月光のインパクト
今日放送の「題名のない音楽会」は「月の光を名曲で感じる音楽会」。1年で最も月が美しいとされる、中秋の名月に合わせた企画となる🌝ピアニストの務川慧悟さんが、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番「月光」第1楽章、フォーレの「月の光」、ドビュッシーの「月の光」を演奏する。務川さんについてはこれまで、特に贔屓のピアニストというわけではなかったが今回、思いをあらためる。ドスンと低音が効いた、個性的でカッコいい月光だった🌛発表会を前に、務川さんからいいインスピレーションをいただけました続いて、最近のストリートピアノでの出来事をまとめて🎹まだ小学生にしか見えない女の子が、シューベルトのD946ー2を弾いていた。おかめがいつか弾いてみたい曲ランキングの1、2位を争うほど好きな曲だ演奏後、一緒にいたお父さんに話を聞くと、女の子はまだ10歳なのだとか。1歳の時にモンゴルから来日したという🇲🇳遊牧民族らしい、自然でおおらかな音楽的感性を持っていると感じた。別の日の話。発表会の練習を兼ねて、いつものストリートピアノで月光を弾いていたおかめ。すると、白人の中年男性が演奏する私のことをじっと凝視している姿が目に入った。演奏を終えると、その外国人男性が私に近付き「ファンタスティック」と言いながら握手を求めてくるではないか。たどたどしく「Can you play the piano?」と聞くと、「No, I love music」と言うのであった。以前、川崎のストリートピアノで月光を弾いた時も、外国人女性から「素晴らしかったです、ありがとうございます」と声をかけられたことがあった。あらためて、偉大なる名曲の力を実感するおかめなのであった