6月12日(日)
私の趣味のひとつ、美術館めぐり
公用車は使ってませーん
さて♪
5月、
東京で開催された伊藤若冲の絵画展、
最高五時間待ちと大変話題になりました
友達やブログ仲間さんらの観覧苦労話をたくさん聞いたので
残念ながら
足を運ぶ勇気がなかった私
なぜ
そんなに評価の高かった展覧会を見落としたのか、非常に悔しい~
ところがなんと
それからすぐに近所で若冲作品に会えるとは思いませんでした
すごくレアで
面白い展覧会に行って来たんです
我が地元の柏市民ギャラリーが
新装開館したことを記念した
『摘水軒記念文化振興財団コレクション展』です(長っ!笑)
地元の名士が開いていた『摘翠軒』という私塾に集った文人墨客のコレクションなんですって
記念展示なので
入場無料
情報通を自負する私でも気付かない程、
殆ど口コミだけの宣伝しかされてないのがもったいない!
素敵な作品が並んでいたので
大興奮でした
展示は
1ヶ月間、
前期5月は‘肉筆浮世絵’で
六大浮世絵師と称される
葛飾北斎、喜多川歌麿、鈴木春信、歌川広重、東州斎写楽、鳥居清長の作品を中心に美人画など34点
(左から春信、清長、広重、歌麿)
後期6月は‘花鳥動物画’
葛飾北斎、円山応挙、狩野探幽、岡本秋暉など33点
(左から伊藤若冲、岡本秋暉)
(酒井抱一・牡丹獅子図)
実は
六大浮世絵師の作品全て揃い踏みで所属し展示できる施設って
この財団の他は
アメリカのボストン美術館のみなんですって…
知らなかった…
前後期両方しっかりと行きました
何だか凄いことなのに、
密かに観せて頂けて、とてもお得な気分です
上の看板も
展示会場前にしか飾ってなくて、
会場の外にも
何の案内もない、ちょっとしたミステリーツアー
同じく絵画好きな友人に誘われるまで
この展示があること知らなかったんです…
ひっそりと行われてました
でも
口コミの力って凄いですね
会場に足を踏み入れてみれば
ひっきりなしに来場者は現れて
思わぬお宝鑑賞に
みんな感激してました
先週の広重展といい、
貴重なコレクションをタダで2つも観られたことが何より感激です
人ごみや大音量が苦手な私にとっては
心静かになれる楽しみのひとつ
毎日お天気とにらめっこの梅雨時
暑くなりましたので
皆さんご自愛下さいね
良い週末を