フクラちゃんと同居したことを
周りの人に話すことがある

年配の方は
当たり前やろ みたいな反応

父が亡くなってから
5年も放ったらかしやったから
やっと同居したのか!みたいな感じ

同年代の友人に話すと
「えらいなぁ」ってなる

その「えらいなぁ」には
どんな意味が含まれてるのだろう

いつもお世話になってる
整骨院の先生に話した

フクラちゃんと同居してから
まったく受診できていなかった

「実は 母と同居して なかなか
来れなかったんです」

「なんで!
アホやなぁ ヘルパーやってたんやろ
認知症がどんなものか わかってるんやろ
なんでそんなアホなことするねん!
これからどんどん ひどくなっていくねんぞ
プロに任すのが最善と違うか?」

なんかね
ホッとした

本音で話せる気がした

偉いねぇ
親の面倒は当たり前

そんな風に言われ続けてきたから

偽善者みたいな気がしてきた

相性の悪い
しかも認知症の母と同居する

なんか良いカッコしてるみたいな気がしてきた

奥底にホンマは辛いという気持ちがあるのに
その気持ちを外に出せずに
良い娘を演じてる気がしていた

アホやなぁって言われて
ホッとした

なんか本当にアホなんかもしれない

そんな風に言ってくれて
アホかもしれないけど
これが私や!と思える気がした