センザンコウという動物
ご存知ですか?
穿山甲(センザンコウ〉は哺乳類の動物です。
爬虫類に思われますが、
哺乳類では珍しくウロコのある動物です。
センザンコウは、全身に約300枚ほどのウロコがあり、
ウロコは、とても鋭く身体を守る他、
尾のウロコは武器にもなります。
ただ、お腹が弱点のため、
何かあると、可愛く丸まります。
センザンコウは、ウロコが魅力です。
センザンコウは、
30~85センチ程の大きさの動物ですが、
主食はアリです。アリ塚にひそむ虫を食べるため、種類によっては体長よりも長い舌を持っています。
このセンザンコウ、日本ではあまり有名ではないかもしれませんが、
このセンザンコウ、日本ではあまり有名ではないかもしれませんが、
実は『世界で一番密猟されている』とも言われている哺乳動物です。
アジアとアフリカに分布する
アジアとアフリカに分布する
8種全てが絶滅の危機にあります。
密猟の原因は、珍しい伝統薬の原料として珍重されるウロコと
密猟の原因は、珍しい伝統薬の原料として珍重されるウロコと
皮も革製品に利用されるほか、肉が食用にもされています。
このウロコが中国で伝統薬の原料として、
センザンコウは殺されます。
科学的な根拠がないものの、
ウロコには、さまざまな治癒効果があると言われており、
主に中国、そしてベトナムで伝統薬として利用されています。
日本では、センザンコウの食用肉は輸入されていないようですが、
センザンコウの革製品として
バッグや靴が
日本でも売られています。
次の写真は、インドネシアで 密猟の為に5トンもセンザンコウが冷凍保存されていたものです。
5トンも密猟の為に乱獲され
冷凍保存されていたセンザンコウの
詳しくは、ひかたまさんの記事を
ご覧下さい。
↓↓
人の欲望を満たす為だけに、
身体のウロコを奪う為だけに、
センザンコウは殺され続けて、
いくつかの種は絶滅してしまっています。
密猟と聞くと、象牙やサイが有名ですが、
センザンコウは、
世界一多く密猟されている事を知らない人の方が多いのではないかと思います。
人間の欲で、乱獲しまくり、
絶滅危惧種に指定されたセンザンコウは、
新型コロナウィルスの感染源の原因ではないかと言っている研究者達がいるようです。
↓↓
人間の為の欲望で殺しまくり、
今度は新型コロナウィルス関連の悪者扱いにして敵視し、
どこまで、人間は勝手なのでしょうか。
センザンコウは、何も悪くない❗
悪いのは人間です❗
人間が一番の弱い者いじめです❗
動物を殺した伝統薬や、
革製品がなくても、肉にして食べなくても
人は他の方法で生きて行けるのです。
✱画像をお借りしましたm(__)m
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