今年から、コロナ禍の緩和により、
全国的に花火大会が開催されると報道がありました。
私の亡き愛犬は、花火や雷の音を非常に怖がっておりました。
家の中に居れば安心なのに、
花火の「ド~ン」という音がなると怯えてパニックになり、
外に出て逃げて行こうとするところを、
抱いて慰めていました。
抱いていても、花火の音がなるたびに私の腕から逃げようとするのです。
それぐらいに花火や雷の音に、
すごく怯えてパニックになっていました。
犬ちゃんと生活をされていらっしゃる方なら、同じように経験をされていらっしゃると思います。
そして、外に繋がられている犬ちゃんが、
花火の音に、びっくりしてパニックになり、
犬小屋から逃げ出してしまった話しを聞いた事があります。
パニック状態で交通事故に遭って命を落とす事もありえます。
命を落とさなくても家に帰れずに放浪犬となり捕まれば殺処分されてしまいます。
花火は、人間達にとっては、
とても美しく心揺さぶる夏の風物詩ですが、
犬や猫だけではなく、多くの野生動物にとっては、
雷と同じか、それ以上に恐ろしいようです。
✱次の記事から一部、転載します。
※※※一部を転載※※※
鳥への被害
2020年から2021年になる瞬間、イタリアの首都ローマではある市民が個人的に打ち上げ花火を行ったことによって、街中に鳥の死骸が転がるという事態となりました。
死骸のほとんどはムクドリで、花火に驚き一斉に飛び立ったことで窓や電線に衝突したり、お互いにぶつかったりしたことが死因だと考えられています。
※※※転載終わり※※※
✱次の記事は、2010年の記事ですが、
一部を転載します。
※※転載※※※
[リトルロック(米アーカンソー州) 3日 ロイター] 米南部アーカンソー州の町ビービで、昨年12月31日の深夜以降に約5000羽の鳥が路上に落下して死んでおり、州当局は3日、大みそかの花火が原因の可能性もあるとの見解を示した。
※※※転載終わり※※※
✱次の記事も一部を転載します。
※※※転載※※※
(CNN) 英イングランドのブリストルの動物園はこのほど、シマウマの赤ちゃんが地元のお祭りで鳴り響いた花火の音に驚いたのが原因で死んだと報告した。
声明によると、生後8カ月の赤ちゃん「ホープ」は今月4日、花火の音におびえて突然走り出すような行動を示し、飼育場の仕切りの構造物に衝突。検視の結果、衝突の衝撃で即死だったことが判明したという。
※※※転載終わり※※※
動物達は、人間よりも
何倍も聴覚が優れています。
人間が遠くに聞こえる音でも、
動物達にとっては、
花火は耳のそばで聞こえる爆音なのです❗
花火は明るい火の光、そして煙も有害です。
花火が打ち上がるたびに、
野生動物も、怯えパニックになり、逃げまくり道路に出て車に轢かれたりします。
鳥も、上記の記事を一部を転載したように、
花火音でパニックになり、
電線や建物、木にぶつかり負傷し、命を落とします。
花火に当たれば吹き飛ばされて、大火傷をして呼吸困難にもなり命を落とす事もありえます。
花火は、動物の生活を乱し、
動物達を混乱させ、沢山の命を奪う事もあるのです。
ちなみに花火による、
野生動物や魚の大量死は世界各地で起こっているようなのですが、
日本では、聞いた事がありません。
花火大会を止める気配がないから、
動物が被害に遭っている事を隠してるのだと思います。
日本は、動物の事実を隠すのが得意です。
人間の娯楽の為に、
人間が、ただ楽しむ為だけに、
動物達が犠牲になるのは、
私は腑に落ちません。
今年から、全国的に花火大会が開催されるかと思うと
憂鬱です。
皆様も、夏休みの帰省やキャンプや自宅の庭などで、
花火をやられる場合は、
線香花火など音の出ないものにして頂きたいです。
花火音が鳴るものは、
近隣に動物が居たらパニックになります。
花火を終えたら、きちんと火を消し市町村のゴミ分別に従って捨てて下さい。
どうか、言葉が話せない弱い立場の動物達の為に、
出来る事のご協力をお願い致しますm(__)m
動物達の気持ちになって聴いてみて下さい。
✱画像と動画は、お借りしましたm(__)m
ここまで、お読み頂きまして、
どうもありがとうございましたm(__)m