以前から考えていたことですが、第三者管理をお願いしてきました
はじめはインターネットで業者を探していたのですが、なにぶん地方のためなかなか来てくれるところがありませんでした
ところがスポーツ仲間に1級建築士がいる事が分かりまして、その方に頼むことができました
もし第三者監理を導入した方いらっしゃれば、アドバイスを頂ければ助かります
(^-^)/
第三者監理のお話をする前に、
最近第三者監理と住宅性能表示を同じように考えていらっしゃる方が多いのにびっくりしました
友達で時々 『家って基礎とか見えないところが大事なので第三者監理を取り入れてん』
という人がいたのですが、よくよく話を聞いてみると実は住宅性能表示制度利用しているという事が何回もありました
というわけで、第三者監理とはなんぞや、という豆知識から書かせて下さいませ(*^.^*)
そんなん、知っているわとか言う人は聞き流しておいてください
○監理とはなんぞや
住宅業界における監理とは、簡単に言えば
『設計図どおり、規格どおり家が建てられているか監視し、是正し、報告すること』です
法律上家を建てる際には必ず一人監理者を配属する必要があります
一条工務店のようにメーカーの場合、建築は下請けにやってもらっています
その下請けがちゃんと家を建てているかを監理するために、監理者は一条工務店の設計士が担当します
個人の設計士に頼む場合にはその設計士自身が普通監理も行います
○第三者管理とはなんぞや
もちろん法律上はこれで事足りるのですが、見ていただいたらお分かりのように所詮身内同士です
しかも、配筋や基礎のコンクリートなどはいっぺん家を建ててしまえば素人には分かりません
一条くらいの大手になれば大丈夫である可能性は高いですが、下請け業者まで信用できるわけではありません
(ちなみにi-smartはユニット工法で工場で大半を作ってくるので、軸組み工法に比べると現場での作業は少なく、建物に関してはあまり心配はないかもしれません)
基礎のコンクリートを例に挙げてみましょう(^∇^)
コンクリートの寿命はコンクリートの質と共に水の配分が重要な要素になります
水の比率が低いほど質は安定し、基礎の寿命は伸びます
また、コンクリートは初めは強アルカリ性ですが、徐々に中性になっていき(中性化)中性になればなるほど周りの金属にサビが来るようになります
しかし、当然いいコンクリートを使うとお金がかかるので業者によっては水の比率を高めたり(昔はよく水を混ぜると言いました)して安くあげることもあります
そうすると初めの10年はそんなに違いはありませんが、20年、30年と経つ間にサビやきたり、傾いたりと差が出てきてしまいます
つまり、こういうところで何かされても始めはきれいな家ですし、隠れてしまうところなので素人には分かりません
そこで、もう一人自分の側から第三者チェックとして一人監理者を置かせてもらうわけです
この方は完全に自分の味方ですので、なんか図面との不都合があれば指摘し、是正してもらえるので安心です
○第三者監理の欠点は
なんせ金がかかります
もし、はじめから最後まで監理をお願いすると何百万とかかってしまう可能性もあります
しかし、そこまでしてもらう必要はありませんので、要所要所だけ監理してもらう方法が一般的です
例えば基礎工事に関しては、地盤補強をしたとき、基礎配筋が完了した時など回数を決めてチェックをするようにしてもらえばもっと少なくて済みます
うちも、具体的に金額まで話をしていませんが10万円から20万円の間でいけるとのことでした
しかし、それでも決して安くはありません
これを高いと取るか、安心して住むための必要経費と取るかは考え方だと思います
続きまして、次回住宅性能表示とは何ぞや
乞うご期待('-^*)/
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