ブログ書くのをサボって、毎日二胡やラブフルートであそんでいたら、思いがけなく、アンティークグリーンさんから、親バカフォトバトンが回ってきました。
しかし、二胡プロの診立てによると、皮が少し劣化しているとのこと。
子育て中は、けっこうな親バカだったはずなのですが、季節は流れ…
…今の私には、あの夏の暑さは思い出せません。
そこで
今いちばんアツくなっている二胡、その中でも、今いちばん夢中になっている胡の、親バカ写真をお目にかけることに致しました。
私の二胡は4把とも男性で、ちゃんと名前もついています。
名前はナイショですが、それぞれに個性があって、まるで恋人のよう!
楽器はどれもそうなのでしょうが、二胡という楽器は特に、パートナーシップが強固になるように思います。
ところが
二胡が増えるにつれて、よく弾く胡とあまり弾かない胡ができてきます。
そう。まるで大奥のように!
この胡は先月まで、ほとんど弾かれない、飽きられた正妻(夫)のような存在でした。
たまに弾いてみても
↓
音色が安定せず、しょっちゅうキンキンうるさくなるので
↓
弾きこむところまでゆかずにしまい込む。
↓
新しい側室(胡)の局(ケース)をノックする。
といった流れになりがちで。
でもね。
浮気なサガの殿方と違って、ちかぷもオンナの端くれ、その状態はやはり、ナントナク心苦しいものだったのです。
とうてい、将軍さまや光源氏にはなれません。
そこで先月、二胡友の助言もあって、キンキン音を改善すべく、調整に出すことにしたのです。
原因がわかれば、これから自分で調整もできますし、二胡の命をちゃんと生かせると思って。
そうしたら、なんと!
気づかないうちに、彼にはヒビが入っておったのです。
原因を考えてみたところ…
もう8年も前。
レッスンにいくため、この胡を背負って自転車で駅に向かっているときに、クルマに引っ掛けられて自転車から落ちるという事故に遭ったのでした。
二胡を守って落ちたので、お尻のアザはすごいものでしたが、二胡は無事(だったハズ)でした。
少しでも傷があれば補償してもらえるときいて、師匠によくよく検分していただいたのに!
その時いただいた示談金、娘を大学に入学させた年の5月とあって、いちばんお金のない時で、じつのところずいぶん助かったのでした。
が!
二胡には、やはり目に見えないくらいの傷があったのですね。
弾くたびに振動が加わって、だんだんヒビが大きくなっていき、音色が不安定になっていたのでしょう。
10日ほどの旅だったのですが。
待って待って、帰った彼を懐かしい思いで手にしました。
丁寧に傷を直した上に、軸が硬めだったのもスムーズに動くようにしてくださっていました。
そこで!
…思い切って
二泉弦を張ってみました。
こうすれば、低めの音をカバーする、二泉胡として使えると、どなたかのブログで読んだことがあったので。
生まれ変わった彼は低音の魅力!
シビレます✨✨
これで弾けるかな?!憧れの二泉映月!
探したけれど家には楽譜が無かったので、カラオケ伴奏のついたCD付きのを買いました。
ということで…
子どもとも恋人ともつかない二胡たちへの、ちょっとハズレた「親バカちゃんりん」に
おつきあいいただいてありがとうございました。
次のバトンは、曽孫さんが生まれたばかり、新米大ジィジほやほやの、花月先生にお渡ししたいと思います。
よろしければ、思いきり曽孫ちゃん写真をアップして、皆さんにお福分けをしてくださいませ!
バトンのルール
①親バカでも、子供だけとは限らない
姪、甥、孫、ペットと愛しい相手ならOK
②写真は2〜3枚程度 それ以上でもOK
③次のバトンを渡す人を2〜3人指名
④苦手な人はスルーしてもOK
⑤#2018親バカフォトバトンリレーのハッシュタグをつける