たまに行くセレクトショップで、たっぷりして素敵な麻のストールだなと首に巻いたら店員さんに
「オカミさん、それシーツです」
と言われたオカミです、ごきげんよう。
#サイズよ
さて、先週13日に緊急事態宣言も出て、補助金欲しかったら酒出したらあかんで!となった広島県。
すごいですね。酒類提供不可の威力。
今まで時短営業を選択していた飲食店も、今回ばかりは軒並み休業となりました。
営業しているのは大手資本のチェーン店ばかり。
うちみたいな弱小で情弱で小鰯な個人店は、当然のごとく息をするように
営業してます。
#なぜなら大手だから
#全方位的勘違い
#小鰯…
なんで休業しないの?と、主に同業者からかなり聞かれたのですが、本音を言うとあんまり深く考えてないんですよ。
店やってんだから、営業するのがあたりまえでしょ?くらいの感じです。
でも強いて言うなら、休業って「誰も得しない」と、この1年で感じたからだと思います。
店ってあたりまえですが、開けてさえいればお客さんが来ることができます。
近所の方が立ち寄ってくれて、声をかけたりもしてくれます。
毎日一人でもお客さんが来てくれれば、ささやかですが仕入も起こせるし。
メニューを限定するとか、予約をお願いするなどの仕入れロス対策をしているので、その分お客様にご迷惑をおかけしていて申し訳ないのですが。
20時までとはいえ「店に灯りがついている」のってお客様がいなくても、なんかいいなって私は思うんですよ。灯りって町の景観のひとつで、賑わいの象徴でもあるし。
それになんていうか「へこたれないぞ」っていう静かな意思表明に見えるといいなあって思ってます、勝手に。
毎日そこに在り続けることで、見知らぬ誰かの、小さな町の、そして何より自分たちへのエールになればいいよねって。
うちの店が休業しないのはそんな理由です。
あとね~!
やっぱり私たち飲食に従事する女性は、元気で健やかで明るくいることが、いちばんの売りだなあと鶴乃や本店のマヤ女将と先週LINEしてて、めちゃくちゃ思ったのよ。
彼女は同業者として本当にすごい。
メンタルもバイタリティもハンパないです。
このコロナ禍でどれだけダメージを受けてもへこたれない。
逆にテイクアウト商品をどんどん増やし、飲食店が20時閉店なら夕ご飯難民が出るかもー!とテイクアウトの注文は22時まで受け付けるという前向きさ。
これ簡単そうに見えますけど、実際に作る調理師からしたらふざけんな案件なんですよ、ほんまに。
それをちゃんと受け入れてもらってるマヤちゃんがマジですごい。
#うちの調理師は受け入れてくれませんでした
#秒で却下
底抜けに明るくて、酒飲みで、だけど実は小心者で気にしいのマヤちゃんが、広島のコロナ禍ど真ん中の場所で頑張ってるんだから、私なんぞが休んでられるかよってマジで思いました。
ま、そんなことで6月1日までどころか、どこまで続くのかわからない規制ですが、当店は大概のことでは休業しませんので、ぜひお越しくださいね。
当店の最新情報はこちらで。
https://facebook.com/syunteinishikawa/
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