扶桑鶴 凌雲 特別純米 秋あがり
旨味そしてキリっとした酸味もあり、辛口の味わいです。
辛口の中にも熟成したまろやかと爽快さもあり、お燗にもお薦めです
「凌雲の志」を願い命名した心情を感じてほしい。と蔵元からのお気持ちが伝わりました
≪桑原酒造≫ 創業: 明治36年(1903年)
島根県の石見地方は、日本海側では比較的温暖な気候ですが、仕込み時期の朝夕の冷え込みは厳し
く、空気は清澄で、酒造りに適した環境に恵まれています。
原料米として、兵庫県産「山田錦」、岡山県産「雄町」の他、「佐香錦」、「神の舞」、「五百万石」など地元島
根県産の酒造好適米を自家精米で高精白し使用しています。
酒造りは、原料処理が最も重要であるとの考えから、これらの米を丁寧に洗米し糠を落とし、100℃以上
の強い乾燥蒸気で甑(こしき)で蒸し、弾力のある外硬内軟の蒸米に仕上げています。
吟醸以上のお酒は総米600kg以下の小仕込みで行い、細心の温度管理で低温・長期で完全醗酵させ
て行きます。
搾り終えたお酒は、1本1本丁寧に瓶燗を行い、一升瓶で冷房蔵にて低温貯蔵・熟成させています。
良い米を十分に磨き、存分に手間をかけ、炭素濾過する必要のないお酒を造り目指しています。
■ 醸造元: 株式会社桑原酒造
◇ 住所: 島根県益田市中島町ロ171
◇ HP: なし
◇ 年間石数: 約400石
◇ 杜氏: 竹内 定夫 杜氏(石見杜氏)
◇ 仕込み水: 高津川の伏流水(軟水)
■ 原料米: [掛米]佐香錦・[麹米]山田錦
■ 精米歩合: 60%
■ 酵母: 協会7号
■ 日本酒度: +8.0
■ 酸度: 2.1
■ アルコール分: 16.5度