久々にきそ知識の更新です('-^*)/
こちらも早くしないと忘れてしまいそうなので・・・
さて、どちらがいいかといいますと結論は出ません
そんな身もふたもないことを・・・
とおっしゃるかもしれませんが毎度これが建築業界の現実なんですよね
相変わらず比較する基準値が存在しないからなんです・・・
ただし一つだけいえることがあります
それは
「集成材はローリスクローリターン、無垢材はハイリスクハイリターン」ということです
それを語る前に
まずは・・・
○無垢材とはなんぞや
いわゆる昔からの柱のことです
一本の木を丸太にしてかんなで削って(今は機械ですが)一本の柱を作ります
一番の強みは歴史があるということです
日本の最古の建物法隆寺だって柱を使って、今だにつぶれていないんだから丈夫だ、という記載も良く見ます
ただし、その頃に集成材はありませんから比較の仕様がありません
次に集成材のように余計な化学物質を使う必要がないので健康的です
詳細は集成材のところで述べます
それからいわゆるいい色合いが出てきます
年月が経つにつれて色が変化していき奥深さが出てきます
機能的にはどうでもいいことでしょうが、やはり木造の日本古来の家を建てるからには重要な要素です
しかし欠点としては材木の種類や品質、乾燥度などによってかなりばらつきが出てしまうことがあげられます
この中でも特に重要なのが乾燥度です(^∇^)
木は生きていますからはじめは多量の水分を含んでいます
これを柱に使うときに乾燥させるわけです
この乾燥をちゃんとしていないと建てた後に水分が蒸発して行き、柱がひび割れたり曲がったりします
また虫がつく原因にもなります
この乾燥には時間と手間がかかるため、安い柱はここを軽視しています
しかし、素人は木の種類などにしか目が行かないためあとでひどい目にあうことがあります
最低でも含水率20%以下、出来れば15%以下が望ましいです
また木の種類として檜を使うか、赤松を使うか、杉を使うかによって代わってきます
また同じ檜でも国産か外国産か、どこの地方のものを使うか、北斜面のものを使うか南斜面のものを使うかで代わってきますし
3.5寸のものをつかうか4寸のものを使うかでも変わってきます
そう、まさにピンからキリまであるんですねえ
正直言って素人が分かるものではありません
よって無垢材を使用する場合は業者を信用するしかありません・・・
次回集成材とは何ぞや
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