ちょっとここで書き留めておきたいと思います。
地震&津波警報の時、現地で何が起きていたか。
長文なので、気が向いた時にどうぞ。
空港での写真は撮る気分では無かったので全くありません
時系列
4月3日朝
我が家の宿泊は、フサキリゾートガーデンテラス3階。
9時前に何となくガタガタと感じる。
地震?
直後に緊急地震速報
その時はもう揺れは収まっていました。
石垣島は震度3程度、震源地は台湾と知る。
ほっとした直後に、
また携帯のアラームがなる。
今度は津波警報。
沖縄地方最大3メートルの津波。
この時の心境は、
海辺のホテルだけど3階だし3メートルなら大丈夫。
この日は9時半ごろにチェックアウトして空港に向かうつもりだったので、8時すぎは海岸で最後の石垣を堪能していました。
お部屋からの景色はこんな感じ。
この時間、プール周辺や海で遊んでいた人たちは、ホテルの従業員の方々が、
津波警報です!
早くこちらに避難してください!!
とフロントの方向に誘導していて、見える範囲では人はいませんでした。
フサキリゾートというのは、フロントの左右にコテージが点在するタイプ。
館内放送があるのか分かりません。
テレビを見ると、石垣島の津波到着は9時半。
この時9時10分ごろ。
これは、飛行機に間に合わなくなる←この時、津波警報=空港閉鎖という考えには至らず。
荷物はまとめてあったので、急いでフロントに向かいました。
実はまだチェックアウトの手続きはしておらず、部屋付けしていたものの精算は未の状態。
フロントに行っても、精算できる状況ではなく、従業員も宿泊客もフサキリゾートの奥の方にある高台に避難していました。
私の頭の中は、
早く空港に向かわないと!
なので
精算は後からなんとでもなる!←これは警報が落ち着いた後でホテルに連絡して振込する事にしました。
たまたまホテルにタクシーが停まっていて、
空港行けますか?
空港って高台ですか?
と確認すると、
行けるよ。
ここより高台だから安全。
と。
なので、タクシーに乗り空港へ。
感覚的に、石垣空港はかなりの高台、という記憶はありました。
石垣空港は海抜30メートル。
宮古空港はさらに高い40メートル。
ただし、那覇空港は海抜3メートルなので危険⚠️
タクシーで空港に行く途中かなり標高の高い場所には沢山の車が来ていました。
現地の人も高台に避難していました。
かなりの危機意識だな、と。
これもね東日本の経験ですね。
あとは、島の人たちは津波への備えができているという事。
とは言え、石垣島は良くも悪くも那覇に比べると車の避難も可能だし、かなり高い場所もあるという事が分かりました。
空港に着くと、滑走路は閉鎖でいつ再開か不明との事。
そっか
那覇、石垣、宮古や与那国島便は全てストップ。
しかも空港ターミナルの2階に避難して下さい!
という事で、皆んな2階へ。
飛行機もいつ再開されるか分からないし、私たちの予定は那覇経由だったので、乗る予定の飛行機が予定通り飛ぶのはたぶん無理。
この時点でこの日に帰る為の飛行機を探しました。
因みに…
予約していた飛行機の振替は可能。
ただし、同一の路線での振替のみ。
那覇便なんていつ再開するか、那覇から羽田なんていつ取れるかも不明。
ANAも、JALも石垣からの直行便は1日2便
午前の便は欠航。
午後便は満席。
なんなら翌日も満席。
こんな時どうしますか?
色んなところから、
飛行機取れないー!
とか、宿の予約しなきゃ、とか。
〇〇万かかるー。
ホテル取れるかな?
とか。
今回、母も一緒だったので更に混乱しました
選んだのは、
石垣島→関空便。
因みに、石垣からの飛行機は那覇、離島以外はこんな感じ。
成田と福岡はpeach。
必然的に関空か中部になるわけで、良い時間はANA。
なので、急いでANAの関空便を3席抑えました。
こんな時、関空や中部は空いてるんですよね。
当日予約したので料金はめちゃくちゃ高かったです
今回の教訓は、
株主優待は乗らない時も持っていこう!
数日石垣に泊まるか、お金を払って当日帰るか
ですかね。
関空便は予定より3時間ちょっと遅れて3時半に無事石垣を出発して6時くらいに関空着。
その後、私と娘は羽田へ。母は新大阪まで特急はるか→新幹線で小倉へ。
私たちは20時くらいに羽田に着き、母も22時くらいに自宅へ着いたそう。
もう一泊する、という選択肢もあると思いますが、翌日の予定とか、余震への不安などもあったので当日帰宅を選びました。
因みに…かかった費用ですが、石垣から関空までは3人で17万
羽田まで2人で5万
今回は自然災害なので特に保証は無し
ま、無事に帰ってこれたから良しとしよう
本来は3万と1万マイルで帰れたんだけどー。
とは言っても、当日の朝の便で羽田から石垣の予定がダイバードで鹿児島に行っちゃった方々もいたわけで…。
これも含めて旅行ですね。
因みに…妹一家は朝イチの便で竹富島に行っていました。
竹富島は高い場所が無いので心配しましたが、竹富の小中学校に避難している、と。
ちゃんと避難場所も確保してあるんだなぁと。
竹富からのフェリーは、津波注意報が解除されてから出航したらしいです。
そして、翌日に帰る予定だった妹一家は、何事もなく無事に帰れたそう
台湾ではかなり被害が出ているようで心配ではありますが、国内は結果的には何事もなく良かったと思います。
という事で、この時の顛末でした。