとミャンマーに挟まれた国、バングラデシュの国旗は、日本の国旗によく似てますね。
駐日大使館の方を始め、バングラデシュの方も多数、参加されていました。
外務省から南西アジア課の吉田明美課長補佐が来られていて、バングラデシュの国情・国政について解説して下さいました。
1971年にパキスタンから独立後、二度のクーデターによる軍政を経て民主化したものの、現在は、二大政党の対立による弊害や汚職が蔓延しているそうです。
ただ、年数パーセントの成長率を示していて、新興国BRICsに次ぐネクスト11の1つに上げられるほど経済は好調のようです。
貧困層を対象とした無担保融資(マイクロクレジット)を広めたグラミン銀行のビジネスモデルは世界の注目を集めましたし、総裁のユヌスさんは、ノーベル平和賞を受賞して話題になりましたね。
世界最貧国の1つに挙げられるバングラデシュは、日本より狭い国土に、日本より多い人口を抱えているため、1人当たりのGDPは低いものの、国全体の経済規模としては、ベトナムと同規模だそうです。
また、国連平和維持活動(PKO)への要員派遣数は世界第2位であり、国際貢献の分野でも活躍しているようです。
今後、この勉強会を通じて、バングラデシュのことを色々と学んでいきたいと思います。