「十九」は、60石 | 女の好きな日本酒と肴

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季節の希少なお酒と珍しい肴の美味しいお話です。
やはり今宵も朝まで一緒に飲み語りましょ!


「十九(じゅうく)」という、製造石数60石ほどのとてもとても小さな蔵元【尾澤酒造店】さんの


お酒を仕入れしました。


本日はその中の1本をご紹介したいと思います。



十九 純米吟醸 槽しぼり 無濾過生原酒 おりがらみ




西麻布の女将と隠れ家-十九 純米吟醸 槽しぼり無濾過生原酒 おりがらみ



ラベルは、「十九」の文字の背景に、昔の中国の算木という計算道具で「十九」と書いてあるそうです。


すっきりとした吟醸香、フレッシュで上品な旨味が口の中に広がります。若干の苦味を残しながらするりとキレて


いく、とても美味しくて飲みやすいお酒でしたニコニコ



- 「十九」 酒名の由来 -

人間だと、一人前といえば「二十歳」。

日本酒造りで一人前にになるまでには、まだまだ一歩どころではなく、二歩も三歩も手前なのですが、

一人前の造り手をめざして「十九(じゅうく)」と命名しました。

前銘柄は「美寿々錦」



■ 酒造元: ㈱尾澤酒造店  長野県長野市  ◆ 製造石数: 60
■ 杜氏: 尾澤 美由紀 杜氏
■ 酵母: ---
■ 原料米: 美山錦(長野県産)
■ 仕込み水: 自家井戸水 
■ 精米歩合: 55%
■ 日本酒度: ---
■ 酸度: ---

■ アルコール分: 17.0%





≪尾澤酒造店≫

私の蔵は、長野県長野市信州新町というのどかな田舎町にあります。

国道19号を長野市から松本市へ向かうちょうどその中間に位置し、町のほぼ中央に北アルプスに

源を発する犀川が流れ、まわりは山々に囲まれ、標高400メートルを越えるため、同じ県の北信地方同様、

毎年寒さの厳しい冬が到来します。


創業は江戸文政年間。以来、ほぼ100%地元向け日本酒を醸してきました。

そして、平成4年に酒蔵を新築したものの、バブル崩壊と同時に日本酒の消費量が低迷し、その煽りを受け

平成10年の酒造りを最後に酒造業を休造する事となりました。

しかし、新しい蔵が活躍の場を失い悲しんでいるように思え、もう一度お酒を造り、蔵を甦らせたいと、

酒造りの経験もないまま平成13年春、酒米の栽培をはじめ、翌年の冬に酒造りを復活させました。

製造石数を極端に減らし、年間石数はわずか60石と、全国にある酒蔵の中でも最も規模の小さい蔵です。

大量生産の必要のない規模ですので、現在の蔵人は、蔵元の尾澤さん、奥様で杜氏の美由紀さんと、

蔵人ふたりの計4名

仕込み作業を行いながら、瓶洗いから瓶詰め、ラベル貼りに出荷準備、配達に営業、ペンキ塗りから

蔵の補修などありとあらゆることを行っています。


当蔵の酒は、精密な温度管理が出来る小さな仕込量〔200~600キロ仕込〕で醸されたお酒です。

できるだけ低温で米をじっくりとゆっくり溶かしていくため、もろみ日数〔全ての米をタンクに仕込んでから

搾るまでの日数〕も35日程度となり、濃い味の料理と合わせても良しの食中酒として、味もありながら

キレがあるお酒を目指して醸しております。


「小規模手造り」だからというだけで旨い酒が出来るとは思いませんが「小規模手造り」でも、食中酒としての

旨さに繋がる手造りができるかを常に考え、その方法があればどんどん取り入れております。米を手洗・浸漬し、

麹やもろみと朝から夜中まで繰り返した対話が米の旨さを引き出していると信じております。

当藏ならではの風味を感じていただけたら幸せです。


(蔵元HPより)