オカミのナカミ -3ページ目

オカミのナカミ

気の利いたぽんこつです。メルシー。

 

 

たまに行くセレクトショップで、たっぷりして素敵な麻のストールだなと首に巻いたら店員さんに

 

「オカミさん、それシーツです」

 

と言われたオカミです、ごきげんよう。

 

 

 

#サイズよ

 

 

 

さて、先週13日に緊急事態宣言も出て、補助金欲しかったら酒出したらあかんで!となった広島県。

すごいですね。酒類提供不可の威力。

今まで時短営業を選択していた飲食店も、今回ばかりは軒並み休業となりました。

営業しているのは大手資本のチェーン店ばかり。

 

 

 

うちみたいな弱小で情弱で小鰯な個人店は、当然のごとく息をするように

 

 

 

 

営業してます。

 

 

 

 

#なぜなら大手だから

#全方位的勘違い

#小鰯…

 

 

 

なんで休業しないの?と、主に同業者からかなり聞かれたのですが、本音を言うとあんまり深く考えてないんですよ。

店やってんだから、営業するのがあたりまえでしょ?くらいの感じです。

でも強いて言うなら、休業って「誰も得しない」と、この1年で感じたからだと思います。

 

 

 

 

店ってあたりまえですが、開けてさえいればお客さんが来ることができます。

近所の方が立ち寄ってくれて、声をかけたりもしてくれます。

毎日一人でもお客さんが来てくれれば、ささやかですが仕入も起こせるし。

メニューを限定するとか、予約をお願いするなどの仕入れロス対策をしているので、その分お客様にご迷惑をおかけしていて申し訳ないのですが。

 

 

 

20時までとはいえ「店に灯りがついている」のってお客様がいなくても、なんかいいなって私は思うんですよ。灯りって町の景観のひとつで、賑わいの象徴でもあるし。

それになんていうか「へこたれないぞ」っていう静かな意思表明に見えるといいなあって思ってます、勝手に。

毎日そこに在り続けることで、見知らぬ誰かの、小さな町の、そして何より自分たちへのエールになればいいよねって。

うちの店が休業しないのはそんな理由です。

 

 

 

 

 

 

あとね~!

やっぱり私たち飲食に従事する女性は、元気で健やかで明るくいることが、いちばんの売りだなあと鶴乃や本店のマヤ女将と先週LINEしてて、めちゃくちゃ思ったのよ。

 

 

 

 

 

彼女は同業者として本当にすごい。

メンタルもバイタリティもハンパないです。

このコロナ禍でどれだけダメージを受けてもへこたれない。

逆にテイクアウト商品をどんどん増やし、飲食店が20時閉店なら夕ご飯難民が出るかもー!とテイクアウトの注文は22時まで受け付けるという前向きさ。

これ簡単そうに見えますけど、実際に作る調理師からしたらふざけんな案件なんですよ、ほんまに。

それをちゃんと受け入れてもらってるマヤちゃんがマジですごい。

 

 

 

 

#うちの調理師は受け入れてくれませんでした

#秒で却下

 

 

 

 

底抜けに明るくて、酒飲みで、だけど実は小心者で気にしいのマヤちゃんが、広島のコロナ禍ど真ん中の場所で頑張ってるんだから、私なんぞが休んでられるかよってマジで思いました。

 

 

 

 

 

ま、そんなことで6月1日までどころか、どこまで続くのかわからない規制ですが、当店は大概のことでは休業しませんので、ぜひお越しくださいね。

 

 

 

 

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旬亭に紫川沼田の隠れ家和食店「旬亭に紫川」です。「に紫川」と書いて「にしかわ」と読みます。店主の姓である「西川」をそのまま店名にしたかったのですが、商売に暗雲をもたらす画数と占い師に言われ「に紫川」になりました。そのおかげはさておき、地域の皆様に支えられ、創業から12年を迎えます。素材がよいときはそのままに。そうでもないときは料理人の技術でどうにかいたしますので、何を…リンクperaichi.com

 

 

 

 

 

 

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