睡龍 純米 涼 20BY
この「涼」は、睡龍 純米のアルコール度数を1度落としたタイプです。
シャープな酸があり、滑らかな旨さがスッと広がります
お燗でも
グイグイ飲めてしまうお酒でした![]()
帯のようなラベルも変わってますよね![]()
【酒造元】 ㈱久保本家酒造 ◆ 奈良県宇陀郡大宇陀町
【杜氏】 加藤 克則
【酵母】 協会9号
【使用米】 五百万石・アキツホ
【精米歩合】 65%
【日本酒度】 +7.0
【酸度】 1.7
【アルコール分】 14.5%
≪㈱久保本家酒造≫
奈良県、桜井市と榛原町の南に位置する大宇陀町にある久保本家酒造。狭い道沿いに、家々が低い軒を並べています。この道沿いは伊勢街道、 熊野街道に通じる交通の要所である。
この地で造り酒屋として三百年の時を重ねてきた酒蔵が久保本家酒造 です。久保本家酒造の始まりは、元禄十五年(1702年)、 久保家の先祖である久保官兵衛が、吉野から大宇陀に移り、酒蔵を 築いたことによる。
大宇陀は水が豊かで、昼夜の気温差が激しく、よい米が取れるという土地柄で酒蔵を営むには良い土台であった。 当時は経済の中心地でもあり、付近には15軒あった造り酒屋も今では2軒のみとなってしまった。
杜氏の加藤さんはもともと建築業界で鉄骨の圧接技師をしていました。その時はすでに結婚して、妻子もいる身で日本酒造りの虜のなっていまい転職しました。 加藤さんが若い頃は主にワインを飲んでいたがあるとき、ある場所で、薬缶に酒を入れて直接火にかけて温めた燗酒を飲まされたのがきっかけだったのです。今までに飲んだことのない美味しさを味わったのです。
その頃に生もとの造りの旨さも知り、徐々に加藤杜氏の中で旨い日本酒の輪郭が明確になってきたそうです。 2008年4月、アメリカの経済紙ウォールストリートジャーナルにも久保本家の生もとづくりが取り上げられています。
日本酒の海外での評価が上がり、日本酒が世界の家庭の食中酒として位置づけられる日も近いのかもしれません。
●大宇陀●
蔵のある大宇陀は、奈良時代、柿本人麻呂が訪れた土地。その地で詠んだ歌は有名です。
『東(ひむがし)の 野にかげろひの 立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ 』
戦国時代には、伊勢本街道と熊野街道が交差する重要な商業拠点となり、1702年久保家酒屋を生業とすることになったそうです。
300余年、様変わりしていく時代の変遷の中で酒造りを守り抜くその姿勢は、受け継がれた訓えのとおり、人が支えてきたのだと思わずにはいられません。
『一年の計は田圃(酒)でせよ。百年の計は山でせよ。それ以上が人でせよ。』
歴史のある蔵だからこそ、酒造りの原点、木もと造りに辿り着くのだと思います。
現代の科学技術を上回る、先の蔵人の経験や感性から生まれる日本酒の味は、格別のものだと言えるのではないでしょか??
