前回のお話(その2)


たまに調子がいい時は、友人に誘われて遊びに行くこともあったが、いい状態は長くは続かなかった。




体調の不安定さと自己否定、

人付き合いで無意識に過剰に気を遣い体調を崩す、

周囲との比較し自責の念に駆られる、

周囲の不理解に嘆き苛立つ(僕の説明不足も含めて)、、、





ありとあらゆるネガティブな要素を全身で感じ取っていた。




俺の何が悪いんだ。

そんなことやっても無駄だ。

なんでわかってくれないんだ。

どうせ誰もわかってくれない。

何で俺だけこうなんだ。





そんなこころの声でいっぱいだった。





誰が悪いわけでもない。今ならそれがわかる。





一つ言えることがあるとすれば、僕はあまりにも無知だった。




学力とか知識だけのことではない。




「生きる」ということについて知らなすぎた。




「人の中で」生きる、ということも。




自分の身体が、口からとり入れたものでできているということ。




この世の中は、ありとあらゆる人やモノ、目に見えない存在のおかげで成り立っている、生かされているということ。




自分の発する言葉(こころの声も含めて)でできているということ。




頭ではなく体感として、実際に感じる経験をして、今は随分わかるようになった。




当時は苦しい想いをしても、信頼して安心のなかで全てのことを話せる人がいなかった。





「どうせ誰も最後まで聴いてくれない」と諦めていた。




知ろうともせず、話して気づこうともしなかった。



必ず自分の中にある。




わからない答えも、回復する生命力も。



誰かが言った事ではなく、自分が発した言葉の中に。



自分には自分の歩んできた道があって、今の自分がある。



これからどうすればいいのかわからずとも、感じた思いの中から、見えてくるものがある。




自分の心地よさを知って、小さな一歩を踏み出す。



「風が気持ちよくて、歩いてみたら楽になった」




一歩とは、そんな些細な経験の積み重ね。



いつのまにか、動ける範囲が広がり、こころも身体も軽くなる。





それで自然のありがたさに気づくこともある。





そして、今、僕は生きている。





生かされている。





幸せはあなたのすぐそばに🍀



天地人に感謝

生かされている事に感謝



気づきは日々の生活と惟神カードから^_^