良くなりかけたかにみえた風邪が長引いている。
風邪をひいたまま、仕事だけは休まず行っている。
今は、正直、横になってボーッとしていたい。
しかし、朝、なんとか目を覚まし、足を引きずるようにして動き始めると、休まず行くことを選択する。
そうやって、ここ10日間ほどは過ごしている。
それでもなんとか生きている。
全く動けないというわけではない。
食事も食べられるし、温かい風呂にも入れるし、雨風しのぐ寝る家もある。
仕事も以前のように夜中になることもなく、早朝からということもない。
いまは、何も考えたくないし、何もしたくないし、人と積極的に会おうと思えない。
そのような状態にあっても、「変わらず」生活できていることに、ありがたいなぁ、と思う。
身体の不調はいつ完全に治る、というのはわからない。
明日、すっきり治るかもしれないし、死ぬまで付き合っていかないといけないかもしれない。
調子が悪くなければ、人にも会えるし旅行にも行ける。
僕は色々な人々や環境やあらゆるものによって生かされている。
何一つとして僕一人の力だけで生きていけるわけではない。
僕は生かされていることを知ってから、本当の生命のありがたさがわかってきたように思う。
それまでは、自分に辛いことがあると人と比較して、
「どうして自分だけがこんな辛い思いをしなきゃいけないんだ」
と自分の不幸を呪っていた。
人を羨み、親を恨み、自分を責めて、苦痛から逃れることばかり考えていた。
一瞬一瞬の積み重ね、日々の生き方が自分の「いま」を創り出している。
その「いま」の積み重ねの先に未来の自分がいる。
だから「いま」がどんなにつらくても、過去を恨まず、人を憎まず、自分の身体を責めることなく、目の前の「生」のありがたさに気づき、未来はよくなるしかないと信じて、一つずつできるだけ大切に生きるのだ。
支えていただいて、
助けていただいて、
見守っていただいて、僕がいる。
ありがたいことしかない。
ありがたいことしか起きない。
だから僕は生きていけるのだ。
幸せはあなたのすぐそばに🍀
天地人に感謝
生かされていることを感謝